モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

今年二度目の男鹿・福寿草山編(2022年4月2日)

2022年04月08日 | 男鹿半島4月

(本頁は「五社堂編」の続きです。)

先月末日、或る御方から男鹿に福寿草山が有ることを教えて頂いた。

今回はフクジュソウが最盛期のうちにと、4月2日に急ぎ行ってみた。
いざ行ってみたら、それはもうすっ ( ̄π ̄;凄まじい大群生だった。
山そのものが見渡す限り、フクジュソウに覆われていた。

まずはその様子をご覧頂こう。

入口付近



少し進むと・・・













福寿草山の存在は、生育地保護の観点からかオープンにされていないようだ。

私自身も男鹿には何十回となく来ているが、今回、初めて知った。

大株をクローズアップしてみる。




バックにアズマイチゲ



中心に八重咲のアズマイチゲ。



フクジュソウは既に葉が広がり出し、成熟したものが多かったが、
まだ初々しいものを一株だけ見つけた。

 
                                          こちらはネコノメソウ


ざっと見た限りでは、小道が有る以外は、人手はほとんど入ってない感じ。
林床には秋田では珍しく笹が少なかった。
これは海風がもろに叩きつける場所のせいなのか。
笹が無いので、フクジュソウやスプリングエフェメラルがのびのびと生育できる。
いずれにしろ不思議な場所だ。










ここはパッと見ではフクジユソウonlyだが、場所によって、白いイチゲがパラパラと混じっていた。
その正体はキクザキイチゲとアズマイチゲだったが、ここでは意外にもアズマイチゲの方がずっと多かった。

アズマイチゲ
 
                                             キクザキイチゲ

キクザキイチゲは白が多く、青紫系は少なかった。これは男鹿全般の傾向だ。

このちっこいスミレはアオイスミレだろうか。




キクザキイチゲとカタクリが少し混生していた。




他には、キツネノカミソリ、ニリンソウ、アオヤギソウ、トリカブトなどの芽出しが多かった。

キツネノカミソリ(奥にシャク)




ニリンソウ
           
                                             アオヤギソウ


トリカブト




奥の方に渓流が有った。この流れはじき日本海に注ぐ。




続いて「渓谷編」に行く。


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2 コメント

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Unknown (ミルク)
2022-04-08 17:25:01
こんにちは。
やはり、モウズイカさんは、写真が上手いなぁと思いました。
ここは、毎年行っても感動の場所です。
今日は五社堂の、カタクリに会ってきました。
ちょうど見頃でした(^^♪
返信する
ミルクさんへ。 (モウズイカ)
2022-04-08 18:56:34
「福寿草山」教えて頂き感謝しております。
ここ三年くらいの間に見た中では最高の花風景でした。
face bookでさわりをアップしたところ、反響がいろいろありました。
場所を教えて欲しいと若干名の方から言われましたが、
「福寿草山の存在については、生育地保護の観点からかオープンにされていないようです。
ネットで公開する際は、場所が特定出来ないようにと固く言われております。
従ってその場所はどこかとコメント頂いても、
この場ではお答えできないことをあらかじめ申し上げておきます。」
と答えておきました。
この場所、明日また行こうと思っております。
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