原則

国家の構成要素は国土と主権と国民。

国民を守ることは国家の最も重要な仕事。

国民が危険にさらされれば、何を置いても国民の安全を優先しなければならない。

原発事故においては、このことが全くなされなかった。

危険を分かりながら住民に知らせもせず避難させず、二年経ったいまだに避難させていない。

ばたばたと死んでゆくのも報道しないで隠し続けている。

経済は大切かもしれないが、カネなんて命あっての物種。

国民の生命を守ると言う大原則を忘れてならないのが国家の中心にある人の務め。

異様な夢

色鮮やかな異様な夢を見た。
血の滴る肉の塊のような生きた物体を丁寧に世話する私。
物体は目も耳もない。サリドマイド児のように肩から出た手のひらを握ると握り返してくる。
その握り返す握り方が微笑んでありがとうと言っている。

外見の異様さと正反対に美しく暖かく微笑みと愛に満ち溢れていた。
知性と情があり、生きているということがはっきり分かった。
人間の魂というものが存在することが良く分かった気がした。