2010年5月のブログ記事一覧(2ページ目)-ミューズの日記
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荒井貿易から2009年12月から旧つけ爪セットから新商品ANK-100ネイルキットに切り替わったのですが、その原稿のアップを失念しておりました。
以下、荒井会長のメッセージです。爪で悩んでおられる方には朗報ですぞ。

ギタリストに朗報!   荒 井 史 郎

ギタリストは突然の事故で爪を傷めることがあります。緊急時に備えてつけ爪、両面テープを用意して下さい。

新しく開発されたつけ爪用両面テープはギタリストの悩みを殆ど解決できます。
医療用に開発された強力な粘着力の両面テープは、爪が薄くなり傷むこともなく安心して使用できます。

ギタリストは爪が割れて困ることがありますが、両面テープとつけ爪を常時持っていれば、すぐにつけ爪を貼って演奏することが可能です。爪を伸ばすことの出来ないギター愛好家も練習するときのみ、つけ爪を貼ることが可能になりました。

アリアの新しいANK-100ネイルキットには両面テープが瞬間接着剤、自爪保護剤の代わりにセットされます。

爪を傷めた緊急の場合〈自分の爪を使用しているギタリスト〉
1.爪が割れた場合は、爪切りで形を整え短く切ります。
2.爪に合ったサイズの磨いたつけ爪を予め用意しておきます。
3.爪に合ったサイズの両面テープを、爪からはみ出さないように貼ります。
4.つけ爪を正しい位置に注意深く貼ります。

爪でお困りのギタリストに〈つけ爪に興味をもつギタリスト〉
1.爪切りで爪を短く切り、爪の表面はきれいにします。
2.爪に合ったサイズの両面テープをシートから注意深く剥がし、爪からはみ出さないように貼ります。
3.つけ爪の厚さの薄いほうを爪の下側にして両面テープの上に貼ります。
4.両面テープは粘着のため、貼ったつけ爪は若干、下にずれがでます。つけ爪を長めにカットし、形状をヤスリで整えペーパーで磨いてください。
5.つけ爪を貼ったあと、指で押さえて密着させます。
6.爪が伸びてきた場合は、先端を薄くしたオレンジスティックでつけ爪を簡単に剥がせます。
7.爪の上に残った粘着テープは指で押し上げて取り除くことが出来ます。
8.水仕事が多いギタリスト、つけ爪の形状が合わない人は粘着テープですから剥がれ易いかもしれません。水につけたあとつけ爪を乾燥させてください。
9.つけ爪の長さによって弾弦する音色が異なりますから、ずれを利用して良い音色を出せるつけ爪の長さを自分で見つけてください。
荒井史郎

両面テープもミューズで取り扱っておりますので、お入用の方はお申し付け下さい。
山下高博



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今年はミューズのオープン5周年を記念して、ミューズの講師陣と共に楽しい合宿をと思い、企画しました。皆さんは合宿と言うと何をイメージ、又は思い出されますか?

私は学生の頃のギタークラブで行った合宿と、大学4年の時に参加した現代ギター社主催の『サマースクール』、そしてヤマハ名古屋店時代に企画・実施した『合歓の里ギターサマースクール』を思い出します。どれも楽しい思い出ばかりです。ギター好きな仲間と夜遅くまで飲みながら、ギターを弾きながら語り明かした想い出、講師陣がレッスンや講師コンサートとは別途に、飲みながら語ってくれたテクニックや音楽秘話、裏話、そして宴会芸ともいえる演奏などなど、それは楽しい想い出ばかりです。

特にサマースクールに参加したときは、独学でギターを弾いていたので、レッスンを受けては目からウロコがボロボロと落ちまくりました。それがきっかけで、松田晃演先生のレッスンを受けたり、ヤマハに入ってからは自分で企画した芳志戸幹雄先生の月1レッスンを受けるようになりました。レッスンを受けることの重要性に目覚めたんですね。
誰しもうまくなりたいと言う願望は持っています。その願望に火を点けるきっかけになったのが合宿でした。

また、ギターが好きだからこそ参加したわけですが、その楽しさを何倍も楽しめる合宿には嵌ってしまいました。兎に角、ギター好きが集まって、ギター三昧の寝泊りを一緒にするわけですから、益々ギターが好きになってしまったんです。そして、友達が増えました。参加者には初心者からベテランまでいろんな人がいます。職業も学生、サラリーマン、自営業など様々です。いろんな人との輪が広がりました。講師陣も普段見られない人柄が見えてきます。この先生はこんな面白い面もあったんだ、とか、こんな素敵な人だったんだ、とか、いろいろ見えてきて、より身近に感じたり、思わず親しくなったりと、何だか得した気持ちになったりもします。

あなたもミューズのギター合宿に参加してみませんか。きっと楽しい思い出の1ページが出来る筈です。詳細はミューズHPの合宿の<詳細はコチラ>からご覧になれます。皆さんのご参加をお待ちしています。
山下 高博



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<あれも聴きたい、これも聴きたい> 村治先生 ギター教室 第38回 発表演奏会
 今年の村治教室の発表会は、ゴールデン・ウィーク真只中の5月1日(土)、いつもの総武線亀戸駅前にあるカメリアホールにて開催されました。
前回までは開演が午前11時だったのですが、第38回の今回は、ついに出場者の数が80人を越えてしまい、本番が10時からのスタートとなりました。会場には私たちも9時からしか入れないため、いつもならアンサンブルやCDのオーケストラをバックにした演奏などは必ずリハーサルをするのですが、さすがに今回はできそうにありません。独奏もアンサンブルもすべてぶっつけの本番です。子供達の演奏するオーケストラバックのアンサンブルで、CD操作を受け持っている私としてはハラハラ・ドキドキ。経験がある方はお分かりだと思いますが、合奏をする場合、一度誰かが走り出すと相乗的にどんどんスピードが速くなり、指揮者がテンポを揃えようといくら頑張っても、そう簡単には元に戻せなくなってしまうことがよくあります。そんな危険性をはらんだまま第38回の発表演奏会はスタートしました。
まずは一般の部から。幅広い年齢の方々合計16名が順にステージに立ちます。中には38回全て出場という、誰も越えることのできないすごい記録をお持ちの方もおられたり、また永い年月先生の教室で研鑽を積み、現在の目標が「自分のリサイタルを開くこと」という方もおられたりと、さまざまな方達がおられますが、そんなリサイタルがいつの日か本当に成功すると素晴しいことですよね。
そんな方が沢山おられる一般の部のソロ演奏が終わり、続いて3組に分かれてそれぞれアンサンブルを聴かせてくれましたが、私のような団塊の世代としては、叙情歌メドレーとしての「花、宵待ち草、浜辺の歌、赤い靴」なんか、少し胸にジンときてしまいました。
ここで(12時45分)予定より15分遅れて午前の部が終わり、午後からはいよいよジュニアの出番です。一挙に会場がいっぱいになり、まずは小2から高1までの、教室の中ではちょっと先輩の生徒さんの演奏が始まりました。舞台の上ではあがってしまって充分実力を発揮できなかった人もいたようでしたが、そんな人もまた来年がんばろうね。
その後は年中さんも含めて幼い子から順にステージに登場してきましたが、ここんな小さな子供達にとっては舞台の上が楽しくってしかたがないんでしょう。客席に向かってあちらこちらに愛嬌を振りまく子もいますが、中には前のステージの間に待ちくたびれてしまい、少し緊張の糸が切れかかった子もいたようです。最後のアンサンブルをまとめるのに、さすがの先生も一苦労のようでした。
その後の子供達も皆この日の発表会を楽しみにしていたようで、誰もがニコニコと楽しそうにギターに向かっておりました。椅子に座ると床に脚が届かないため、足台を2つ並べてギターを引く子供達を想像してください。ギターの方が大きいのでは?と思えるような、それはそれはちっちゃな子が、一生懸命ギターを弾くんですよ!村治先生は、こんな幼い子供達でさえも元気にしてしまう魔法使い。
6人づつ3組、順番に出てきて、一つの変奏曲を一人づつ弾き継いで演奏するリレー演奏にも驚かされます。ぶっつけ本番にもかかわらず、全員変奏の切れ目無く、そしてリズムがくずれることなく演奏するのです。
その後は昨年度コンクールに優勝ないしは入賞した子供達が13人、次々とステージに上がります。その演奏の確かなことといったら誇張やお世辞ではなく、一流のプロとでも互角に渡り合えるような完成度の高い演奏のできる子もいて、まさに驚異としか言い様がありません。そんな仲間の演奏を、出番の終わった子供達が、客席からかぶりつきで真剣に見つめます。きっと憧れと闘志をメラメラと燃やしているんでしょうね。
また以前村治教室へ通っていたという松田弦君が今回ゲストとして登場し、吉松隆作曲の“風色ベクトル”を情感ゆたかに披露したことも、今回の発表演奏会に花を添えました。
そしてジュニアの皆さんが2組に分かれてアンサンブルを聴かせてくれたあと、最後は村治先生自らオーケストラバックの新曲「ハバネラ(アルバ)」を演奏されましたが、演奏終了と共に、会場いっぱいの生徒さん達から一斉に大きな歓声が湧き上がりました。皆さん村治先生のことが本当に大好きなんですね。

内生蔵 幹

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