お彼岸の「薬師寺報」に載った住職さんのコメントです。
寺の山門を入ってすぐ左手に石地蔵さんがある。
この石地蔵さんは十一体あり、それぞれが「よだれかけ」をしているのだが、これが何故か無くなるのだ。
昨年秋には全部が一度に無くなった。
もちろんすぐに新しいのをつけたのだが、今年になってからは一度にではなく、一週間に一度ぐらいの割合で一枚二枚と無くなるのだ。
誰かが持ち帰るのだろうけれども、一体何のためだろうか。
古いよだれかけなど売れるものではないし、自分の部屋に飾っているのだろうか。
それとも何かのご利益でもあるのかしらん。
たかが、お地蔵さんのよだれかけだから、お金をかけて対策をするわけにもいかず、不思議に思いながら、毎日「今日はある」「あっ、一枚減った」と、見守っている。
その結果三月七日現在たった一枚になってしまった。
それで、お彼岸のお墓参りの時にお寺に寄りますから、その日のお地蔵さんのよだれかけを撮ろうとカメラを持って訪問しました。
アレ!ちっちゃな可愛い真っ赤なよだれかけが、十一体のお地蔵さん全部にかかってます。
「あの記事を読んだ檀家の奥さんが縫うてくれはりましたんや」
「なるほど・・・・」
3月22日
ちなみに『薬師寺報』とは
「謹賀新年」「春の彼岸施餓鬼会(ひがんせがきえ)」「お盆」「秋の彼岸施餓鬼会」と毎年四度お寺の住職さんから檀信徒宅へお便りがあります。
お寺からのお知らせとか、行事の案内とか・・・・
私が楽しみにしているのは住職さんのちょっとしたお話しです。
このちょっとしたお話とは、ご法話もあります、日々の暮らしの中からの心温まるお話もあります、住職さんの目線でご覧になったいろんなお話です。
【おまけ】
お墓の入口のそばのお宅の庭に・・・・・
ヒイラギナンテン(柊南天)メギ科
寺の山門を入ってすぐ左手に石地蔵さんがある。
この石地蔵さんは十一体あり、それぞれが「よだれかけ」をしているのだが、これが何故か無くなるのだ。
昨年秋には全部が一度に無くなった。
もちろんすぐに新しいのをつけたのだが、今年になってからは一度にではなく、一週間に一度ぐらいの割合で一枚二枚と無くなるのだ。
誰かが持ち帰るのだろうけれども、一体何のためだろうか。
古いよだれかけなど売れるものではないし、自分の部屋に飾っているのだろうか。
それとも何かのご利益でもあるのかしらん。
たかが、お地蔵さんのよだれかけだから、お金をかけて対策をするわけにもいかず、不思議に思いながら、毎日「今日はある」「あっ、一枚減った」と、見守っている。
その結果三月七日現在たった一枚になってしまった。
それで、お彼岸のお墓参りの時にお寺に寄りますから、その日のお地蔵さんのよだれかけを撮ろうとカメラを持って訪問しました。
アレ!ちっちゃな可愛い真っ赤なよだれかけが、十一体のお地蔵さん全部にかかってます。
「あの記事を読んだ檀家の奥さんが縫うてくれはりましたんや」
「なるほど・・・・」
3月22日
ちなみに『薬師寺報』とは
「謹賀新年」「春の彼岸施餓鬼会(ひがんせがきえ)」「お盆」「秋の彼岸施餓鬼会」と毎年四度お寺の住職さんから檀信徒宅へお便りがあります。
お寺からのお知らせとか、行事の案内とか・・・・
私が楽しみにしているのは住職さんのちょっとしたお話しです。
このちょっとしたお話とは、ご法話もあります、日々の暮らしの中からの心温まるお話もあります、住職さんの目線でご覧になったいろんなお話です。
【おまけ】
お墓の入口のそばのお宅の庭に・・・・・
ヒイラギナンテン(柊南天)メギ科
古い涎掛けにご利役があると思うのなら、せめて新しいのを作って来て、それと取り替えればよろしいのに。
「お墓参り」 坂本くにを
お彼岸に
花を提げ
水を 汲んで
線香に 火をつけ
石に 向って 頭を下げ 掌を合わせ
おはぎ を 喰っていると
窓の外を
人の 跫音 が 遠ざかって行き
床の 下から
鬼の 笑う声 が 聴え
寒気 が 股ぐら を 掠め
コト コト と 一日が 終った
何の為?とかの理由は無いのかも?
子供時代の道草さんて・・・・
お墓参りのお供えに、確かにおはぎを作りましたよ、
お参りした後にお供えのお下がりに、おはぎを確かに喰い(いただき)ましたよ。
その後は未体験ですよ~
もう長い間、社寺などに行ってないな~。
別に信仰心がない訳ではないのですよ、
現役時代は休みもネタ探しやお客さんとの付き合いやらで忘れていたというのが本音かな?
加茂の羅漢さんを訪ねてみたくなりました。
岩船寺~浄瑠璃寺とか?
磨崖仏(まがいぼとけ)さんも見れたりとか?
これからのシーズン、
歩いても良し、自転車も良し
車だけはアキマヘン・・・・・
おかしな人がいるんですね
ひとりか複数かなんなんでしょうか
それでも淡々とした住職さんのお話がおもしろいです
たぬきのいたずら?(昔話の読みすぎ。。)
お地蔵さんの後ろ側に回って、
よだれかけの紐をほどいてる・・・って姿
想像しただけでも・・・
きっと、真剣な顔つきなんでしょうね。
ここのお寺、毎夜井戸から地獄に降りて閻魔大王の裁判の補佐をしていたなどの伝説の主。
小野篁(おののたかむら)が出入りしたといわれる、空井戸がこのお寺の中にあるくらい・・
タヌキが悪さをしてもおかしくないわね・・・
腹は立つけど 今にして思えば「可愛い犯罪」じゃないですか。動機も、お金目的でなさそうですし。和尚さんの苦心を知って信徒さんの結束も固まったようですし。
願はくは炬燵の中で春死なむ
現職の民生委員のIさんが亡くなられました。よくCOOPへお出掛けになり、声かけの活動を日課とされておられたようです。お嬢さんと携帯電話で交信中に意識が遠のいて斃れられたようです。
訃報はIさんと同じコーラス仲間からお聞きしました。西行法師の、願わくは桜の下で春死なんを思い浮かべて引用させていただきました。幕引きは誰にも負担を掛けたくないですわね。
合掌
「ねがはくは花のしたにて春死なんそのきさらぎの望月の頃」
西行さんのころは旧暦だったんで、
”きさらぎ”はちょうど今の4月上旬になるってカンジでまさに桜咲く春ね.
どのように死を迎えたいのか選ぶことができると良いね。