東京都は都内の住宅やビルの計約260万棟の屋根について、太陽光発電に適するか否かを示す地図を作成し、3月末に公開したそうだ。航空測量写真を元に、屋根の形や方角をコンピュータで解析し、太陽光発電に適する約100万棟を赤色、条件付きで適する約80万棟を黄色、それ以外を色塗りせずに示したそうだ。都内の太陽光発電設備は2011年3月の14万kW弱から13年3月に26万kWにほぼ倍増し、20年に90万kWに増やす計画という。●欧州ではドイツやスイスなど4か国の約90自治体で台帳が実用化され、太陽光パネルの普及に役立っているそうだ。都は独ボン市のソーラー屋根台帳を参考にしたそうだ。 ⇒ 4/9朝日新聞夕刊
都の計画通り普及が進めば、20年にほぼ原発1基分の電力が屋根ソーラー発電で生み出されることになる。全国の自治体で同様の取り組みが進めば、原発は必要なくなるであろう。