日本マイクロソフトが財団法人 電力中央研究所の協力を得て実施した節電対策の検証結果を発表した。それによると、Windows XPのデスクトップPCでは、1時間45分以内に再度PCを利用する場合には、シャットダウンよりもスリープを行った方がトータルで消費電力が少ないという。また、PCを使用中の節電対策としてはディスプレイの明るさを抑えることが最も節電効果が高く、画面の輝度を100%から40%に変更することで、平均23%の電力削減が可能という。日本マイクロソフトはWindowsの節電設定が一括で行えるる「Windows PC自動節電プログラム(Fix it)」のダウンロード提供を開始したという。また、節電設定に関する一般ユーザー向けの無償電話サポート窓口(フリーダイヤル)を開設(5月10日~8月10日の期間)するそうだ。今回推奨している節電対策では平均30%の節電効果が期待でき、東電管内の全てのPC(約2455万台)がこの対策を行ったと仮定すれば、節電可能電力は35万KWに達するという。 ⇒ http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20110510_444502.html、http://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/gg715287
35万KWという電力は福島第一原発1号機(46万KW)の76%の電力に相当する。殆ど犠牲なく大きな節電効果が得られることになり、積極的に活用したいものだ。
(関連:4/24マイブログ)
35万KWという電力は福島第一原発1号機(46万KW)の76%の電力に相当する。殆ど犠牲なく大きな節電効果が得られることになり、積極的に活用したいものだ。
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