足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

No. 1739 ~ 玄倉だより 5月 ~

2021年06月02日 | 植物

観察月日  2021.5.   9.  晴 15℃

観察場所  山北町 玄倉

 コロナは以前治まらない。ミーティングの時、W奥さんに、ワ

クチン接種時に注意する方が良い事等を話して頂いた。

 元センター前庭から自然観察を開始。汚れた池の水の中、

モリアオガエルのオタマジャクシが泳ぐ。何とかしてあげたい

気持ち。

 裏庭へ回ると、ヤブデマリが満開。花穂の中心に小さな両

性花集まり、周囲に装飾花が手を繋ぐ子供の様に取り巻く。

人の居なくなったここでは、花も寂しそうに見える。雑木林に

入る。種の時期に入ったフデリンドウ、見付ける事は出来な

かった。来年が心配だ。

 新顔のコバノタツナミソウが幾株か目を引く。花はアルビノ

だ。普通は海岸地域に多く見られ、内陸にも知られるが、こ

こ西丹沢ではどうだろうか。種子が人の靴等について運ば

れたのだろうか。

 林道に出る。Mさんがウツギの葉表で、体長1㎝程の深紅

のガを見付ける。すぐ隣に蛹の抜け殻あり、羽化したばかり

だ。ヒトリガ科コケガ亜科の仲間であろう。コケの覆った石や

木があったらそこは見どころで、コケを体に付けたコケガの

幼虫を探すチャンスだ。それとコケガの成虫は、羽の色やデ

ザインが中々美しくすばらしい。何故そうなったか不思議に

思いませんか。

 ウワミズザクラの幹上で、カヤランが花をつけた。

 林道すぐ脇の大きな幹に、キツツキが巣穴?を掘っている

個所を見付けた。今後注目だ。

ヤブデマリの 花が賑やかだ。

新参者のコバノタツナミ

コケガの仲間?

カヤラン

どこかで キツツキの親鳥が見ているかも?

今日の 仲間達は 元気だ!

 

 

 

 


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1 コメント

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Unknown (Unknown)
2021-06-06 20:03:15
オオギンスジハマキ
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