2010年のノーべル化学賞を受賞した根岸氏(米パデュー大学特別教授)が、特別招聘教授を務める北海道触媒化学研究センターを拠点に「人工光合成」の研究を始めるそうだ。国内主要大学などの化学研究者ら120人以上が参加するそうだ。18日に文部科学省に計画を説明し、研究予算などの支援を求めた。光合成は数十もの化学反応が関係する複雑なプロセスで、人工光合成の実現には触媒がポイントらしい。根岸氏の計画では、特に金属系触媒を探すという。他に、半導体粉末を使う方法も有望視されているらしい。人工光合成は海外でも研究が活発化しており、米カリフォルニア工科大学などは今後5年間で約110億円を投じるという。一方、産総研の人工光合成の研究予算は年数千万円どまりとのこと。文部科学省は今回のプロジェクトに前向きに対応するようだ。人工光合成に成功すれば、ノーベル賞も期待できるようだ。⇒ http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819595E3EAE2E3988DE3EAE2E3E0E2E3E39C9CEAE2E2E2;at=DGXZZO0195579008122009000000
光合成のような複雑な化学プロセスが地球上の生命の歴史において、自然に出来上がったことは全く驚きであるが、光合成するバクテリアや植物の誕生が無ければ、酸素で生きる動物や人類の誕生も無かった訳で、生命史上の重大事件であったことは間違いない。
光合成のような複雑な化学プロセスが地球上の生命の歴史において、自然に出来上がったことは全く驚きであるが、光合成するバクテリアや植物の誕生が無ければ、酸素で生きる動物や人類の誕生も無かった訳で、生命史上の重大事件であったことは間違いない。