今年は強い霜や凍結で。お茶畑にも、たくさんの被害が出たそうです。
それでも、新芽が出そろい、お茶畑が萌葱色に染まってきました。
静岡に住んでいて。私が一番好きな季節がやってきました
萌黄色の茶畑と遠くに富士山。そして初カツオ
二番茶も三番茶も。芽吹きの様は見られるのですが。
やっぱり、冬を越した新芽の色鮮やかさには、いつも心がウキウキしちゃいます
母方の実家には、たくさんの茶畑があって。この季節はいつも大忙し。
ゴールデンウイークに遊びに行くなんて、考えたコトありませんでした。
当時、祖父は「新茶は手摘み」にこだわっていて。
母を含め、親戚一同がお茶摘み。露が乾くのを見計らって、いっせいに茶畑に繰り出します。
中学生になると、母から。
「明日は15人くらいで摘むから、昼の休憩はウチだから、カレーを作りなさい。」と指示され。
家庭科でしか料理をしたコトのない私に、ドサっと材料が渡され
「え~!そんなに作れない。作り方もわからん」と言ったら・・・。
「カレーの箱に書いてあるでしょ」と言い切られ
ほぼ、料理ド素人の私が、一人奮闘してカレーを大鍋いっぱい作ったり
ある日は、大きなカボチャをドンと置かれ。
「これ、煮といて!」
「え~! 味は?」
「アンタ。いつも食べてる味だわ」
・・・という。いきなり「本番」という料理当番をさせられていました
今思うと、すごい教育方針ですよね
私が作った料理でも、お茶摘みはお腹も空くので。
親戚のおばちゃん達も、よく食べてくれ。
「これは、もうちょっと、砂糖を足せ」とか。
「煮物の水加減は、こうだ・・・。」とか。
ここで習ったコトは、その後の一人暮らしに、ずいぶんと役にたちました。
高校生になると。今度は、私もお茶摘み部隊に参加
でも、これは「強制参加」ではなくて。
「日当1万円」に惹かれての自己志願
でも。おばちゃん達みたいに手際よくは摘めないから、なかなかお呼びがかからなくって。
おじいちゃんに無理無理頼んで、働かせてもらいました。
お茶摘みを1日もすれば、親指とひとさし指は、茶のタンニンで真っ黒に染まります。
畑も斜面だったり、池の横だったり・・・カゴも重いし。摘み残しがあると怒られるし・・・。
でも。「いちまんえん」の魅力が大きくてねぇ~
おじいちゃんも、私の半人前ぶりは大目に見てくれて、ちゃんとお給料くれました
おじいちゃんが亡くなってからは、機械で刈るようになってしまったので。
そんな時代は、宝物だったなぁ~って思います
そんなこんなで。お茶には小さな頃から馴染みが深いのですが。
意外にも。お茶を美味しいと思ったのは、結婚して地元を離れてからでした。
写真のお茶の新芽は、手があまりいれられてない・・・結果の無農薬のお茶の木なので
ちょっと生育が悪いですが。
霜や凍結被害の跡を残しながらも。健気に天に向かって伸び上がっています
新茶の小さな袋を頂きました。今年のお味が楽しみです
それでも、新芽が出そろい、お茶畑が萌葱色に染まってきました。
静岡に住んでいて。私が一番好きな季節がやってきました
萌黄色の茶畑と遠くに富士山。そして初カツオ
二番茶も三番茶も。芽吹きの様は見られるのですが。
やっぱり、冬を越した新芽の色鮮やかさには、いつも心がウキウキしちゃいます
母方の実家には、たくさんの茶畑があって。この季節はいつも大忙し。
ゴールデンウイークに遊びに行くなんて、考えたコトありませんでした。
当時、祖父は「新茶は手摘み」にこだわっていて。
母を含め、親戚一同がお茶摘み。露が乾くのを見計らって、いっせいに茶畑に繰り出します。
中学生になると、母から。
「明日は15人くらいで摘むから、昼の休憩はウチだから、カレーを作りなさい。」と指示され。
家庭科でしか料理をしたコトのない私に、ドサっと材料が渡され
「え~!そんなに作れない。作り方もわからん」と言ったら・・・。
「カレーの箱に書いてあるでしょ」と言い切られ
ほぼ、料理ド素人の私が、一人奮闘してカレーを大鍋いっぱい作ったり
ある日は、大きなカボチャをドンと置かれ。
「これ、煮といて!」
「え~! 味は?」
「アンタ。いつも食べてる味だわ」
・・・という。いきなり「本番」という料理当番をさせられていました
今思うと、すごい教育方針ですよね
私が作った料理でも、お茶摘みはお腹も空くので。
親戚のおばちゃん達も、よく食べてくれ。
「これは、もうちょっと、砂糖を足せ」とか。
「煮物の水加減は、こうだ・・・。」とか。
ここで習ったコトは、その後の一人暮らしに、ずいぶんと役にたちました。
高校生になると。今度は、私もお茶摘み部隊に参加
でも、これは「強制参加」ではなくて。
「日当1万円」に惹かれての自己志願
でも。おばちゃん達みたいに手際よくは摘めないから、なかなかお呼びがかからなくって。
おじいちゃんに無理無理頼んで、働かせてもらいました。
お茶摘みを1日もすれば、親指とひとさし指は、茶のタンニンで真っ黒に染まります。
畑も斜面だったり、池の横だったり・・・カゴも重いし。摘み残しがあると怒られるし・・・。
でも。「いちまんえん」の魅力が大きくてねぇ~
おじいちゃんも、私の半人前ぶりは大目に見てくれて、ちゃんとお給料くれました
おじいちゃんが亡くなってからは、機械で刈るようになってしまったので。
そんな時代は、宝物だったなぁ~って思います
そんなこんなで。お茶には小さな頃から馴染みが深いのですが。
意外にも。お茶を美味しいと思ったのは、結婚して地元を離れてからでした。
写真のお茶の新芽は、手があまりいれられてない・・・結果の無農薬のお茶の木なので
ちょっと生育が悪いですが。
霜や凍結被害の跡を残しながらも。健気に天に向かって伸び上がっています
新茶の小さな袋を頂きました。今年のお味が楽しみです
旦那さん。良くなられて、よかったですね♪
札幌かぁ~。時々、静岡空港からチャーター便が出てるみたいなんで、いつか、行ってみたいな。
味わいは2番茶の方が美味しい・・・とじいちゃんは言ってましたが。新茶は、独特の色と香りがあるんです。やっぱ「冬に勝った!」って感じなのかな(笑)
お茶は品物にもよりますが、管理と淹れ方で、同じお茶でも、ずいぶん味が変わるんで。
奥が深いなぁ~って思いますよ。
正直、よく知らないんですけどね(汗)
いい風が吹いてます♪