経済産業相は28日、今夏の東電、東北電力管内での節電目標を企業、家庭ともに一律15%程度とする方針を発表した。昨夏の最大使用電力は7/23の5999万KW、この内、約2000万KWが家庭で使用されたと推測されており、その15%の約300万KWが家庭での節電目標となるそうだ。日本エネルギー経済研究所によると、家庭での節電策として、(1)エアコンの温度設定を1度上げる(64万KW)、(2)エアコンのフィルターを掃除する(44万KW)、(3)洗濯、掃除などの家事を朝晩に行う(43万KW)、(4)テレビのコンセントを抜く(38万KW)、(5)冷蔵庫の設定を「強」から「中」に(37万KW)、(6)こまめに消灯する(36万KW)、(7)PC不使用時にスタンバイモードにする(27万KW)、(8)温水洗浄便座の機能を使わない(15万KW)を行えば、304万KWの削減が達成できるという。また、ビッグカメラによると4/8からの3日間で発光ダイオード(LED)電球が前年同期の3倍売れ、省エネ性能の高いエアコンも1.3倍売れたそうだ。 ⇒ http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110429-OYT1T00111.htm