夜中に夢の中で「池上線」の悲しい歌が聞こえて目が覚めてしまった。
今朝、小田急線沿線出身の同僚が仕事場に来る約束になっていて、それでそんな夢を見たのか、小田急線じゃあんな悲しい歌にならないなと同僚としばし笑った。
東京に初めて住んだのが池上線で新聞配達をしていた。
池上線は駅と駅とが近く商店街でつながっている町に溶け込んだような路線。早朝配達の自転車で踏み切りを通ると女子大生が飛び込んだ直後だった。即死らしい。線路には鮮やかな黄色い骨髄が残り、ピンクの肉片と真っ白なスニーカーが散らばっていた。
アフリカの街中で見た薄汚れた死体とは違う。
アフリカでの二年に渡る仕事を終え帰りにブラジルに遠回り、リオから成田への出発の空港で出稼ぎの屈託の無い可愛らしいブラジル娘と台湾女性と三人で英語、日本語、ポルトガル語で楽しい一時を過ごした。ブラジル娘はエバラで働いていて一時帰国しまた行くんだそうだ。バブル時代の日本に。
搭乗となって私はジャンボ機の二階に行き、楽しい時間は終わってしまった。
池上線の荏原のことか、前に自分が住んでいた辺りじゃないか。
今朝、小田急線沿線出身の同僚が仕事場に来る約束になっていて、それでそんな夢を見たのか、小田急線じゃあんな悲しい歌にならないなと同僚としばし笑った。
東京に初めて住んだのが池上線で新聞配達をしていた。
池上線は駅と駅とが近く商店街でつながっている町に溶け込んだような路線。早朝配達の自転車で踏み切りを通ると女子大生が飛び込んだ直後だった。即死らしい。線路には鮮やかな黄色い骨髄が残り、ピンクの肉片と真っ白なスニーカーが散らばっていた。
アフリカの街中で見た薄汚れた死体とは違う。
アフリカでの二年に渡る仕事を終え帰りにブラジルに遠回り、リオから成田への出発の空港で出稼ぎの屈託の無い可愛らしいブラジル娘と台湾女性と三人で英語、日本語、ポルトガル語で楽しい一時を過ごした。ブラジル娘はエバラで働いていて一時帰国しまた行くんだそうだ。バブル時代の日本に。
搭乗となって私はジャンボ機の二階に行き、楽しい時間は終わってしまった。
池上線の荏原のことか、前に自分が住んでいた辺りじゃないか。