にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

米で生放送中に銃撃-それでもアメリカが銃規制に踏み切れない本当の理由

2015年08月27日 | 雅無乱日記

またアメリカで銃撃事件

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2015082702000114.html?ref=rank

犠牲となられた方々のご冥福をお祈りいたします。

 

最近ではこんな事件もあったなぁ…

「米高校で銃撃、1人死亡 発砲生徒も自殺」

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014102501001171.html

 

http://www.j-cast.com/tv/2013/05/07174478.html

>アメリカ・ケンタッキー州で4月30日(2013年)、5歳の兄が2歳の妹を誤射し死亡させたのに続いて、フロリダ州では5月4日に13歳の兄が誤射して6歳の妹が重傷を負った。ケンタッキーの事故で使われたのは子供用ライフル銃だった。大手スーパーなどで当たり前に売られているというから、アメリカの銃社会はあまりにも異常だ。

>米国では4月、幼い子どもによる銃の誤射事件が相次いだ。テネシー州では4歳の男児が48歳の女性を死なせたほか、ニュージャージー州では6歳の男児が4歳の友人の頭を撃って死なせている。

しかし、誕生日のプレゼントでもらった本物の銃で妹を殺してしまうとは…

アメリカはさすがに、そろそろまじめに銃規制をやった方がいいんじゃないか、という気がする。

でも、圧力団体のせいでまたもやそんな議論はお流れになるんだろうな…

この事件で、マイケルムーアーの『ボウリング・フォー・コロンバイン』をまた思い出してしまった。

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     ↑ ついったー


マイケル・ムーアー監督の映画“ボウリング・フォー・コロンバン”http://www.gaga.ne.jp/bowling/top.html)。

これは現代アメリカ社会の病理の一端が見えてくる、実に考えさせられる映画だ。もう古い映画になってしまったが。

アメリカでは毎年10,000人以上が銃によって殺されている。それは「なんでだろう?」、がこの映画のテーマ。

(↑クリック。このニコニコ動画を見れば、アメリカの歴史の本質が分かる^^;)

そもそも、原住民のほとんどを虐殺して建国されたアメリカ。

虐殺して住み着いた連中は、復讐が怖くて銃で武装しないと恐怖から逃れられなかった。

そして、強制的にアフリカから黒人を連れてきて奴隷として使役する。

この黒人の怒りによる反逆も怖いから、当然武装する。

自分たちが歴史的に行ってきた数々の虐殺による復讐が怖くて、銃を手元に置いておかないと、おちおち眠ることもできない。だからアメリカでは銃規制ができないのだ…。

アメリカが、もともと住んでいた人々のほとんどを虐殺することによって建国された国家であること。黒人をアフリカから強制連行して奴隷として使役してその労働力を搾取して発展して行ったこと。そして、自分たちが虐げて甘い汁を吸ってきた連中が、自分たちにいつ復讐するかわからない、という恐怖が刻印されていること。

これを前提に考えると、その後の現在のアメリカの異常な価値観や行動の理由が少しは理解できる。

この映画に、第二次世界大戦後のアメリカの虐殺史を映像とともに振り返るシーンがある(バックにかかっているのはなぜかルイ・アームストロングの“この素晴らしき世界”。うーん、エエ曲や)。以下に引用してみたい。

1953年
米、イラン モサデク政権を転覆。国外に逃げていたパーレヴィ国王を傀儡として据えて独裁政権樹立を支援

1954年
グアテマラの民主政権を転覆。その混乱の中20万人を殺害

1963年
南ヴェトナムのディエム大統領の暗殺を支援

1963~1975
米軍は空爆などで東南アジア全域で民間人を含む計400万人を殺害(注①)。


注①:枯葉剤などの有毒除草剤が、何百万ヘクタールもの農地や森を破壊するために使用された。村々は徹底的に焼き尽くされ、住民は虐殺された。ヴェトナムだけで約200万人が死亡。そのほとんどが、米軍の北爆や銃撃での民間人の死亡者といわれている。

1973年
チリで軍事クーデターを支援。民主派のアジェンデ大統領を暗殺。
ビノチェト独裁政権を支援し、約5000人のチリ民間人を殺害

http://blog.goo.ne.jp/nanbanandeya/e/4dd328538683b42edecf92d30fea4552

1977年
エルサルバドルの軍指導者を支援し、7万人の民間人と4人の米国人尼僧を殺害

1980年
対ソ連政索でビン・ラディンなどムジャヒディンを教育・武器援助。CIAを通じて30億ドルの資金を提供。

1981年
コントラ支援(注②)


注②:1979年、米が支援していたニカラグアの独裁政権(ソモサ政権)が市民の革命によって倒され、共産主義のサンディニエスタ新政権が樹立された。その後、米政府はCIAを通じてソモサ残党を組織し資金と武器を供与、ニカラグアに送り返した。彼らソモサ残党は、“コントラ・レボルシオン”を名乗り、市民への掠奪・虐殺の限りを尽くした。米政府はそれを支援した(コントラへ援助した資金の出所は、レーガン政権がイランに対して武器を違法売却して得ていたことが後に明らかになった)。

1982年
対イラン政策のため、フセインに数十億ドルを供与。

1982~1983年
レバノン内戦に米軍が直接介入。イスラエルと右翼のファランジ軍を支援(彼らは約2000人のパレスチナ人を虐殺)。

1983年
対イラク政策のため、イランに武器を秘密供与。

1986年
ドイツで起こった米兵に対する爆弾攻撃事件の犯人はリビアのテロリストとして、リビアのトリポリを爆撃。無実の100人の市民が虐殺される。(後にアメリカは、その事件にリビアは責任がないということを認めた)

1989年
CIA兼パナマ大統領ノリエガが米政府に反発。彼の逮捕のため2万5000人の米兵をパナマに送り込む。その軍事介入によって約3000人が殺害(うち、パナマ兵50人、米兵26人、残り2千数百人は全て民間人。殺戮された民間人のほとんどは、ゴミ袋に詰められ秘密裏に集団墓地に埋められた。)

1990年
米国から援助された武器を使って、イラクがクウェートに侵攻。

1991年
米がイラクを攻撃。イラク人の死者15万人(注③)。クウェートの独裁者を復権させる。


注③:米軍はこの時、様々なハイテク兵器の実験を(実際の戦場で)行っている。バグダッド・バスラなどの爆撃で数千人の民間人が虐殺。戦後も、米軍が用いた劣化ウラン弾、米軍の徹底したインフラ破壊、さらには米政府主導の経済制裁により、イラクは荒廃。ユニセフの推計によると、食糧不足や医薬品の不足による死者が毎月7500人、10年間で計100万人を超えるイラク人が死に至った(うち子供は50万人以上←国連の推計)

1998年
スーダンの「武器工場」を爆撃するが、誤爆。実はそこは単なる「薬品工場(アスピリン工場)」だった。

2001年~
アフガニスタンに空爆開始(注④)。


注④:現在も時折空爆を行っており、先日も民間人の死傷者が多数出ている。『アメリカはアフガニスタンで何人の人々を殺したのか!?』ニューハンプシャー大学のマーク・ヘロルド教授によると、アフガン空爆による死者の数を世界のマスメディアの報告から推計、3,000人~3,400人が殺されたと結論づけている。が、実際はその2倍から3倍と考えられている。

なお、米軍が公式にアフガニスタンでの誤爆を確認した例は数件にすぎないが、米ロサンゼルス・タイムズ紙によると、空爆が継続して行われた2001年10月から2002年2月末までに、市民が死傷した誤爆事件は計194件起き、死者数は1067人から1201人に上る


2002年~
米英軍イラクを攻撃(注⑤)


注⑤:今回のイラク戦争で亡くなった民間人の数を、随時集計しているウェブサイトうちの一つ(http://www.iraqbodycount.net/)によると、2007年8月28日現在で最大77,272人が犠牲になっているようだ。

2000.9.11
ビンラディンが(注⑦)約3000人を殺害(注⑥)。


注⑥:>ニューヨークのテロ犠牲者は、テロ直後から、5,000人、6,000人という数が連日報道されこれがアメリカの「報復戦争」への熱を煽った。そして、すでに10月半ばにはこのような数はおよそ現実的ではなく、2千数百人という数が妥当であるという論調が相次いだにもかかわらず、ニューヨーク市は5,000人という数を公式発表として流し続け、「プライバシーの尊重」「正確さを期すため」と称し反論に耳を貸さなかった。(中略)そしてタリバン政権の崩壊がほぼ確定的になってはじめて、テロ犠牲者数は大幅に下方修正された(http://www.jca.apc.org/stopUSwar/Afghan/pamphlet_afghan_summary.htm)。

注⑦:なお、このテロ自体、米政府の自作自演であるという説も存在する(ルース・チェインジⅡ日本語字幕版(必見!)→http://www.asyura2.com/07/war95/msg/246.html)。

 


こうして見ると、実は世界最大のテロ国家はアメリカである、という事実が見えてくる。

アメリカは建国後235年のうち、何と214年の間戦争し続けている国。

国土そのものもインディアンから取り上げたものだし、その後も戦争を繰り返しては国土を拡張してきた。

復讐がコワくて銃を手放せない…

…しかし、子どもさえもなのか?こんな事件が起こってさえもなのか?

息子の5歳の誕生日に銃を買ってやり、その本人も枕元に銃を置いてしか安心して眠ることもできない…としたら、そんな人々は軽蔑をこえて哀れである。

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