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machaの浅学妄想

今、感じたことや想うことを書いておく。

ダムマニアじゃないけれど

2010-06-20 | Weblog
バイクを走らせること自体が好きであちこち行くのだが、ダムを仮の目的地とすると山間の景色の良い走りやすいツーリングが出来る。
いままで行っても写真も撮らないことが多かったので今日は近所のダムを撮ってきた。


加茂川の上流の水源地。この粟ヶ岳の雪解け水を集めて信濃川の水と共に加茂市民の飲み水になっている。



下条川ダム。細い小さな川の災害防止のためのダムでダム湖はヘラブナが放流されて有名な釣り場になっている。ここにもアザミが沢山咲いている。


 
笠堀ダム。粟ヶ岳の南に位置し五十嵐川の上流にあり発電もしている。ダム湖の周辺はカモシカの生息地。
六年前の水害ではこのダムの放水の失敗が原因だと批難されたが、時間最大雨量73ミリ、24時間最大雨量473ミリ、ダム崩壊の危険の中、運用以来最多の全放水量619.81m³/sで対応した。このダムと大谷ダムがなかったら三条市で一万戸以上の浸水被害がさらに2000戸浸水したとの県の試算がある。役に立ったと評価しなければならない。



大谷ダム。
 笠堀ダムに近く同じく五十嵐川の支流のダムで国道289号線に接している。
 この国道289号線は点線国道で新潟県から福島県に将来繋がる予定で工事が進められている。河井継之助が長岡で官軍に敗れて重症の身で会津へ逃げる途中で読んだ「八十里 腰抜け武士の 越す峠」という「越抜け」に掛けた自嘲の句の八十里越えがトンネルなどで十年後に開通する。
 大谷ダムは一般的な重力式ダムではなくロックフィルダムと言って岩石・礫・砂・粘土を層にして強度と遮水性を持たせた自然に優しいもの。
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