新緑の山道を行く
春はオオバショウマの若い葉に迎えられて
私は”カニさんの はさみ”と呼ぶ 若いギンバイソウ
ルイヨウボタンは花盛り
丸々とした実を付けた ナガバノスミレサイシン
実を付けた エイザンスミレ
スミレの中で奥手の ツボスミレ
テングチョウは 日向ぼっこ
観 察 月 日 2013 5 8 晴 16~22℃
観 察 場 所 大月市 倉岳山
「初めて見たのですが・・・」とI君が持ってきた1枚の写真“ギン
バイソウ”が発端に「他にも興味あるものがありそうだ」と、昨年
の秋その倉岳山へ登ってみた。
オオバショウマのブラシ状の花が続く山道を行くと、ギンバイ
ソウは若い実になり、谷間にはジャコウソウ、ルイヨウショウマ
・・・等の名残があり、先ずは来春スミレを探索しようと言う事
になった。
4月に予定したが雨で中止し、5月に入ってしまった。当日は、
スミレの中でも開花の時期の遅いツボスミレは盛りであったが、
他のスミレは既に花の時期は過ぎていた。
中でも、エイザンスミレ、ナガバノスミレサイシンは赤茶色の
丸々とした実をうつむき加減に付けていたのを、歩きながらで
も目に止まった。
その時、私の頭の中は、○×△と回転し始めた。それは下界
で見ているとスミレが咲く3~4月の始め頃は、まだマルハナ
バチ等虫の活動は少なく、そこで花が咲いても、結実の率は
大変低い様に思える。まして山地にある前2種が立派に結実
していたのには不思議に思えた。やはり来年こそは、スミレの
開花の頃来なくては!!
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