足立直義の丹沢・大山山麓だより

生き物との出会いを楽しみに今日も山麓を歩いています

 No. 1586  ~ 庭のシオカラトンボ ~

2018年08月06日 | 昆虫

観察月日  2018.8.5.晴 34℃

観察場所  横浜市

 「お友達が来てますよ」と言われ、朝食を始めたばかりのテ

ーブル越しに庭を眺めると、地面に立てた棒にシオカラトンボ

が止まり、盛んに首を動かしていた。 

 庭に面した部屋のガラス戸の前1m程の所に、ナンテンの幹

を1本と農業用の支柱1本を地面に突き立ててある。

 これは、冬になるとシジュウカラがやって来て、「ピーナツを

ちょうだい」と意思表示をする止まり木で、そのまま放置して

あった物だ。それを、シオカラトンボが気に入ったのか、毎朝

利用しているのだ。 

 8月1日の7時20分シオカラトンボ♀がやって来たのを始めに

、今日で5日連続、毎朝7時から9時の朝の食事の時間帯にやっ

て来るようになった。

 やって来るトンボの体や羽を見ると、どの個体もしみや傷みが

無い。と言う事は、羽化して間もない若い個体なのだろう。

 シオカラトンボの幼虫は、田んぼや溝川など広範な止水域に

生息するが、私の家の近辺にはその様な場所は無い。シオカラ

トンボは飛翔力があるので、飛んで来るのだろうが、今までこん

な事は無かった。今年の異常高温に関係があるのか、例年よ

り多く羽化し広く分散しているのか、解らないが。「友達が来て

ますよ」で、私は楽しんでいる。トンボは小昆虫を捕食している

が、1時間もすると、飛び立つ。次の場所へと移動するらしい。

1日朝7時20分 「お友達が来ましたよ」

首を盛んに動かす。

2日9時00分ナツズイセンの蕾に止まる。

3日9時10分

ナンテンの幹に. 頭もあしも鱗粉も気にしない。

4日8時24分

5日8時01分 ナツズイセンが咲いた。

★ 明日も来るだろうか?


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