オオカモメヅル?
葉の長さと花序の長さ どうかな?
他の花序ではどうだろう
花弁は小さく5mm程
コバノカモメヅルにも出会えた
観 察 月 日 2012.9.4.曇 32℃
観 察 場 所 箱根町 芦ノ湖西岸路
芦ノ湖西岸の真田浜で昼食を済まし、深良水門への道を行く。
道は狭くなり木の根が露出して、気を付けながら歩くと、つい足元
だけに気を取られてしまう。すぐ下に芦ノ湖の水面が迫る明るい
林縁で、つる植物に顔をなでられた。
葉は対生で細長く、カモメヅルの仲間と考えたが、花が極小さい。
「コバノカモメヅルは花弁がよれているので、それとは違う」Fさん
が呟く。
(後に、深良水門を後にした所で、コバノカモメヅルにも出会った。)
花冠は5mm程で縁は星形に裂けている。ルーペで見ると、内側に
白い綿毛が光り、葯の付属体は副花冠となって目立つ。以前丹沢を
歩いた時出会ったオオカモメヅルが頭に浮かぶが、その特徴がはっ
きりと思い出せない
付け根の葉の長さより花序の方が長そうなので、エナガオオカモメ
ヅルかもしれないが、箱根辺りではどちらになるか解らない個体が
多く見られると言うので、決めかねた。
人間、細かく分けないと気が済まない生き物なのかもしれない。
「そんなに細かく分けたがって、何か考えを持っているのか!」
もう一人の自分が頭の中で囁いていた。
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