にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

久間防衛長官の真意はどこにあったのか?

2007年07月04日 | 雅無乱日記
みなさん、7月3日の各紙夕刊のトップの、あのさわやかな表情を見ましたか?

※上の画像は、asahi.comより

なんとも割り切れないね、どうも…。


久間氏はこれまで、こんな発言で槍玉に上げられていた。

イラク戦争、久間防衛長官「米支持は公式ではない」

久間防衛長官は7日の参院外交防衛委員会で、イラク戦争に関連し、「政府として(米国の武力攻撃を)支持すると公式に言ったわけではない。(当時の小泉)首相がコメントとして言ったということは聞いているが、政府の立場として、戦争を具体的に支持する法律を作ったわけでもないし、自衛隊もそれに基づいて出て行ったわけでもないと述べた。(yomiuri:2006/12/07)

そして…

久間防衛相「イラク開戦判断は誤り」と米大統領批判

久間章生防衛相は24日午後、日本記者クラブで会見し、イラク戦争について「(イラクに)核兵器がさもあるかのような状況でブッシュ米大統領は踏み切ったのだろうが、その判断が間違っていたと思う」と指摘、ブッシュ大統領の開戦判断を批判した。

さらに戦後処理についても「後をどうやってうまく処理するか、処方箋(せん)がないままだった」と述べた。(IZA 2007/01/24 17:36)


さらに…

久間防衛相が米政府批判
  「日本の調整、理解していない」-普天間移設


「(米軍普天間飛行場移設は)沖縄県知事の意見を聞きながらやらなければならないのに、米国は分かっていない。あまりえらそうなことを言ってくれるな、日本のことは日本に任せてくれと(米側に)言っている(1月27日、長崎県諫早市での講演)

これらの発言を、属米派、従米派の自民党員が大慌てで揉み消そうとしていたのを思い出すなあ。こういう発言のおかげで、チェイニーも久間氏との会談を拒否したくらいだから、アメリカ側は相当業を煮やしていたのだろう。

しかし、つくづく言葉を選べない人なんだな…と思ってしまうが、上のいくつかの問題発言を見る限り、少なくとも彼の主張は、一貫していたように思う。アメリカに対しても言うべき事は言わなければならないということだ。

実にもっともなことしか言っていないではないか。


でも今回は、まったく逆に、


広島、長崎に投下された原爆について。

広島に落とされた原爆の死者は、即死状態で14万人。その後、累積で現在までに23万人

長崎の原爆の死者は、即死状態で7.4万人。負傷者7.5万人

アメリカは、現地に医師団を送り込んだが、それは治療のためではなく、被害にあった人々を観察してデータを集めるためだった。

この原爆投下に関しては、多くの誤解と情報隠蔽がある。
          ↓

http://homepage3.nifty.com/shiina-lawoffice/genbakmokuji.htm
http://blog.goo.ne.jp/akyoon/e/5a4b6f7e6b4cdeff283815d002eed820

アメリカのこのような行為を「しょうがない」の一言で擁護して…んで辞任?

で、会見では実に晴れ晴れとした笑顔?


どうにもわけがわからない。つながらんのですよ。

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これが実態なのではないだろうか?
    ↓
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=156034

久間防衛大臣が辞任した。

原爆発言で引責と書かれた新聞記事から久間大臣の発言を拾ってみた。

久間防衛大臣の6月30日の講演会での原爆投下に関する発言は以下の通り

「原爆も落とされて長崎は本当に無数の悲惨な目にあったが、「あれで戦争が終わったんだ」という頭の整理でしょうがないと思っているし、それに対してアメリカを恨むつもりもない。勝ち戦とわかっているときに原爆まで使う必要があったのかという思いは今でもしている。国際情勢や占領状態からすると、そういうことも選択肢としてはあり得るんだな、ということを頭に入れながら考えないといけない」~読売新聞より抜粋

久間氏の辞任はまさにマスコミが作り出した。

当人は原爆を投下されたことを擁護している発言ではないことを何度も撤回している。

彼は九州の人間で口癖でしょうがないを使う。

辞任会見でも使った「今さらアメリカをうらんでもしょうがないでしょう」という感覚が彼の“しょうがない”である。

むしろ上記の久間氏の発言で最も言いたい部分は以下の部分にある。

「勝ち戦とわかっているときに原爆まで使う必要があったのかという思いは今でもしている。」

久間氏は反アメリカの尖兵として戦おうとしていた。

アメリカを擁護する部分をリップサービスで付けながら一番彼が言いたかったことは死に体の日本に原爆を投下したアメリカは許せないという部分ではないか?

そこにスポットを当てたマスコミはいなかった。

アメリカの手下に成り下がり、最もやばい大臣を切ったことでマスコミはその権力の強大さを誇示し溜飲をさげたのではないだろうか。

久間氏の発言に意図がなかったことを私はある人物からも聞いている。

その人は只の主婦である。テレビで発言を聞いたが、あの演説からあの報道はありえないと感じたという。

「前後の文脈はだれでも聞いていれば大臣にその本意がないことは直ぐにわかった、あれはマスコミの悪意だ」と言っていた。

選挙を前にマスコミの力を示すのに絶好の機会を与えた大臣の脇の甘さは攻められるかもしれないが、国体を下げることしか考えていないマスコミにこれ以上の権力を与えてはいけない。

しかし、あまりにもアッサリと辞任…。彼を辞任に追い込むことでメリットがあったのは誰なのか…を考える必要があるかもしれない。

最後に一言(7/5追記)。

歴史は勝者によって作られ、勝者に都合の良いようにつくり変えられる。我々は勝者のつくった歴史を押し付けられ、それを真実と信じさせられている。

マスコミは、反米発言をあげつらって攻撃したかと思えば、今度は「しょうがない」発言を勇ましくバッシングして辞任にまで追い込んだが、そんな一貫性も何も無いわけのわからんことをしている暇があったら、原爆投下という史上最悪の残虐行為を行った当人対して、ハッキリとモノを言ってはどうなのだろうか


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