ゆく年を振返り、くる年を憂う

今年の漢字は「愛」だった。この一年間、国の内外で最も欠けていたものが愛でした。「愛」どころか「殺」その上、「人間不信」の嵐が・・・
「格差社会」の上流、下流と勝ち組、負け組み等の言葉が登場した。
厚労省の国民生活基礎調査では、貯蓄ゼロ世帯が、ここ10年で10％から21.8％に拡大した。
OECDが発表した加盟各国の貧困率がメキシコについで日本が5番目の高さで格差が広がった。日本の貧富の差がデータでも裏づけされた。
私たちはどうすれば良いのか？自問しながら年を越える。

戌年は笑えるか？

「辰巳（たつみ）天井、午（うま）尻下がり、未（ひつじ）辛抱、申酉（さるとり）騒ぐ、戌（いぬ）笑う」と干支にちなんだ投資格言がある。確かに辰年（00年）はITバブル、未（03年）が大底、酉年の今年はホリエモン、三木谷、村上ファンドなど大型買収に誤発注騒動。来年の戌年は笑えるか？銀行の尻拭いは、血税と預金の金利を超超低金利で。泣いても笑っても我々は全て自己責任。今年のボヤキ納めと来る年の期待を込めて・・・・・

クリスマス・カクタス

我家のクリスマス時期には、シャコバサボテン（蝦蛄葉サボテン）の花が室内を華やかにしてくれる。別名クリスマス・カクタス。サボテンだが刺はなく、葉がギザギザで蝦蛄（シャコ）に似ているのでこの名が付けられたようだ。夏に休眠状態にして、花芽が付く前に環境の変化があると紅い小さな花芽が落ちる。花言葉は一時の美、美しい眺め、縺れやすい恋、つむじ曲がり、冒険心。