モウズイカの裏庭2

秋田在・リタイア老人の花と山歩きの記録です。

初めての男鹿真山(2017年4月21日)

2021年04月26日 | 男鹿半島4月

(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)

男鹿三山は低山なのに花の種類が多い。それを愉しみに何度も登っているが、
いつも南側、門前から五社堂経由で毛無山ばかりだった。

北にある真山にはまだ一度も登ってなかった。
2017年になって、タイミングを窺っていたが、4月21日、晴れたので登ってみることにした。
 

秋田港(土崎)から男鹿半島方面を望む。
 



船で行ったわけではなく、柿の種号で陸路をひた走る。ε=ε=へ(+´π`;)ノ 


出戸浜から男鹿三山と寒風山(右端)を望む。
 



男鹿なまはげラインを北上し、なまはげ大橋にさしかかると、左側に男鹿本山と真山がよく見えるようになる。

ここは棚田の眺めが素晴らしい(特に秋は素晴らしい。例えばこちら)。

安全寺の棚田。真ん中に男鹿の最高峰・本山(715m)、右に真山(567m)が並ぶ。 



本山と真山をクローズアップ。



参考マップ



なまはげ柴灯まつりで有名な真山神社から歩き始める。

神社の境内には榧(カヤ)の巨木があった。


 


真山神社拝殿




この参道は確かなまはげ柴灯まつりでなまはげ達が唸り声をあげながら駆け下りて来る場所と記憶している。

が今日はなまはげは不在だった。

 


続くスギ林を登っていくと、ちらほらと花が咲いていた。
 

フクジュソウ
 

                                        エンレイソウとキクザキイチゲ 

キブシ



キクバオウレン
 

                                         首の取れた地蔵様を散見。

このタイプの地蔵様は以前、太平山でも見たが、何かいわれがあるんだろうか。
 

スギ林の次は雑木林、またスギ林・・・
の繰り返しなので、このお山、展望はさっぱりなのだった。

山頂近くの雑木林



春がまだ浅すぎるのか、笹藪のせいか、花は思ったより少なかった(この年は例年になく春の訪れが遅い)。

オオカメノキの花芽
 
                                           真山山頂の奥宮 



山頂は林で何も見えないが、真山神社の奥宮に上がると、展望台になっており、東側が少しだけ見渡せる。




今日は晴れなのに視程はイマイチ。

(後で森吉山や白神山地、岩木山まで見えると知ったが)この日は近くの寒風山くらいしか見えなかった。

寒風山

 



意外に早く山頂に着いたので、真山と本山の鞍部、フタツアイまで足を延ばしてみることにした。
途中の杉林は天然杉だろう。凄い木が多いが、紹介は後日としよう。
 
フタツアイ
 
                                          キクザキイチゲ


フタツアイから先、本山方面はまだ雪がいっぱい残っていた。ここで休憩し、引き返す。

一度だけの登山で判断するのは早計だが、花の種類や量は南側の毛無山の方が圧倒的に多いと感じた。


以上。


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