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世界のCO2排出量が過去最高に

2012-05-26 | つぶやき

国際エネルギー機関(IEA)の発表によると、2011年の世界のCO2排出量は前年比で3.2%増の316億トンとなり、過去最高を記録したそうだ。先進国は石炭火力から天然ガスへの転換が進んだことや、ガソリン消費が減ったことなどから、減少傾向にあるが、高成長を維持している新興国が押し上げたそうだ。最大の排出国である中国は9.3%増(7億トン以上増)、インドもロシアを抜き世界4位になったそうだ。日本は2.4%増の11.8億トン、原発停止に伴い火力発電が増えたことが原因。IEAは世界共有目標の「産業革命前に比べ地球の気温上昇を2度以内に抑える」ことは、ますます難しくなっていると分析しているそうだ。 ⇒ http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE0E7E2E3968DE0E7E2E7E0E2E3E09790E0E2E2E2
●一方、昨年12月のCOP17(国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議) で決まった「ダーバン合意」(全ての国が参加して新しい国際的枠組みを15年までに採択、20年に発効させる)に基づく作業部会の初会合がドイツ・ボンで開催されていたが、最終日(5/25)まで議長選出で紛糾し、当初予定の15年までの作業計画の策定は次回以降に先送りとなったそうだ。今回の作業部会では、中国が緊急動議を連発して、ダーバン合意を反故にするような主張をして会議の進行を止めた(中国はNGOが最も後ろ向きな国に与える「化石賞」を貰ったそうだ)他、インドが作業部会の議長に急遽立候補して紛糾したそうだ。また、こうした新興国の姿勢に島嶼国や後発途上国から非難の声も上がり、これまで1枚岩だった途上国グループに亀裂が入ったという。今後の交渉は難航必至のようだ。 ⇒ 5/26読売新聞

(関連:2011/12/12マイブログ


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