今日の常念岳

安曇野から見える代表的な山である常念岳を中心に、安曇野の自然、日常の風景など、画像で綴っていきます。

ツール・ド・美ヶ原2014

2014-06-29 23:07:40 | その他諸々

2014年06月29日(日)
今年もツール・ド・美ヶ原に出走してきた。

今年は直前になってモチベーションの低下と、落車の影響なのか登坂の不調に悩まされ続け(?)、本当に坂を登り切れるのか、完走はおろか、最初の激坂すら登れないんじゃないか、という状態。落車の影響はハンドルとサドルを微妙に調整して何とかなるところまで持ってきたが、モチベーションについては致し方ない。

前日、早寝したのに、夜半に突然の雷鳴で起こされた。稲光もかなり明るく、間髪入れずに大音響と振動が来たので、至近距離で落雷があったのは間違いない。雨も結構激しく降っている。再び寝て、起きた時には雨はそこそこ弱まっていたが、駐車場に着いたらまた強くなっていた。天気予報では今日日中は晴の筈なのだが、本当に雨止むのかな、という状態だ。

しかし、明るくなるとともに雨が急に弱まってきて、5時半頃にはほぼ止んだ。そして、それから1時間ほどしたら青空も見えてきた。


スタート直後は結構脚も回っていいペース。しかし、激坂区間はただ耐えるだけ。上空青空も見えて陽が射してくるところもあるが、去年のような蒸し暑さは感じられず、その所為か美鈴湖までのタイムは去年よりも若干いい。ただ、勾配がきつくなるとペースが一気に落ちてしまうので、勾配が緩いところでは重めのギアを踏んで、きつくなったらひたすら耐える、ということにした。しかし、激坂がウリのこのコース、タイムが稼げるような所は少なく、この策はいまいち効果的ではないなんて、走っている時には気づかなかったよ。

14%標識の下の辺りで雲に入ったようで、霧で視界が一気に悪くなった。それに、涼しいよりも若干寒い。まあ、蒸し暑くないのはいいこと。今シーズンはこのコース1回しか走っていないのだが、これまで何度も走っている道なので、道の特徴とそれがどの辺りになるのを思い出しながら、残りが減っていくのを励みにして進む。今日の脳内音楽は「天使之翼」(楊丞琳)。こんなとき、翼欲しいねえ。

武石峠ではすっかり霧も晴れていた。スタート前の気象状況のアナウンス「頂上付近は風弱く晴れ、視界良好」は、本当みたいだ。稜線に出たら後はアウターを踏んでタイムを稼ぐしかない。路面も乾いているので、下りは重力に任せて加速した(重たいのが有利になるのはこのときだけかも知れないけれど、私は前方投影面積も広めなので空気抵抗で相殺されているかも)。残り500mあたりから意地で加速したが、残り200くらいで脚が上がってしまい、前との差が詰まらなくなったままゴール。サイコン読みで1時間42分ちょっと。3年前に出した自己ベストは3分更新したが、目標(低い目標なので恥ずかしくていえない)には届かなかった。ゴール後、トマトを貰ってふと見たら渡してくれたのは今中大介さんだった。今中さんの力で来年は早く走れるかな。

ゴール付近は雲は多めながら晴れていて、時折陽も射してきた。王ヶ頭もクリアに見える。

稜線付近ではレンゲツツジが多分見頃を迎えてきていて、たくさん咲いていた。

北アルプス方面は厚い雲があって山は何も見えなかったが、美ヶ原近辺の山々は結構よく見えていて、ここではないが斜面に牛がいるのが見えるところもあった。今日は所々止まって写真を撮りながら下る人が多かった。


下山後、豚汁のサービス有り。ありがたくいただく。当たり前だが、山の上とは違って、下は暑い。

上田のチャイハネ(CHAY HANE)が出店を出していたので、そこのケバブサンド(ピタパン)を今日の昼食にする。肉も野菜も多めで見た目よりもボリュームがあり、肉も美味しい。私はヨーグルトソースが好きなのだが、今日はないということで、ホットチリにしたが、激辛という辛さではなかったが、それも美味しかった。


実はこれが美ヶ原の後の最大の楽しみ。完走したら食べようと決めている。「塩川」のクリームあんみつ。餡もアイスクリームもシロップも寒天も自家製、ということ。古典的なクリームあんみつなのだが、今まで食べた中では最上位。完走できたので、今年も食べることができた。


あとでリザルトを見た。遅い方から数えたら45%位の所で、遅い方から1/3から脱したのは快挙かな。一つ上の順位とのタイム差が1秒なので、最後タレなければもう一つ順位を上げることができたかもしれない。
タイム:1時間42分18秒(トップとの差:32分16秒)
順位: 268位/完走481人(男子D)

次走は「ぐるっとまるごと栄村100キロサイクリング」(8/4)、次々走は「シマノ鈴鹿ロード(2時間エンデューロ)」(8/24)の予定。坂は捨てて、鈴鹿に向けた練習しようっと。