にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

「集団的自衛権」の容認は日本をアメリカの走狗にするだけである

2015年02月02日 | 雅無乱日記
後藤さんが(おそらく)殺害され、日本にますますきな臭さが充満してきた。
(っていうか、全部シナリオ通りってことか? 自作自演の匂いがぷんぷんする
 救出には手を尽くさず、殺されたと分かったとたん鼻息が荒くなるのがますます怪しい。)
 
>安倍晋三首相は2日午前の参院予算委員会で、集団的自衛権を行使する際に地理的制約を設ける必要はないとの認識を表明した。「地理的にどこだからそれが当てはまらない、近くだから当てはまるということではないと思っている」と述べた。
 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020201001464.html (東京web)
 
と、首相もこんなことを言い始めている。どこに派遣するつもりなんでしょうか?
 
>安倍晋三首相は2日、同盟国による先制攻撃をきっかけに生じた事態でも、武力行使の新3要件を満たせば日本の集団的自衛権行使を排除しないとの認識を示した。
 
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015020201001464.html (東京web)
 
要するに、「アメリカが勝手に売って起こった喧嘩も、日本はすすんで買いますよ」と言ってるわけやね?
 
どこまで奴隷なんですか…
 
2014-07-01 の記事を再掲。
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あれよあれよという間に「集団的自衛権」行使の閣議決定がなされてしまった。
 
もう8年も前になるが、この話題についての当ブログの2006年09月04日 | の記事を再掲しておきたい。
 
「こんな話をまともに議論するのは(当時の)ネトウヨだけだ」「こんなあほな妄想につきあっていられるか」と当時は軽く考えていたが、こんな代物が本気で議論される日が来ようとは……

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“安倍官房長官「改憲」を強調”
安倍晋三官房長官は22日、横浜市で開かれた自民党北関東・南関東ブロック合同大会で、総裁選の政権構想の骨格を明らかにした。外交、安全保障政策の強化に向け、米国家安全保障会議(NSC)のような組織を創設、安保担当の首相補佐官を任命する方針を表明。憲法改正を政治日程に乗せる考えを強調し、これまでの政府解釈を変更して集団的自衛権行使を容認することも模索する意向を記者団に示した。

“米国家安全保障会議(NSC)のような組織を創設、安保担当の首相補佐官を任命する…日本版CIAの創設か…などツッコミ所満載だが、今回は“集団的自衛権行使を容認”について。

「集団的自衛権」というのは何かご存知だろうか。これは「同盟国に対する攻撃を自国に対する攻撃と見なし、反撃に出られるとする権利」ということらしい。

要するに、アメリカがその世界各国への暴虐への復讐として攻撃を受けた場合でも、日本の自衛隊がアメリカに加勢する、ということである。
 
世界中に恨まれて攻撃されるのは彼らの自業自得であって、われわれ日本人はまったく関係ない…と言いたいところだが、安倍氏はこれを承諾しようという、属米忠犬ぶりを発揮して見せているわけである。さすがはポスト小泉である。

「アーミテージ・レポート」 (井草氏http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=600&t=6&k=0&m=100425 fromるいネット)を 改めて見てほしいのだが、アメリカは自国の軍の出費や損害を抑える為に、自分たちのテロとの戦いや中国・ロシアへの防波堤として、体よく日本を利用しているとしか考えられない。

この時期に、集団的自衛権を容認するということは、日本の自衛軍がアメリカの走狗になって世界中に出かけていって、アメリカの代わりに人殺しをし、殺され、多大な損害を被り、莫大な出費をすることを容認する、ということを意味する。

しかし、安倍など属米政治家や彼らに利用されているネトウヨの方々は、こんなふうに問題をスリ替えている。

>自分もほんとうは平和を望んでいる。でも、武力をもってでも守らなければならないものがある。
>だから、軍隊が必要。憲法を改正して、日本も軍隊を持つべき。


いや、ちょっと待って欲しい。

>軍事費世界第1位は軍事大国アメリカ。日本も自衛力という建て前ながら、軍事費第3位と、世界有数の軍事力を持つ。(http://www.jica.go.jp/world/issues/sonota02.html

>イギリスとフランスの間ぐらいの規模の兵力を持っている(http://tanakanews.com/e0817Japan.htm


とあるように、日本は(どう呼ぶかは置いといて)かなりの軍事力を既に持っている。自覚は無いのかもしれないが、周辺諸国にとっては充分な脅威と映っているのである。

もう1つ、大きな勘違いがある。

>軍隊は、国民を守るものではありません。http://623.blog9.fc2.com/blog-entry-109.html「ムックの日記」より)

軍隊は、どうやら“国体”という抽象的なものを守るものであって、国民を守るものではないらしい。実際、過去の歴史においては、

>沖縄戦では、住民が足手まといや、食糧不足の要因にもなるということで、日本軍によって大量に殺害されました。野戦病院にも民間人は入れてもらえませんでした。
(中略)
>1977年の米軍戦闘機墜落事故の際に自衛隊は、墜落地の横浜市民の犠牲者を無視し、米軍乗務員を救出しただけでした。
>2003年にはアメリカの原子力潜水艦が日本の高校生の乗った実習船「えひめ丸」に衝突し、9名が亡くなりましたが、潜水艦乗組員が高校生を救出することはしませんでした。(http://www.magazine9.jp/juku/006/index.htmlより)


それだけではなく、国家を権力で統合するため、すなわち国民を脅して従わせるために、自国の軍が国民そのものに銃を向ける、ということも世界各国で頻繁に行なわれており、現在もなされている
 
能天気に「軍はボクたち一般市民を守ってくれるんだ。だから必要なんだ」と言っているのは、歴史を知らない実にオメデタイ人ということになる。

しかも、日本は既に十分すぎる兵力を持っていて、その維持に多大な金を遣っているのにも関わらず「日本は、軍隊を持つべきか、持たざるべきか」という実にナンセンスな二者択一の形で思考のフレームを固定しておいて、「軍隊を持つべきじゃない、っていってる人は、周りが攻めてきたらだまって殺されろというのか!」と畳み掛ける。実質的軍隊ならもう十分持ってるっちゅうねん。そういう問題の立て方そのものが、すでに属米詭弁家たちの十八番であって、上で見てきたように現実とまったく整合していないことは明らかだろう。

仮に、現在の強大な兵力の自衛隊が「軍」と呼ばれるようになったとしても、世界の警察を気取るアメリカの走狗となって世界中で燃え盛る反米の炎を、ご主人様の代わりにせっせと消してまわる、という無意味で時代に逆行する役割を負わされるだけである自分たちの代わりに金を出し、アメリカが敵とする連中と戦って死んでくれる「黄色い猿」をアメリカ様は歓迎するだろうが、永遠に使い捨ての道具としか見なさないだろう。

「日本を守るためならボクも闘う!」なんていっている若者は多いそうだが、心情的には分からなくもない。アメリカに押し付けられたに過ぎない欺瞞だらけの平和憲法なんてクソくらえだし、現状の実質アメリカの植民地じゃなく、自国の軍隊を持って人間としての最低限のプライドも取り戻したい!という気持はよ~くわかる。でも、そういう感情論で突き進んだ結果が、結局「アメリカの犬」じゃぁしゃーないやろと言いたいのである。

「集団的自衛権」なるものが容認されれば、イラクやアフガンで米軍のパシリをさせられる程度では済まなくなる「代わりに行ってヒズボラの武装解除して来い」とか、もしイランへの侵略戦争が始まれば「テヘランに無差別空爆して来い」とかとさらなるゴムタイを言い出すに決まっている。「軍」になったら、アメリカ経由で日本に下りてくるどんな理不尽な命令も、上官の命令ならきかなあかんのですよ。

本当の愛国者なら、ノせられ煽られて「嫌韓反中!」なんてイキって叫んでたら、すっかりアメリカのハチ公にされてた…なんてことにだけはならないようにくれぐれも注意してほしい。

「愛国者」のふりをして、その実態は「売国奴」という連中が政権内に大勢いるようだ(反米ウヨクなら支持するぞ私は)。

というわけで、こんなアホなことを、人々を騙して容認させようとする安倍をはじめ属米政治家や従米勢力には、断固として「NO」を突きつけなくてはならない。
 
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