~空からの贈りもの~

「森のこもれび」の山崎直のブログです。

光の中に

2016-11-29 23:39:51 | 日記

12月が目の前になり、喪中の葉書が届くように

なりました。

今日、家に戻ると喪中はがきがポストに入って

いました。

『義姉 佐藤初女が二月一日に九十四歳で永眠

いたしました。』

葉書に目を落とし、初女先生がいないことが

改めて突き付けられた気がしました。

私は、初女先生に年賀状として毎年、お茶の入った

お手紙を送っていました。

それに書く言葉は、毎年「新しき年が光の

うちにあるように」と書いていました。

今、初女先生のいらっしゃらない新年を

迎えることに少し狼狽えている自分がいます。

喪中はがきを手にしながら、心から敬愛する方を

失い、私も喪中を出したいよ。なんて思って

しまいました。

新しき年、困難はあっても初女先生が天に

いらっしゃるなら、光は今まで以上に

輝かしいものになるかもしれません。

淋しいけれど、前を向いて歩いていかなければ

初女先生の言葉を自分の体に落として、一歩一歩

光の中に初女先生がいることを信じて…

 

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