モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

2024年4月5日の男鹿(2)五社堂編

2024年04月15日 | 男鹿半島4月

(本頁は「2024年4月5日の男鹿(1)コバルトの花の海編」の続きである。)

勝楽寺に続いて宝物殿の左脇を掠めると、目の前に999段の石段が現れる。

999段の石段



この石段道、その昔、漢の武帝が連れて来た五匹の鬼が
ひと晩で1000段の石段を作ろうとしたが、最後の一段を積む前に日が昇ってしまったため、
999段のまま終わったとの逸話がある。
作り話とはいえ、鬼滅の刃の鬼同様、夜の間しか活動できないと言う設定には笑ってしまう。
それはさておきこの石段、急に見えてしんどそうだが、
いざ登り出すとさほどではない。

石段の両脇には花がパラパラと咲き出していた。

 

(右上)カタクリとナガハシスミレ



ナガハシスミレ



石段の隙間にもカタクリが咲いていた。

 


五社堂境内に到着。
ここは四月になればカタクリやイチゲが花筵のように咲く場所だが、
今回はちょっと早かったようで花はまだ疎らだった。




境内の花筵予定地


クライマックスになるのは一週間後くらいだろうか。

カタクリ



カタクリとキクバオウレン



カタクリとキクザキイチゲ



五社堂



今回驚いたのは五社堂の裏の雑木林。

その林床にシュンランを見つけた。

 


男鹿の五社堂に来るようになって20年以上、
男鹿三山に登山するようになって10年以上になるが、
シュンランは一度も見たことが無かった。
そのため男鹿にはシュンランは無いものだと思っていたが、
今回、五社堂のすぐ裏の林で見つけた。

ナニワズはまだ咲き残っていた。




フクジュソウ咲き残り
 


(右上)エンレイソウ



カタクリ
 


(右上)カタクリとスミレサイシン


フクジュソウの小群生地




(3)福寿草山編」に続く。


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