~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

誰もが持つ天性~初女さん

2020-09-11 16:32:01 | 日記

ネットの詐欺が後をたちません。

今回のドコモの詐欺も、こういうことを

考える人は、どんなに頭がいいのだろうと

思ってしまいます。

その賢い頭脳を、そんなことに使うとは

何とも勿体ないことです。

楽して儲けることが得なことだと思って

いるのでしょうか…

初女さんを近くで見てきた私は、一心に

働く初女さんの姿に、どれだけ心打たれたか…

損得を考えずに、目の前のことを一心にする

これが、魂を磨くということかと、

初女さんを見ていて思いました。

自分の一生を見たとき、楽したことが

得だったとは言えない気がします。

若い人たちは、楽して儲けたいと

思っている人が多いようですが、

このことに早く気が付いてほしいと

切に思います。

 『苦しみから立ち上がるには、

  人のために動くことです。

  喜びに満たされときも、

  人のために動くことです。

  人のために働き、

  人に喜んでもらえると

  なにものにも代えがたい、

  深い感動に満たされます。

  それは、誰もが持つ天性です。

          佐藤 初女』

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ウソはなぜ悪いのか

2020-09-10 21:26:48 | 日記

和田重正先生の「らしく生きる」の中に

中高生に「ウソは悪いにきまっているのに

なぜ悪いかを聞くと、誰も反応を示さない。

だから君たちはその時の都合で平気でウソを

つけるんだ。

何故わるいかという理由をよく知ったら

ウソはなかなか言えなくなるものだよ」と

書いてありました。

和田先生は

ウソには悪いウソと悪くないウソがあり

相手を思って言ったり、その場限りの楽しい

ウソを言うのは悪くないけれど、自分の

都合がいいようなことの為に人を騙すウソは

悪いウソです。

では、自分の利益の為に言うウソはどうして

悪いのかというと、大抵の人はウソは道徳的に

いけないと思っていますが、切羽詰まると

案外平気でウソを言います。

ワイロをやったり取ったりするのは悪いと

知っていてもちょっと良心に蓋をして、

得になると思う方を選び、バレそうになると

どうゴマかそうかと苦心惨たんするのです。

その場その時には得をしたことになるが

一生という長い時間と広い場所の中で考えると

ケチな根性から出たウソは絶対に損になる。

自分の利益、自分の立場、自分の見栄などを

守る為に人を騙そうとして言うウソは

自分と相手をきずつける、

その運命を悪くする。不幸にする。

だから、本当に幸せなりたい人は、ウソは

言わない方が得です。

そしてウソを言わなくていいような生活を

平常から心掛けるとよいと思いますと、

書いてありました。

得になるからと、良心に蓋をして

ついたウソが、結果不幸になると

言うことです。

この文章を打ち込みながら、何人もの

政治家の顔が浮かんできました。

みんな幸せそうな顔をしてないな~

小さい頃「ウソは泥棒の始まり」と

教わりました。

不幸な人生にならないようにという

親の知恵だっのかもしれない…

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2020-09-09 21:30:44 | 日記

コロナで手が汚いものとなってしまいました。

素手で握るおむすびは、家族以外の人に

差し上げることが出来ない感じです。

みんなで集まって、おむすびを結び

「美味しいね!」と頬張った、あの日常は

いつ戻って来るのでしょうか…

今は、自分で結んだおむすびを食べて

「やっぱり初女さんのおむすびは美味しい!」

などと、一人で感激してます。

手は汚くないよ。

手は温かいよ。

手を握られると、心まで温かくなるもの

手は優しいよ。

初女さんは、手が大きいから恥ずかしいの

と、言っていたけど初女さんの大きな手に

包まれて、何度涙したことか…

手は働きものだよ。

手は汚くないよ。

 

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覚悟

2020-09-08 22:20:04 | 日記

このところ覚悟という言葉が気になって

います。

覚悟とは、自分と向き合わないとできません。

覚悟は、人から強いられるものではなく

自分で決めるものです。

私は、子どもを亡くした後、覚悟しました。

この悲しみと苦しみは、誰も助けてもらえない

私が向き合うしかないと…

覚悟すると、それまで助けて欲しいと

のたうち回っていた心が静まったのです。

身近な人の死によって、覚悟を決めた人は

多いと思います。

僧侶で看護師の玉置妙憂さんは、

夫の死から本当にたくさんの贈り物を

受け取りましたと、言われています。

その一つについて

『人間は徹底的に一人である、という

 揺るぎない真理でした。

 生まれてくるときが一人なら、

 死ぬときも一人。

 そこにあるのは計り知れない孤独です。

 ただ、そのことを認識すると、

 今、誰かがいてくれることが非常に

 ありがたいことに思えてきます。

 このご縁はなんと稀有なことだろう、と…』

このように書かれています。

私も子供が亡くなり、荒野にひとり

取り残された孤独を体験しましたが、

初女さんの亡くなったお顔を見た時

ひとりで死んでいくとは思えませんでした。

そのお顔には、孤独感は微塵もなく

穏やかで静かで、どこまでも美しかった

からです

そう言えば、初女さんと最後にお会いした時

「私は、これから新しい森のイスキアにする

覚悟をしました。」と、言われてました。

このコロナ禍、自分はどう生きて行くか

覚悟が迫られているのかもしれません。

 『困難な中にある時こそ

  人は自分の生き方を

  見つめなおさなくてはならないのです。

           佐藤 初女』

 

 

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不安と安心

2020-09-06 22:33:23 | 日記

コロナの不安が長いこと続いているので、

不安を抱えて生活していることが、日常と

なってしまいました。

これって、気が付かないうちに心にも

影響しているんじゃないかな…

この不安が晴れるのはいつのことでしょうか

心が不安に乗っ取られないようにしないと!

      安 心

 天と地には不安はありません。

 どんな天変地異もただ力いっぱい

 やっているだけです。

 山にも海にも不安はありません。

 木にも草にも不安はありません。

   

     光がみえる

 人は誰でも光が見えています。

 それだのにそれには気をとめないで、

 暗いところにこだわって苦しんでいます。

 ところがものごとは気にしている方へ

 引きづられていくもののようですから

 気にとめるなら、なるべく明るい方に

 した方にした方がトクだと思います。

 そのためにもっとハッキリと眼を開いて

 光を受けとめて心で味わってみようでは

 ありませんか。

           和田 重正

 

 

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もしも、春馬君が初女さんに出会っていたら…

2020-09-05 15:02:07 | 日記

先日、NHKで三浦春馬さんが出演していた

「世界はほしいモノであふれている」の

今までをまとめた放送がありました。

画面の向こうの春馬君の屈託のない笑顔に

こちらの心も弾んでくるのですが、

その春馬君が、今はいないとは…

人の心は深いので、分かりようが

ないのですが、もし春馬君が初女さんと

出会っていたら…

なんていう思いが浮かんでしまいました。

初女さんは、その人の中に答えはあると

どこまでも信じ、そしてじっと話を聴いて

下さいました。

胸が詰まって何も食べられないと思っていても

初女さんのお料理を目の前にすると、

食べてみようかな、食べられるかもしれないと

思ってしまうのです。

”美味しい”が、心の扉を開くと…

初女さんのお料理は「食はいのち」の心で

調理されたお料理でした。

春馬君は、どんな食事をしていたのかな…

『こころを込めて用意されたお料理を

 みんなでゆっくり頂くと、

 自分だけの苦しみに閉ざされていても、

 自然に感謝の気持ちが湧いてきて、

 新しい一歩を踏み出すきっかけに

 つながります。

           佐藤 初女』

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今を生きる~佐藤初女

2020-09-03 16:57:09 | 日記

夫が自転車で転びました。

若い時なら何でもないことが、生活に

大きく影響してくるようになってきました。

”坐り”の友が、「直さん、いつまで坐れるか

分からないから、坐れるうちは坐ろうね」と

言っていました。

歳をとると今まで出来ていたことが

出来なくなるという現実がやってきます。

初女さんも手を掛け、時間をかけて

お料理を作ることが難しくなった時

覚悟をし、新しい森のイスキアにする!と

決断されました。

それが、93歳の終わりか94歳になった時か…

やはり並外れた方でした。

「私には老後がないの。」と、

言われたという初女さん…

目の前のことを一心にやっている

初女さんの姿が忘れられません。

今を生きるということを、初女さんは

行動で見せてくださいました。

 『私はなんにも心配してないの。

 今を生きているから。

 心配する人は必ずといっていいほど

 先のことばかり考えますが

 先の見えない未来のことに

 あれこれ心を惑わしても

 不安が募るばかりです。

 今ほど確実なものはありません。

 今に感謝していると、

 とても自由な気持ちになり

 一歩一歩確実に進んでいけるように

  思います。

            佐藤 初女 』

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月の道

2020-09-01 22:46:33 | 日記

夕方の海を見ていた。

曇っている、空には雲があるだけ

何も変わらない風景

雲が切れた。

すると突如月が現れた。

月はのぼったのでなく、そこにあったのだ。

辺りが暗くなると、海が月の光に照らされ

月の道ができた。

もう、そこは海ではなく宇宙なのだ。

私は宇宙の中にいる

遥か彼方にあると思っていた宇宙が

私の目の前にあった。

何という安らぎ

母の胎内にいたときの記憶か…

この静けさを、この安らぎを

私のいのちは知っていた

月の光は、私の目の前に一筋の道を

示していた。

信じて歩いていけばいい

あゝ宇宙に愛されていたんだ…

 

              月の道(私の撮影ではありません~)

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