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将棋プロ棋士、不正疑惑問題の行方は?

2016-10-22 | つぶやき

日本将棋連盟所属で第29期竜王戦の挑戦者に決まっていた三浦弘行九段(42)が、将棋ソフトによる不正の疑いで、年内の出場停止処分を受けた問題で、日本将棋連盟は21日、顧問弁護士らによる調査委員会が不正の有無を調べる方針を明らかにしたそうだ。一方、三浦九段は出場停止処分の撤回を求める新たな声明を発表し、自身のスマホと4台のパソコンの解析を調査会社依頼する方針を明らかにしたそうだ。●この問題は渡辺明竜王(32)が三浦九段の指し手の不自然さを日本将棋連盟の幹部に訴え、対応を求めていたそうだ。渡辺竜王によると三浦九段が勝った20局のうち、4局では、定石手順を外れて以降の将棋ソフトとの「一致率」が90%を超えたという。⇒ 10/21、10/22朝日新聞
個人的には、今回の連盟の対応は少し勇み足だったように思われる。数局でソフトとの指し手の一致率が90%と高かったという理由だけで、ソフトをスマホで遠隔操作で使ったと決めつけるのはどうなのだろうか?三浦九段が将棋ソフトを十分に研究した結果、同じような手を打てるようになった可能性もあるのでは? 対局時はスマホの持ち込みを禁止する措置を即日実施する対応で良かったのではないだろうか? その上で竜王戦での三浦九段の指し手を観察すれば良かったのではないだろうか? 本当に「クロ」だったら、年内の出場停止処分程度では甘すぎる気がするし、「シロ」だったら連盟はどのような責任をとるのだろうか? 何れにしても、今回の問題の背景には、将棋ソフトがプロ棋士を脅かす存在になっていることがあると言えよう。 (関連:2015/10/11マイブログ