にほん民族解放戦線^o^

米帝→官邸→マスコミの洗脳による植民地状態からの脱却を考えてみるブログ♪主権を取り戻し、日本の未来を考えよう。

先週の「なんで屋」報告 byあしはら

2005年01月19日 | 今日のなんで屋
先週は、難波高島屋前で出せなくなっちゃったので、新梅田シティーの地下道入り口で「なんで屋」に初チャレンジした。あしはらが報告~^^

夜もふけて「そろそろ閉めようかな」と思っているとき、アトピーで苦しんでおられる奥さんにプレゼントする「なんで屋カード」を求める、30代の男性のお客さんが来てくれた。

“路上”でやっている「なんで屋」のお客さんは、たいてい最初は小手調べ的にこちらを試す言葉をぶつけてくる場合が多いのだが、このお客さんは最初からものすごく真剣に話を聞いてくれるスタンスだったので驚いた。

ちょうどその前日に、るいネットの「西洋医療と東洋医療」というお題をめぐって、自然治癒力や免疫機能の話を仲間としていたところだったので、そこで得た認識を皮切りに話し始めた。

アトピー性皮膚炎やアレルギーは「自己免疫疾患」とも呼ばれ、免疫機能が正常な判断ができず自らの細胞まで攻撃してしまうことで起こるとされる。そのような疾患が増加してきた原因は、人工化学物質の氾濫というのももちろんあるが、実は幼少期の親和不足・欠損 → “自分はダメな人間だ”“受け入れられていない”と感じることからくる不安や精神的自己攻撃(ひいては免疫機能による自己攻撃)という可能性も指摘されている(情緒不安定になると掻いてしまい悪化するなどの傾向が見られる。苦しんでおられる方がたくさんいらしゃることは理解しています。あえて率直に書かせていただきます)。奥さんについて心当たりはないですか?…

そんな話をしたくらいのところで、お客さんが口を開いた。

「実は思い当たることがある」

「1年半ほど前、妻以外の女性を好きになってしまった。仕事も忙しかったし、意識もその女性に行っていたので、妻を顧みることがなくなっていた。8年ほど小康状態だった妻のアトピーが再発してたいへんなことになったのはちょうどその時からなんだ」

「結局その女性とは何も無かった。でも、妻に対しては申し訳ないという想いが今もある」

「でもそう思っているにも関わらず、実際に肌の荒れた妻を見ても“女”として見れない。そんな自分はなんてダメな奴なのかと思ってしまう」

「私は妻にどんなふうに対応していったらいいのだろう…」

お客さんは、これまで誰にも相談できず、一人で苦しんでこられたようだった。しがらみのない路上だったからこそ話すことができたのだろう。

「お一人で抱えてこられたんですね。たいへんでしたね」と私が言うと、思わず涙ぐんでおられた。

そこからは、人間は「共認動物」であり、深い部分で存在を肯定しあうことが生きていく上で必要であること。偽りや隠し事・不安や自己否定は相手にも伝わり隠しとおすことができないこと。「まぐわい」は「目交い」と書く。性行為はしなくとも、手を握って目を見つめ合うことで深い安心感や充足感が得られること。それによって、不安が取り除かれれば、自分を責めることもなくなり、アトピーの様態もきっと回復していくであろう事。これらを、るいネットの秀作『共認治癒力①』 『共認治癒力②』(喜田さん)などを具体例にしながら話していった。

お客さんはとても納得してくれて、水筒に入れた温かいお茶を私達に振舞ってくれ、感謝の気持ちを何度も言葉にしてくれた。とてもうれしかった。「なんで屋」やっててほんとうによかったと思った。

むしろお客さんの充足した笑顔によって救われているのは私たちの方かもしれない。

心を開きだしてすべてを包み隠さず話してくれ、僕ら「なんで屋」に本気で期待をかけてくれたそのお客さんに、心から感謝した。

明日も同じ場所でします。みんなきてね