中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

鋸岳

2008-11-02 23:03:03 | 山梨の山

★2008年10月25日(土)~26日(日) 

◆目的地:鋸岳~甲斐駒ケ岳(長野県、山梨県)
◆メンバー:hitoshi515さん、中隆
◆コースタイム:【1日目】7:32戸台川駐車場~9:05角兵衛沢分岐~11:02大岩下ノ岩小屋~12:57角兵衛沢のコル(2,505m)~13:30鋸岳(第一高点 2865m)~14:15鹿窓~15:00第二高点
【2日目】6:00テン場~中ノ川乗越~熊ノ穴沢~8:07戸台川分岐~10:20戸台川駐車場

甲斐駒の西に延びるギザギザの山~鋸岳、以前から気になっていた。hitoshiさんをお誘いしたらOKとのこと。心強いパートナーとの山行となった。

6時に伊那IC近くのセブンイレブンに集合、一路仙流荘へ。そこでジムニーに乗り合わせ、戸台川駐車場。

途中から伏流水になっていて水のない河原を歩く。紅葉はちょうど見ごろである。
   
角兵衛沢分岐で小休止。ここで1パーティーがいた。角兵衛沢を上り、熊ノ穴沢を下りて来るとのこと。お互い頑張りましょう。

さて、角兵衛沢を登っていく。大岩下ノ岩小屋で、岩から染み出てくる岩清水を補充。さて上を見上げると広大なガレ場が続いている。


ここから要注意。足場がもろく、十分注意しながら登るも滑ることしきり。やっとコルに到着。ふー。

ここでハーネスをつけ、鋸岳(第一高点)を目指す。20分で鋸岳。
  
念願の鋸岳、感激。曇っていて風は強いが、視界はよい。西には、白馬、後立山、槍、穂高、乗鞍、御岳、北には八ヶ岳、東には仙丈ケ岳が一望できる。
    

ここから第2高点までが核心部。細尾根を注意して渡る。途中、新しい鎖が付いていたが、重い荷物を背負っていることもあり、懸垂下降。
hitoshiさんの的確な判断とロープさばきは流石だ。下降点からの登り返しは鎖を使わせてもらった。
       

そうこうしていると、ついに「鹿窓」に到着。岩に穴が開いていて、向こう側に南アルプス林道が見える。なぜこんな穴が開いたのか不思議だ。鹿窓という名前もグー。
      
        
鹿窓を通り、一度下り、稜線を大巻きし、第2高点直下に再度登り返す。第2高点も風が強いが、遠くの山々が見渡せる。


今日は第2高点のちょっと先でテント。細い尾根だが、テント一張りのスペースがある。尾根続きには甲斐駒ケ岳が見える最高のロケーションだ。


さて、テントに入り、今日はお疲れ様と、ワインで乾杯。これが楽しみなんだよな。今日のワインは、「シャトーマルス 2007(赤) カベルネ・ベリーA穂坂収穫」だ。2年連続最優勝カテゴリー賞だが1,500円とお得だ。その後、hitoshiさんが持ってきた日本酒を燗に。これも美味い。

今日の食事はカレー鍋。具沢山。初めて作ったが上手くいった。寒いときはやっぱ鍋ですねー。心も体も温まる。大成功。

デザートはりんご。ワイン、日本酒、ウイスキーを楽しみなくなったところで寝る準備。外に出ると、甲斐駒が正面にあり感動。下界の夜景もきれいだ。

ここで緊急事態発生。マットに空気を入れるもすぐ漏れてしまう。下はゴツゴツの岩、これじゃ眠れませんよー、ヘルプミー。ザックの荷物を外に出し、ザックの上で寝ることにした。ふー。

夜中中風が吹いていた。
朝は4時に起床し、コーヒーを一服。昨日のカレー鍋の残りに水とカレールーを入れ、うどんをプラスしてカレーうどんの完成。うまい。
6時に出発しようとしたら雪がパラパラ、どうしよう。とりあえず、中ノ川乗越まで行くことにした。
乗越まで到着、ここはそれほど雪は降っていないが、甲斐駒ケ岳を見上げたら、吹雪いているようだ。勇気ある撤退を決定。


熊ノ穴沢を下る。岩場、ガレ場を越え、樹林帯に入り一安心。
戸台川両岸の紅葉を愛でながら駐車場に到着。お疲れ様でした。


仙流荘でひとっ風呂浴び、解散。
私は、伊那に戻り、ローメンを食べることにした。
目当ての「うしお」は休みなので、「萬里」でいただきますでした。

  

個人的には、「うしお」が好みですので、残念。



帰途、Y隊長リクエストの白州工場直売のウイスキーを買い、無事全工程を終了。
満足、hitoshiさん、ありがとうございました。





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1 コメント

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祝、ブログ開設 (hitoshi515)
2008-11-19 22:03:47
早速私のブログにブックマークしときました。
ところでタイヤ交換は済んだかな?長野は雪だよ。
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