machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

いろは

2011-03-31 | Weblog
今度の仕事は木造のグループホーム。

木造なんて十年以上も携わったことが無い。

加工は大工さんがするわけではなく、プレカットといって柱や梁の仕口を工場で加工してしまうコンピュータを使った近代的なものだが、柱の通りの呼び名は未だに「いろはにほへと」と「一二三四」である。

いろは歌は日本人の人生観を良く表している。

原文

色は匂へど 散りぬるを
我が世誰そ 常ならむ
有為の奥山 今日越えて
浅き夢見じ 酔ひもせず

読み方(現代仮名遣いで)

いろはにおえど ちりぬるを
わがよたれそ つねならん
ういのおくやま きょうこえて
あさきゆめみじ えいもせず

意味

花は咲いても散ってしまう。
そんな世の中にずっと同じ姿で存在し続けるものなんてありえない。
「人生」という険しい山道を今日もまた1つ越えて
はかない夢は見たくないものだ、酔いもせずに。

http://www.geocities.jp/the_longest_letter1920/iroha_uta.html

大きな災難があっても、この世は「無常」として受け入れる。

はかなく、美しく、いさぎよい。

それが日本人のさっぱりとした生き方。
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震度

2011-03-31 | Weblog
3月11日の大震災のときの各地の震度を見直すそうだ。

今回は各地で震度に比して被害が大きかった。

震度5弱の浦安の液状化や、震度4の横浜での倒壊もあった。

おそらく、地震の揺れている時間が長かったせいだろう。

震度は加速度計や震度計で決めているが、同じ加速度でも一瞬の地震と長い時間の揺れでは被害が違ってあたりまえ。

今後は被害を想定した震度に改める必要があるはず。

地震の加速度と継続時間と振幅を掛け合わせたような表示方法が必要だろう。

瞬間の地震では水を沢山含んだ砂でも液状化は起こらないが長く揺らしていれば液状化してしまう。
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東京都知事選挙

2011-03-31 | Weblog
現役の石原氏か、宮崎県で難問解決の実績を積んだ東国原氏か。

国難の時代だから、息子である自民党幹事長に頼まれて仕方なく出馬する石原氏より、柔軟な発想と謙虚な姿勢の東国原氏のほうが良いと思う。

お笑いは落差。本質と現実の落差が笑いとなる。

お笑い芸人には、本質を見抜く鋭い観察力と、現実の裏の動機を愛情を持ってあばくユーモアがなくてはならない。

一流のお笑い芸人は本質を見抜く力は有能な政治家に優るとも劣らない。

東国原氏が東京都知事になり、国政は北野タケシとお笑い芸人たちで担ってもらいたいと半ば本気で思っている。
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