観察月日 2021.5. 9. 晴 15℃
観察場所 山北町 玄倉
コロナは以前治まらない。ミーティングの時、W奥さんに、ワ
クチン接種時に注意する方が良い事等を話して頂いた。
元センター前庭から自然観察を開始。汚れた池の水の中、
モリアオガエルのオタマジャクシが泳ぐ。何とかしてあげたい
気持ち。
裏庭へ回ると、ヤブデマリが満開。花穂の中心に小さな両
性花集まり、周囲に装飾花が手を繋ぐ子供の様に取り巻く。
人の居なくなったここでは、花も寂しそうに見える。雑木林に
入る。種の時期に入ったフデリンドウ、見付ける事は出来な
かった。来年が心配だ。
新顔のコバノタツナミソウが幾株か目を引く。花はアルビノ
だ。普通は海岸地域に多く見られ、内陸にも知られるが、こ
こ西丹沢ではどうだろうか。種子が人の靴等について運ば
れたのだろうか。
林道に出る。Mさんがウツギの葉表で、体長1㎝程の深紅
のガを見付ける。すぐ隣に蛹の抜け殻あり、羽化したばかり
だ。ヒトリガ科コケガ亜科の仲間であろう。コケの覆った石や
木があったらそこは見どころで、コケを体に付けたコケガの
幼虫を探すチャンスだ。それとコケガの成虫は、羽の色やデ
ザインが中々美しくすばらしい。何故そうなったか不思議に
思いませんか。
ウワミズザクラの幹上で、カヤランが花をつけた。
林道すぐ脇の大きな幹に、キツツキが巣穴?を掘っている
個所を見付けた。今後注目だ。
ヤブデマリの 花が賑やかだ。
新参者のコバノタツナミ
コケガの仲間?
カヤラン
どこかで キツツキの親鳥が見ているかも?
今日の 仲間達は 元気だ!