2008年5月のブログ記事一覧(2ページ目)-ミューズの日記
ミューズ音楽館からの発信情報  ミューズのHP  http://www.muse-ongakukan.com/

 



 長谷部は、実は今日でミューズのお仕事を卒業いたします。
店番は二人居ますが、でかい方です。ちょっと年いってた方です。いつも、つまみ食いをしていた方です
 ほんの短い間でしたが、ミューズにいらっしゃるお客様、生徒の皆さん、講師陣…とってもいい方が多く、大曽根に音楽好きの人達が集まるこんな場所があったなんて知りませんでした。今オーナーが目の前で “黒いオルフェ”や“ロミオとジュリエット”をギターで弾いてます。あ~素敵で切ないメロディ。この贅沢な生演奏を耳にできるのも今日までです
 私も自分の子供には必ず音楽を習わせたいと思います。まずは結婚相手を見つけなきゃいけないので、当分先の話ですが…旦那さんになる人が披露宴で何か演奏してくれたら感動でしょうねぇ
 また機会があればお声かけてください。ひとまずお世話になった方々、ありがとうございました。これからも音楽を愛し続けていってくださいネ
   


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皆さん、今日は凄く乾燥していますね。

数日前から結構乾燥するので、一度は仕舞った2台の加湿器の内、1台はまた出して稼動していたのですが、今日は何と、湿度が20%になっているではありませんか。慌ててもう一台の加湿器も出してきて今2台とも稼働中です。
地域によって乾燥状態も違うとは思いますが、皆さん、お気をつけ下さい。
大事な楽器にクラックが入らないよう要注意です。

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先日面白い楽譜が入荷しました。
村治昇先生の「ギター・だ~いすき」シリーズの教本や副教材のソロ、二重奏の曲集はご存知の方も多いと思いますが、今回はバーチャル・オーケストラの伴奏が入ったCD付き曲集です。単旋律さえ弾ければこのオーケストラの伴奏に合わせて演奏を楽しめると言うもので教材、副教材として使えるほか、個人で楽しめる優れものです。今まで輸入物のギター用カラオケはありましたが、それらは難しい曲ばかりで初心者の方には楽しめるものではありませんでした。
今回の村治先生のものは小さな子供から、大人まで単旋律さえ弾ければ楽しめると言う画期的なものです。何も画期的ではないと思われるかもしれませんが、今までなかったものですから、そういう意味ではコロンブスの卵ではないでしょうか?

収録曲は誰にも馴染みのある世界の名曲ばかりです。
おお牧場はみどり、おおブレネリ、アニーローリー、ロンドンデリーの歌、春の日の花と輝やく、グリーンスリーヴス、きよしこの夜、ぼだい樹、野ばら、ローレライ、メヌエット、ジングルベル、星の世界、夢みる人、希望のささやき、ロマンス、シェリトリンド、クラリネットをこわしちゃった、アロハオエ、トロイカ、サンタ ルチア、花
これだけ入ってオケ伴奏CD付きで¥2,835は安いですよね。

私も試してみましたが、結構楽しめますよ。特にグリーンスリーブスなんかホントに美しく響いてくれましたね。あなたも是非楽しんでください。



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<あれも聴きたい、これも聴きたい> アルヴァロ・ピエッリのアランフェス

 まあ誰でもかれでも申し合わせたように“アランフェス”。あたかも「アランフェスを録音せぬ者ギタリストに有らず」といった感があるが、それほどギターの協奏曲といやあアランフェスしかないかのように毎回毎回おんなじ曲。生の演奏ということになるってえとそりゃあまだまだ世界中には聴いたことのない人は沢山いるだろうからしかたないとしても、録音ということになりゃあもう少しは毛色の変わった曲が出てきてもよかんべなという気がする。そういいながらも今回はウルグァイ出身のギタリストで、第18回のパリ国際ギターコンクールのほか数々のコンクールで優勝、及び入賞を果しているアルバロ・ピエッリがソロを担当し1996年に録音したギター協奏曲ばっかしのCDを取り上げます。このCDにはアランフェス協奏曲の他にジュリアーニの協奏曲第1番OP.30とブローウェルの3つの協奏舞曲(1スケルツォ、2アンダンティーノ、3トッカータ)の計3曲が入っている。さきほども言ったようにこのアランフェスにはギタリストというギタリストが全て録音してるんじゃねえかというくらい沢山の録音があって、いったいどれが一番のお勧めの演奏なんだかそう簡単には言えないくらい百花繚乱、まったくもって入り乱れておりまする。私も若いころ(それこそ45年ほどく前)初めて聴いたのは独奏が20代から30代に入ったころのジュリアン・ブリームで、(録音が1963年で日本発売が1964年)指揮がコリン・デイビスのメロス・アンサンブルというレコードだった。最近の一般的な演奏からみると1楽章が少しばかりスピード違反かなあとは思うけれど、とにかくブリームさんも素晴しいテクニックでオーケストラに対抗している。またわざとらしい余計なことは一切やっていない上にスペインの香りもたっぷりだし、指揮者のセンスもあっていま聴いても飛び切りの名盤だったという気がする。その次がイエペスの独奏でアルヘンタの指揮した演奏のレコードだったが、それは当時アランフェスの演奏として評論家なんかの間ではダントツの評判を誇っていた。しかし当時その演奏を聴いた私は、どうも少し違うような気がしてなんとも複雑な気分だった。手に入れた楽譜と見比べてもところどころ違うところがあるし、表現がオーバーな感じがする割にはどうもこせこせした感じがつきまとい、釈然としなかった覚えがある。このレコードはごく最近聴き返してみたが、正直言ってイエペスの技巧的なミスやごまかし(?)が随分目だって少なからずがっかりした。当代随一とうたわれたアランフェス弾きのテクニックも、最近の若いギタリストに比べると申し訳ないが随分あやしいもんだという気がした。でも昔聴いた時は「ちょっとやり過ぎでねえべが」と思えたイエペスの表現も、そんなにいやな感じがしなかったことは多少救いのような気がしましたなあ。その後ジョン・ウィリアムスやアリリオ・ディアスをはじめ沢山のアランフェスを聴いたが、はっきり言ってどの演奏にも必ずどこかに気に入らないところがあって、いまだに自分としての決定版を見つけることができないでいる。とはいってもそれぞれの奏者の違いを聴き比べるのはとても楽しいことなので、余計に新しくアランフェスが出るたび「こんどこそは・・・・!」という気持ちで購入してしまう。今回取り上げたピエッリさんの演奏するアランフェスも、実は何ヶ月も前から注文していてやっと最近届いたもので、随分期待したんだけれど、やはりどっかにありました。余計な表現が。(誤解をされると困るので、あくまでも「私にとって」とお断りしておきますが)「なんでそんなところでそんなことをするかなあ」といったことがあちらこちらにちらほらと。どうもこんだけ世界中に沢山のアランフェスが存在すると、「なんとしても他人と違うことをやらなければ」というような強迫観念が働くんだべか、「え?」と思わせる装飾音が入っていたり、そんなとこで・・・というようなところで大げさなリタルダンド・・・、なんと思わせぶりな・・・。そして2楽章、3楽章はとてもいいテンポで弾いているんだども、なんとも1楽章がもったりしていて物足りない。(なんと先ほど言ったブリームのアランフェスよりも演奏時間が1分も長い)特に出だしの和音の刻みのところがなんともしまりが無く、ももひきの中でパンツのゴムだけがゆるんで落ちそうになってきたような気持ちの悪さ。オーケストラもアンサンブル・アマティというんだけども、こういった曲はあまり演奏したことがないのか、やはりすこーしばかり音にしまりが無い。2楽章もクライマックスのところで「もう少し盛り上ってもいいのに」と思うんだけど、今一歩のところで燃焼不足は否めない。でもこう書いていくとよっぽどひどい演奏のように聞えるかもしれないが、実際のところはそれほどではなくて、ちょっとばっかし「田舎くせえアランフェス」といったところか、それはそれでそこそこ面白くは聴ける。そしてそれに比べりゃ2曲目、3曲目のジュリアーニとブローウェルはなかなかのできばえで、特にブローウェルなんかは別に作曲者自身の指揮でも演奏・録音しているくらいだから、ピエッリさんもかなり自信に満ち溢れた表現で演奏しているし、ジュリアーニも1楽章をもう少し溌剌として「しゃきっ!」と弾いてほしいのと、3楽章は「あとほんの少しスピードを落として弾いてくれたらベストなんだけどなあ」というところはあるが、でもまあまあ「ジュリアーニとしちゃあいい方じゃねえか」と思う。どうも今回はあまりいい評価をしていないかのように聞えるかもしれませぬが、そんなことはありませぬ。皆様も一度ご賞味いただいてもそんなにがっかりはしないのではないかとは思いまするぞ。そしてもうひとついいことは、今回のピエッリさん、多分いつもの楽器“ダニエル・フレドリッシュ”を弾いているんだと思うけども、これが大変素晴しい音で入っておる。オケとの音量バランスはオケが少し遠い気がするが、ギターはまさに天下一品の音で採れておりまして、その点については数多いこれらの曲のCDの中ではピカイチ。このあたりは大収穫といったところではないかと思うのでありまする。


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 沖縄旅行から無事帰った長谷部です。沖縄は、ジャニーズ系のイケメン&美人さんが多い土地柄なんですね。子供たちもおめめパッチリで、ゆーったりした沖縄弁がとても可愛かったです。
 三線体験教室があったのでやってみたかったんですが、先生が眉毛ゲジゲジでシーサーみたいなインパクトある風貌だったので、なんだか怖そうで申し込む勇気が出なかったさ~。(“さ~”は沖縄弁です)ギターやバイオリン・ピアノの音色って本とに素敵だな~と感じますが、三線の音も良いですよね
 いずれにしても、何かしら楽器が弾けるというのは素晴らしいことです。
 現在、当音楽教室では、まもなく84歳になる方もジャズピアノとウクレレをマスターしたいとレッスンに通われています。笑顔がイキイキされていて、お会いするのが楽しみな方です。
 「もう今さら楽器なんて無理」とお思いの方、全く恐れることはありません。体験レッスン(約30分500円ですよ~)も可能ですので、是非見学がてらミューズへお越し下さいネ。
 沖縄で紅イモソフトクリームばかり食べ過ぎて、体が紫色になってきた私くしがお待ちしております

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