紫草(日本ムラサキ)の記

日本ムラサキの紫根は輸入品に頼っています。薬用また、染料として国産紫根の生産普及、流通を期待しています。

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茜(日本茜)の増やし方
草木染めの原料、日本茜は種を播いて育て増やす事はできません。 日本茜はなかなか、種子が採種できないからです。 しかし、茜の蔓を差して発根させ増やし育てる事が出来ます。 蔓にもよりますが先端より根元に近い蔓の方が発根力があります。長い蔓は途中数ヶ所に土を盛ると4~5ヶ所から発根します。 土に差してから3週間もすると、発根が確認出来ます。 その間、水分を切らす事は厳禁です。 また、用土に差した数日のみ日射を避けますが、後は反対に日光が不足すると生育が悪く葉に勢いが無くなりますので、室内での栽培の場合は日の差し込む場所を選ぶ事が必要です。 用土は赤玉土に川砂を使ってみました。砂は水分で締まり、蔓を押さえるには好都合です。水分補給の目安も砂で確認出来ます。 2~3ヶ月掛けてしっかり太い根を育ててから、移植します。プランターから露地へ移して更に太くてたくさんの根を育てます。 染料に使用する為には翌年、1年間栽培してからとなりますが2年目はほとんど世話をする事なく生育し蔓が繁茂します。
更新日時2014-10-09 16:58:04
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タグ 草木染め/茜染め/日本茜/染色/植物/