私の下宿の兼定島では、六条大麦が栽培されていたことをこの日記で報告した。麦は梅雨に入る前にあっという間に刈り取られた。あと何を植えるのだろうと思っていたら、これも梅雨前に作付けされたのだが、大豆であった。
よくよく観察して見るとなるほどと思った。大麦が繁茂しておれば、雑草は生えない。大麦を刈り取った直後もまだ雑草は生えない。雑草が生えない間に、大豆を播種するのである。さらに、刈り取った後の麦わらが畑の表面を覆っているので、日光が遮断される。大麦の刈り取りと大豆の播種の間隔が短いので、雑草が生える間もない。しかも、大豆の生長初期は徒長が早い。それこそ、あっという間に背丈が高くなる。
それと畝が見事に利用されている。大麦を刈り取った後、耕耘機で低い畝が作られている。これだと、平たんに耕して種を播くよりも、梅雨期に入ったときに、冠水する危険性が小さくなる。畝立てと同時に種を播くため、降雨などによる湿害が回避できる。この方法だと除草作業が大幅に削減できるだろうと想像する。
以下は、ウィキペディアによる。
ダイズ(大豆、学名Glycine max)は、マメ科の一年生の植物。「大いなる豆」という意味で、「大きな豆」ということではない。原産地は、中国東北部からシベリア、日本にも自生しているツルマメと考えられている。約4000年前に中国で野生種大豆の栽培が始められたと言われている。日本には、約2000年前に伝来し、古事記にも大豆の記録が記載されている。
ダイズは蛋白質や脂肪、鉄分、カルシウムなどミネラルが多い。種子は堅いので、煮るなど加工して食べられることが多い。例えば、若いダイズの果実は枝豆と呼び、塩茹でなどにして食べる。熟したダイズから豆乳を作り、そこから豆腐、油揚げなどが作られる。また、蒸したダイズを発酵させて、納豆、醤油、味噌などが作られる。蒸した種子を発酵させてから乾燥させたものは、香鼓(こうし)という生薬である。これには発汗作用、健胃作用がある。
大豆から作られる大豆油は、かつては燃料としても用いられたが、現在最も安い食用油として発展途上国で、大量に消費されている。近年では大豆油インクが環境に優しいなどとして利用が増加している。油の搾り粕は家畜の飼料となる。
光の当たらないところで発芽させ、数センチメートル伸びた芽を食べるのが「豆モヤシ」である。
日本は現在大部分を輸入に頼っている為、2003年に世界的不作から価格が高騰したときには大きな影響を受けた。最大の生産国、輸出国はアメリカ、ついでブラジル。日本の輸入量は世界第3位。 中国では経済成長に伴う食生活の変化により消費量が激増しており、これからも増え続けると見られている。 この需要に応えるためブラジルでは天然林伐採を伴う大豆農地の拡大が進んでおり、問題視されている。
日本はダイズの加工技術については群を抜いている。アジア地域ではダイズが様々に加工されて食べられているが、日本ほどバリエーションに富んでいる国はない。例えば居酒屋などで出される簡単な肴として、開いた油揚げに納豆を詰め、焼いて醤油をかけたもの、などがあるが、これらは全てダイズ原料である。
よくよく観察して見るとなるほどと思った。大麦が繁茂しておれば、雑草は生えない。大麦を刈り取った直後もまだ雑草は生えない。雑草が生えない間に、大豆を播種するのである。さらに、刈り取った後の麦わらが畑の表面を覆っているので、日光が遮断される。大麦の刈り取りと大豆の播種の間隔が短いので、雑草が生える間もない。しかも、大豆の生長初期は徒長が早い。それこそ、あっという間に背丈が高くなる。
それと畝が見事に利用されている。大麦を刈り取った後、耕耘機で低い畝が作られている。これだと、平たんに耕して種を播くよりも、梅雨期に入ったときに、冠水する危険性が小さくなる。畝立てと同時に種を播くため、降雨などによる湿害が回避できる。この方法だと除草作業が大幅に削減できるだろうと想像する。
以下は、ウィキペディアによる。
ダイズ(大豆、学名Glycine max)は、マメ科の一年生の植物。「大いなる豆」という意味で、「大きな豆」ということではない。原産地は、中国東北部からシベリア、日本にも自生しているツルマメと考えられている。約4000年前に中国で野生種大豆の栽培が始められたと言われている。日本には、約2000年前に伝来し、古事記にも大豆の記録が記載されている。
ダイズは蛋白質や脂肪、鉄分、カルシウムなどミネラルが多い。種子は堅いので、煮るなど加工して食べられることが多い。例えば、若いダイズの果実は枝豆と呼び、塩茹でなどにして食べる。熟したダイズから豆乳を作り、そこから豆腐、油揚げなどが作られる。また、蒸したダイズを発酵させて、納豆、醤油、味噌などが作られる。蒸した種子を発酵させてから乾燥させたものは、香鼓(こうし)という生薬である。これには発汗作用、健胃作用がある。
大豆から作られる大豆油は、かつては燃料としても用いられたが、現在最も安い食用油として発展途上国で、大量に消費されている。近年では大豆油インクが環境に優しいなどとして利用が増加している。油の搾り粕は家畜の飼料となる。
光の当たらないところで発芽させ、数センチメートル伸びた芽を食べるのが「豆モヤシ」である。
日本は現在大部分を輸入に頼っている為、2003年に世界的不作から価格が高騰したときには大きな影響を受けた。最大の生産国、輸出国はアメリカ、ついでブラジル。日本の輸入量は世界第3位。 中国では経済成長に伴う食生活の変化により消費量が激増しており、これからも増え続けると見られている。 この需要に応えるためブラジルでは天然林伐採を伴う大豆農地の拡大が進んでおり、問題視されている。
日本はダイズの加工技術については群を抜いている。アジア地域ではダイズが様々に加工されて食べられているが、日本ほどバリエーションに富んでいる国はない。例えば居酒屋などで出される簡単な肴として、開いた油揚げに納豆を詰め、焼いて醤油をかけたもの、などがあるが、これらは全てダイズ原料である。