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Yukaさんの鮨


その店は、野毛の裏通りにあった。
大通りから一本裏通りの交差点に照らされる木目の建物。
右奥からはランドマークタワーがこちらを見下ろしている。


お鮨とお酒を楽しめるこのお店を知ったのは
アメリカ人の親友、B君の話だった。

「Yukaのスシは最高だよ!。2回も食べたよ!」

興奮しながら携帯の写真を見せてくれた。


その後、偶然にも僕は”Yuka”という方に会えた。
横浜で学生時代から鮨屋でバイトし、
留学先のニューヨークでも鮨屋で働いて居たらしい。
だからとても綺麗な英語を喋る。
そんな彼女に頼んで、予約を入れて貰ったお陰で
僕は、 ”鮨 友” の暖簾をくぐる事が出来た。


一口食べて素直に美味しい。
そして、同行した食通のB君だけでなく、
一人で予約来店していたシンガポール人
(どうやら鮨巡りをしているビジネスマン)
にも人気だった。
丁寧な英語での接客。
それもうわべの英語では無く、
フレンドリーな会話は、
ブロークン英語の僕が聞いて居ても笑顔が出る。




赤シャリは、素材を生かしてくれて
口の中でサッと溶けていくよう。




僕はYukaさん達のお仕事を思わず凝視。
その手さばきは、鮨の事を知らない
外国人旅行者達が見たら、
「アメージング」
と言うだろう。
日本語と英語が交差する鮨店。


最近は他店との違いを出したくて
量で勝負とか、奇抜な食材を使うお店もあるけれど
そういった特別感が無いので、好感が持てました。
逆を言えば、「女性の鮨職人」と「英語」が
違いかも知れません。


注目店なので予約必需ですが、
通りすがりに顔を出す日本人の常連さんも居て、
中々の人気ぶり。
そういえば先日お逢いした時には
お弁当150個の注文が来て、大変そうでした。


デザートのスイカにチョコっていいよね。


週末は、サーフィンをしに行くというYukaさん。
どうやら多彩な方らしい。



友達や家族とふらっと行ける感じのこのお店。
今年の4月にオープンしたとは思えない
フレンドリーな感覚を、
もう一度味わってみたいです。
これで僕がお酒を飲めたら
野毛を堪能出来るのになぁ~。

紹介してくれたB君、そしてYukaさんに感謝。


野毛 鮨 友(ユウ)
神奈川県横浜市中区野毛町3-125
050-5593-8855
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