若い頃『戦争を知らない
子供たち』の歌を高々と
歌い、戦争を知らずに
育ったことを誇らしく
思っていました。
平和であることは
当たり前のことだと
思っていました。
今私は、戦争は始まって
しまうと、止めることが
こんなにも困難なこと
だったんだと知りました。
そして憎しみの連鎖の
恐ろしさを…
初女さんが
『愛とは受け容れること。
戦争が絶えないのは
受け容れないからです。』
という言葉を遺して
います。
ぼんやりとした輪郭
でしか分からなかった
言葉が、今現在
起こっている戦争の
映像を観ていると、
初女さんの言葉の
深さに私の心が
震えます。
平和と子どもを愛した
いわさきちひろさんの
絵を観ていると、
子どもは平和の象徴
なんだと感じます。
子どもは未来です。
でも、今その子ども達が
戦争の只中にいます。
戦争を知らない子ども達
ではないのです。
戦争を知ってる子ども達が
必死にいのちを繋ぎ止め
ようとしています。
おなまえかいて
あしに
おなまえかいて
ママ
すうじはぜったい
かかないで
うまれたひや
じゅうしょなんていい
あたしはばんごうに
なりたくない
あたしはかずじゃない
おなまえがあるの
ゼイナ.アッザーム
10月3日は初女さんの
お誕生日
いつもは、おむすびを
結びますが、今日は
栗ごはんを作りました。
昔、イスキアでちらっと、
初女さんのおはぎが
食べてみたいと呟いたら、
おはぎが出てきました。
泊まりに来ていた女性が
『けの汁』ってどういうの
ですか?って質問したら
翌朝には、けの汁が出て
来ました。
本当にさり気なく相手の
望むことをして下さい
ました。
そういう方でした。
今日は、ことあるごとに
初女さんのことが思い
出されます。
そして、初女さんの
『自然に任せましょう』
という言葉が立ち上がって
きました。
栗の皮を剥くと
初女さんと剥いた
クルミを思い出しました。
人は亡くなっても存在と
して心の中に生き続ける
のですね。
今は初女さんを
生きていた時より
ずっと近くに感じて
います。
5日は桶川の
ガイアシンフォニーの
上映会で初女さんのお話を
少しさせてもらいます。
おむすびを作って
行こうかな〜
イスキアで、初女さんの
講演会の日の朝、一緒に
おむすびを沢山作り
ました。
講演なさる初女さんが
です。
初女さんのお姿に胸が
熱くなったのを
今でも覚えています。
どの場面を思い出しても
初女さんの生き方が
見えてきます。
初女さんのお誕生日に
雨が降りました。
やっぱりね〜
初女さん
初女さんの存在
感じていますよ〜
あれだけ暑かった夏が
次の季節に移ろうとして
います。
何があっても、夏の次に
秋が来て秋の次に冬が来る
この自然の誠実さに、
あの辛かった時に、
どれほど支えられたか…
息子が亡くなったのが
秋だったので、秋の気配を
感じただけで涙が溢れた
私ですが、いつの間にか
秋の季節が味わえるよう
になっていました。
久しぶりに初女さんの
「いのちの森の台所」を
読んでいたら、私のことを
書いて下さってる文章に…
『友達とリレーをしていた
息子さんは「疲れた」と
言って校庭に寝転んて
休んでいました。
そろそろ帰ろうとお友達が
声をかけたところ、すでに
心肺停止、脳死状態だった
そうです。
数日後、空のお弁当箱が
学校から返ってきたときは
涙で洗うような思い
でしたと書いてあり
ました…』
何年振りかで初女さんの
この文章を読んで、
おむすびが入っていた
空のお弁当箱のことを
忘れていた自分に
気づきました。
あ〜あの苦しみが私の
中から消えていたんだ!
息子が与えてくれる
喜びが、いつの間にか
苦しみを消してくれて
いたんだ。
そして今、私は前を向いて
生きている。
悲しみは悲しみで
終わらないと言っていた
初女さんの言葉に支えれ
私は悲しみを喜びに
変換して、今を生きて
いるんだ!
空のお弁当箱に流した
涙は感謝の涙に
なったんだ!
初女さんが
『かけがえのないものを
なくされた方には、
いつか大きなものが
与えられますよ』って
言われてた、それは
本当に真実だった…
創(つくる)有難う♥
初女さん
有難うごさいます♥
初女さんへのラブコールの
ように始めたブログも
かれこれ15年くらいに
なるでしょうか。
過去のブログの閲覧が
あると、このブログが
読まれましたと、上がって
くるのですが、読み返して
みると、書いた私も
覚えてないことが、よく
あります。
先日は2014年の
初女さんと田口ランディさん
の対談の後のブログが
上がって来てました。
対談の時に、
「初女さんに
とって大切なものは
なんですか?」という
質問があり、初女さんは
「時間」とこたえられて
いました。
すっかり忘れていましたが
時間か〜と、しみじみ
思いました。
イスキアに居る時は
ゆったりと流れていく
時間をイスキア時間
だと思ってました。
初女さんといるとなぜか
時の流れがゆったりと
感じられるのです。
それは初女さんが
時間を大切にしていた
からでしょうか…
充実した時間は、ゆっくり
感じられると聞きました。
初女さんは、先を考える
から不安になるの
今ほど確実な
ものはありません。
今を生きて!と生涯
言い続けていました。
大切なものは時間!だと
言われた
初女さんの姿が
立ち上がってきます。
私達は時間に追われて
生きているようです。
一日が二十四時間で
充分と思える、あの
イスキア時間を
とりもどさねば…
大谷翔平選手が又しても
偉業を成し遂げました。
本塁打と盗塁数が50を
超えたのです。
今シリーズは、腕の手術を
したため投手との二刀流
ではなく、打者大谷翔平の
凄さを全開にしてくれ
ました。
シーズン直前には
通訳者の一平氏による
不正送金事件が発覚し
どんなに精神的ダメージを
受けたことかと、世界中の
人が心配したと思いますが
大谷翔平選手の精神は
揺るぎのないものでした。
大谷翔平選手は、高校生の
時から、中村天風の
『運命を拓く』が愛読書
だったそうです。
今回、天風哲学が
大谷選手の精神を
貫いていることを
感じました。
それは、
日本ハム時代の恩師
栗山元監督の言葉に
ありました。
『翔平は「できるか」
「できないか」では
考えない。
彼の頭には「やるか」
「やらないか」しか
選択肢がないんだ。
「出来るか」
「出来ない」だと、
「出来ないかも」と思い、
思考が止まってしまう。
彼はやると決めたら、
あとはどうしたら実現
できるかを逆算して
行動する。
それだけですね。』と…
自分で自分の限界を
決めない信念は
二刀流を生み、今回の
快挙の原動力にもなった
と、新聞に記して
ありました。
これこそが天風哲学です。
中村天風先生は誰の中にも
(この大谷選手が発揮して
いる)潜勢力があるんだと
言ってます。
そして人間というのは
幸せに生きられるように
なっているんだと…
大谷選手だけが特別では
ないということです。
京セラの稲盛さんも
天風哲学に学んだ人です。
天風先生は、絶対積極を
言い続けていました。
本当の自分
真我で積極的に
生きれば
誰の中にもある
潜勢力が引き出され
人は必ず幸せに
なるんだ!と…
天風哲学のリアルを
大谷翔平選手が
見せてくれてるのだと
私には思えます。
生きてるうちに、
自分の中にある、
この潜勢力を引き出し
発揮したい!!
どんな人も幸せに
生きられるように
なってるって
素晴らしい!!
固定観念を捨てて
積極一貫で
本当の自分
真我で生きる!
天風先生、そうですね!