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生活習慣をプチ改善・・・

中学校に入った1984年(昭和59年)4月、
僕は毎月カーグラフィックを中心に自動車雑誌を
定期的に買うことを誓い30年間に渡り実行していました。
その数は約10冊。
さすがにアメリカ生活中は日本製雑誌は高級すぎて
欧米の雑誌(6冊)に変更しましたが、
それでも生活習慣ごとく買っていました。

故小林章太郎氏のように、まるで自分が
運転しているように感じる文章や、
三本和彦氏のようにユーザーとメーカーの
架け橋となるような提言、
自動車の表や裏をクールに書かれる福野礼一郎氏。
読んでいてワクワクする記事がいっぱいあり
毎回発売日を楽しみにしていました。

その生活がオカシイと思い出したのは10年程前。
とある自動車会社が新車発表した時の文章である
プレスインフォメーションを読んだいた時でした。
「あれ?これが原書か??全ての自動車雑誌の元がここにあるぞ」

残念ながら部数に限りのある日本語の自動車雑誌は、
メーカーの顔色ばかり見て、
本当の事が書かれない当たり前の風潮があります。
また最新の自動車には多種多様な装備の説明は
あまりにも難解な物も多く、適切に書かれた
プレスインフォメーション中心の記事になりがちです。

日本には素晴らしい自動車評論家の方が
数多くいらっしゃるのに
その筆の走りが鈍る現状があるのならば、
自動車雑誌を買う事は本当に正しいことなのかなぁ?
本当に車を愛している評論家にネガティブな事も
書かせる自動車会社こそこれからの時代を生き残れるのだろうなぁ、
なーんて思ったりして。

そんな理由で今年3月から、
最低限の雑誌のみを買って様子を見ることにしました。
偶然にもこの冬は、自動車雑誌を読めるような体調
では無かったことも後押ししましたね。

意外にもその効果を知ったのは、
読み終わった雑誌処分量の少なさ。
なんだかプチエコした気分です。
これにはアイパッドという新しい文明が
助けてくれたお蔭もあります。

もちろん紙面(誌面)にしかない良さもありますので
僕が完全に自動車雑誌から卒業することは無いのでしょう。
習慣って奴はそう簡単に変わらないでしょうから。


※画像は今僕が読んでいる雑誌と書籍。写真と文章はあんまり関係ありません~。
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
輝きの自動車誌 (太郎)
2014-04-12 07:11:30
もともと クルマは好きでも ゴルフ2 で、輸入車に のめり込み、神田の古本屋とかで CG誌のバックナンバーを漁り、床が抜けるかと・・・、
今でも 熊倉氏の E30 M3 長期レポ MATTER のタワーバーとか 記憶に刻まれています。
小林氏は、コッパデ小海でお見かけし、ヒルクライムで走る姿を、
わたしにとって衝撃だったのは、NAVI誌(初期のです)で、ハードのCG、ソフトのNAVI と、二玄社も うたっていましたが、NAVI誌は 所有かなわない クルマを所有したら・・・、という カーなライフを感じさせてくれました。
 
 
 
太郎さまへ (H.Nakazawa)
2014-04-12 20:07:48
コメントありがとうございます。

昨年1980年代後半から昨年度までのCG誌を処分しました。デジタルがいつか読めるという気持ちもあったのでしょう。意外と処分出来ないのは立風書房時代のルボランや同じ時期のくるまにあ誌、外車の詳細画像がマメだったウイズマン誌ですね。

在りし日のCG長期レポは、メーカーからの借り物では無かったので、ユーザーに近い記事が多く素晴らしかったですね。その代わりにメーカーは対応が大変でピリピリしていたという逸話を聞いた事があります。
 
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