【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

第38回 朝日歌壇賞

2022-01-16 | 折々の花~お庭編~
【わんちゃんの独り言】こちら
👆は長崎原爆の日8月9日(2021年)の天声人語です。その繫がりでわんちゃんの心に強く響いた短歌が
第38回 朝日歌壇賞に選ばれた、四首の中にキラリと光ってました。
2021年の入選歌から、4人の選者が1首ずつ選びました。
朝日歌壇 2022年1月16日 朝日新聞朝刊8面
馬場あき子選
『あす死ぬと知りし特攻あす死ぬと知らざりし父原爆前夜』(アメリカ)大竹幾久子
特攻死は悲惨。原爆死は無残。いずれも無謀な戦争で犠牲になった命。戦争のない世になりますように。平和よあれ。
《評》
歌われた内容こそ戦争の無残な本質だ。二つの死を前に思うことは深い。



庭に出ると可憐なお花が
ソシンロウバイ(素心蝋梅)ロウバイ科



花の真ん中も黄色いのがロウバイとの違い
中国中部を原産とするロウバイの一品種。日本へ渡来したのは明治時代で、各地の庭園や公園に広く植栽される。原種のロウバイは花の中央部が暗い紫色になるが、本種は中央部も含めて花全体が黄色くなる特徴を持つ。
・「ソシン」は「素心」あるいは「素芯」で、園芸の世界では花弁が芯まで同じ色であることを表す(素心蘭など)。
・「ロウバイ」の語源には諸説あるが、繊細な花弁の様を蝋細工のウメに見立てたという説が根強い。なお、ロウバイはロウバイ科であり、バラ科のウメとは関係がない。

水仙(スイセン:学名Narcissus)ヒガンバナ科スイセン属


《名前の由来》
学名の「Narcissus(ナルシサス)」は、美少年ナルキッソスが登場するギリシャ神話に由来しています。
ナルキッソスはその美しさから、たくさんの人から言い寄られていました。そのため、自らの美しさを鼻にかけており、誰のことも愛そうとはしませんでした。あるとき、森の妖精エーコーが彼に恋をしました。しかし、エーコーは言葉を繰り返すことしかできないという呪いをかけられており、ナルキッソスはそんなエーコーを退屈だと見捨てます。
その悲しみからエーコーは姿を失ってしまいます。その一連の流れを見ていた侮辱を罰する神民ネメシスは、ナルキッソスを山の泉に呼び寄せます。その泉に映った自分に恋をしたナルキッソスは、そこから動けなくなって、やせ細り、死んでしまうのです。ナルキッソスが死んだ後に水仙が咲いていたということです。
このギリシャ神話のエピソードから、水仙のことをナルシサスと呼ぶようになりました。また、花言葉も自己愛やうぬぼれといったものがつきました。実はナルキッソスは、自己陶酔を意味する「ナルシスト」の語源にもなっていますよ。
《水仙に毒はあるの?》
水仙の葉や球根にはアルカロイドという毒があり、悪心や下痢、発汗、頭痛、嘔吐などの中毒症状を引き起こします。葉っぱがニラ、球根がタマネギに似ていることから、年間で5~20人程が誤食してしまうことがあり、厚生労働省などでは注意を呼びかけています。畑のわきなど間違えやすい場所には植えないよう注意してください。


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2 コメント

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花壇にロウバイとスイセンを推薦します!!(W2-18) (里山の風)
2022-01-17 16:50:10
第38回朝日歌壇賞に昨年8月の「わんちゃん独りごと」ブログ「長崎原爆の日8月9日 天声人語」で紹介のあった和歌が歌人 馬場あき子 選で受賞されたことは、誠におめでたいことです。歌に共鳴した、響いたことがよかったですね。
朝日歌壇とは「朝日新聞朝刊の和歌投稿欄の名称」で、掲載日は日曜日とのこと。誰でも自由にハガキで投稿できるそうです。古くは与謝野鉄幹が投稿したとのこと。
私は歌壇ではないが、グローブ版の特集記事について、メールで意見したことがあります。
ところで、紹介のあったスイセン(水仙)の学名がギリシャ神話の美少年の名前とゆかりがあることは有名ですが、ロウバイの学名は「冬の花」のギリシャ語からきているとのこと。今年の冬は寒い日が続きますが、冬に咲く花にはツバキがあります。この、ツバキ、ロウバイ、スイセンを近くの公園の「花壇」に沢山植えていただき、赤、黄色、白色のカラフルなお花を愛でたいものです。ツバキ、スイセンなどについては、絵手紙のブログで拝見したことがありました!!!
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里山の風さん こんばんわ (わんちゃん)
2022-01-21 21:08:33
絵手紙は季節・旬の先取りを心がけるようにと習いました。
庭に咲くお花やお菓子等々。
特に和菓子は旬そのものと思います。
描いた後のお茶タイムが楽しみなモチーフです。
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