モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

陽春の男鹿毛無山はいかに。(2023年4月10日)

2023年04月22日 | 男鹿半島4月

男鹿は、これで今年四度目となる。
前回、来たのは3月21日(記録はこちら)。その日はフクジュソウが盛りだったが、
カタクリなど他のスプリングエフェメラルはまだほとんど咲いてなかった。
あれから20日くらい経っているので、花の種類も随分と変わっていることだろう。

今日は五社堂の登り口に着いたら、桜が咲いていた。
もしかしたら、男鹿で桜の花を見たのは初めてかもしれない。

男鹿で初めて見た桜



次いで参道の石段に差し掛かったら、参道の脇ではニリンソウが咲き出していた。

五社堂参道脇にニリンソウ



ニリンソウ
 

                                           参道を見上げる。


石段を少し登ったら、今度はスミレの大群。




スミレの大群の正体はタチツボスミレだった。

タチツボスミレをアップで。



五社堂の境内は、例年ならば今頃の時期、カタクリがみごとな花筵になるところだが、
今回、花はもう終わっていた。

五社堂境内のカタクリ花筵跡地



カタクリ残り花
 

                                           ナツトウダイ


五社堂を過ぎて、登山道を進むと、

以前はスミレ類やカタクリがいっぱいだったように記憶しているが、
今回はそれらは終わってしまい、
かわりにシラネアオイやキバナイカリソウが咲き出していた。
今年は季節の推移が早い。

登山道
 

                                            フデリンドウ

シラネアオイ



キバナイカリソウの咲き出し
 

                                           オオバクロモジ


ブナ林



更に稜線の登山道を進むと、スミレ類が多くなって来た。

そこでは山麓で咲き終わっていたナガハシスミレがまだ咲き残っていた。


ナガハシスミレ



ミヤマスミレ



この山のミヤマスミレは花色がピンク色を帯びる傾向があった。

キクザキイチゲ咲き残り
 

                                            スミレサイシン


アオイスミレの花はとても小さく、全体が柔らかい印象だった。




エンレイソウ
 

                                              ヒメモチ


今回は毛無山山頂まで三分の二くらいのところまで登って、そのまま引き返した。
理由はそれから先は春がまだ浅く、何も咲いてなかったからだ。
山頂まで行くのはオオサクラソウが咲く五月以降か。どうやら今年は早まりそうだ。

以上。

福寿草山は二輪草海へ変化中。」へ行く。


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