中隆の山遊記

登山、山スキー、沢、食べ物(特に日本ワイン、麺類、ご当地料理)等の趣味を随時更新

白馬鑓ヶ岳

2019-05-11 06:04:44 | 山スキー

2019511日(土)

 

◆目的地:白馬鑓ヶ岳2,903.2m)

◆メンバー:hitoshiさん、中隆

◆コースタイム:5:37猿倉荘駐車場~7:31小日向山のコル~7:59湯ノ入沢~9:04鑓温泉~11:43稜線~12:28白馬鑓ヶ岳頂上12:5813:59湯ノ入沢~14:54小日向山のコル~15:48猿倉荘駐車場

◆天気:快晴

活動時間:10時間11

◆活動距離:16.3km

◆高低差:1,677

◆累積標高登り/下り:2,873m/2,890


 

【概要】

20175月以来の白馬鑓ヶ岳である。

白馬周辺の景色は日本離れしていて、好天の中、久しぶりにその景色を見て大感激だった。しかし、今シーズンはあまりハードな山スキーをしていなかったこと、

また、雪はまだザラメになっていず少し重い雪だったこともあり、

今回の約10時間は結構疲れました。ほんと、疲れました。

でも改めて山スキーの行動力を実感しました。

 

5時、道の駅白馬で待ち合わせして猿倉山荘に向かう。

道路の雪はなし。

猿倉山荘の駐車場は、ゴールデンウィーク明けということもあり、1/3程度の駐車率か?!

 

さて猿倉山荘を経由して林道を進む。

最初は板を担いだが、15分くらいして雪がつながり板を履くことができた。

白馬鑓ヶ岳方面の標柱から斜面に入り、小日向山のコルを目指す。


 

コルに向かう大地は雪は縦溝があり、下りが思いやられた。

コルへの登り揚げ地点で小休止。

素晴らしい景色が広がる。


 

ちょっと頑張り、小日向のコル到着。

白馬鑓ヶ岳や杓子岳の絶景が広がる。絶景です。

(右の沢を登る。真ん中が白馬鑓ヶ岳、その右が杓子岳)


ここからは一度シールを外し、夏道を外れ湯ノ入沢へと滑り込む。

 

湯ノ入沢からは、再度シールをつけ、まずは鑓温泉を目指す。



(振り返ると、戸隠、妙高・火打山が見渡せる9

 

鑓温泉には3,4組がテントを張っていた。

いつかここに泊まり、温泉とビールを楽しみたい。

 (温泉は左手前)


さらに進むと斜度も増してくるが、今回は最後までスキーアイゼンをつけなかった。

途中で雷鳥が上空を横切った。警戒感ゼロです。


 

最後までスキーで稜線着。

前回同様稜線には雪はなかった。

今日は風も吹いておらず絶好の山スキー日和である。

(左上が白馬鑓ヶ岳頂上)


板を担いで10分くらい歩き、ドロップポイントに板をデポし、白馬鑓ヶ岳頂上を目指す。

 (ドロップポイント)

 

白馬鑓ヶ岳頂上着。

頂上は360度パノラマで、剱岳、白馬岳、妙高・火打方面が見渡せる。

(白馬岳をバックに)


(杓子沢)


(剣岳方面)

 

 

(白馬岳方面)


さて、ドロップポイントに戻り、大出原の大斜面を滑る。

(かなり急。hitoshiさん、この後、・・・)


(hitoshiさん)

 

 (hitoshiさん)

 

(NakaTaka)

 

(NakaTaka)

 

上部はまだ少し良かったが、下に行くにつれ重雪となる。

ザラメ雪はまだ少し先のようだ。

太ももが悲鳴をあげっぱなし。

 (hitoshiさん)


なんとか湯ノ入沢の登り返し地点に到着。

湧き水を飲み一息入れ、最後の登りを開始。

 (命の水)

 

1時間をかけて登り返し、小日向のコル到着。

(白馬鑓ヶ岳が神々しく光っている)


 

これでやっと苦行から解放されると思ったが、

最後まで縦溝に苦しめられ、息絶え絶えで駐車場着。

 

10時間11分のハード系。

終わって少し経ってみれば、たまにはこういうもいいなと思いました。

 

コメント
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