JR笠置駅から歩いて木津川べりに下りて1時間ほど経った頃でしょうか
「わんちゃん、この辺りに来た時は何時頃だったかな?
「えっ!さぁ~~何時頃でしたでしょうか」
なんとも頼りない返事でスミマセン、実は10日ほど前に下見会に参加してるわんちゃんなんですけど ⇒こちら下見って観察会のコースの時間割、トイレの場所、お昼(お弁当)の場所、などなど、把握しとかなければならないんですよね、それが下見の意義なんですよね、下見会の日、全く意に介さなかったわんちゃん、トホホです。
H先生がその日の観察地にある植物の資料を配ってくださいました。
トウバナの仲間、キツネノボタンの仲間、00ジラミの仲間、ヤマゴボウの仲間、ノイバラの仲間、キイチゴの仲間などの27種の植物の絵と特徴が書かれていました、が、名前は書いてありません、さぁ誰がこれらの植物を見つけられるかな?っという楽しい観察会の始まりです。
まず、トウバナが咲いてました。
トウバナ(シソ科) キツネノボタン(キンポウゲ科)
シソ科の特徴:葉は対生、茎が4角、唇形の花、と、おおざっぱなわんちゃんです。
詳しくは何かと4の倍数(果実4分果、雄しべ4、4角の茎)
ケキツネノボタンというのがありますが、違いは果実の先端がクルリッと巻いているのがキツネノボタンなんです。
ヤブジラミ(セリ科)
果実は2.5~4mm全面に先の曲がった刺が生え、ひっつき虫となって運ばれる
シダも観察:ミツデウラボシ(ウラボシ科)
「このシダは『基本のき』ですよ」「はぁ?そうなんですか?」
キブシの実(キブシ科) オニドコロ(ヤマノイモ科)
オニドコロ:雌雄異株、雄花は花軸の先に穂状につき、雌花はたれ下がって咲くので、写真のはオニドコロの雄花になりますかね。
ネムノキ(マメ科)
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
実はキレイな真っ赤っか。
2010.11.3撮影
ヤブムラサキ(クマツヅラ科) ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
よく似ているので、まず葉っぱを触ります、ビロードのような感触「コレはヤブムラサキね・・・」っと。
「えっ!こんなところに東屋ってありました?」今まで全く気が付いてませんでした。
ちょうど、お昼のお弁当タイム・・・
午後は白砂川の方へ(笠置寺に向けてのコースは変更になりました)
田んぼの畦に
ヤブカンゾウ(ユリ科) ノアザミ(キク科)
アカメガシワ(トウダイグサ科))雌花、雄花が橋を挟んで咲いてました。
雌花 雄花
雌株
雄株
わんちゃん的にはアカメガシワっと言うと、花外蜜腺にアミメアリがたかってるところが記憶に残ってるんですけど・・・雌花と雄花は意外でした(今更ながらっと言われそう)
花外蜜腺にアミメアリが集ってるのは「アカメガシワが若い頃の時ですね」っと教えていただきました。
コウヤワラビ(メシダ科)
「コレに出会っただけでも今日の最大の収穫」いたく感激されてたH先生。
どこが?なんだろう?って全員の顔つき・・・だったんですよ、っと友人に話すと、
「コウヤワラビは自然豊かな山中にはほとんど無くて、人里近くの半日陰の湿地によく見られた植物で、そのような場所は開発されて少なくなっていますからね」
山の斜面に
コクラン(ラン科)
黒い蘭ですが、薄暗い林の中では、黒っぽく感じる暗紫色をしたランです。
テイカカズラ(キョウチクトウ科)
キキョウソウ(キキョウ科)
北アメリカ原産の1年草。
果実がちょっと変わってます、円筒形で先にがく片が残り、熟すと横に穴があいて、子房のかべがあげぶたのような形で穴をおおう、英語でヴィーナスの姿見(Venus looking-glass)とよぶ。 ⇒こちら
ユキノシタ(ユキノシタ科)
訪問中の虫はマメヒラタアブかな?
この虫はユキノシタのどこを目印にやってきたのでしょうか?
虫を呼び寄せようと(虫媒花)ユキノシタはどんな戦略で? そよ風のなかでPart2:ユキノシタの花
オシベに巧妙な仕掛けがあるようですよ。
ユキノシタ:薬効
人家付近にフツーに生える、これはもともとの自生ではなく、民間薬として栽培されたものが野生化したものでしょう、葉っぱ(新鮮が条件)には素晴らしい薬効があるようです。
小児の引きつけに:食塩を少し振りかけてもみ、そのもみ出した汁を、口に含ませる。
中耳炎:ミミダレグサという方言が残っているように、古くから耳の薬として有名。痛んだり、うみが出るという中耳炎に水洗いした葉をもんで、出た汁を数滴直接耳孔にたらしこむ。
はれものに:生の葉を水洗いして火にかざし、やわらかくして直接患部にはると、自然にうみが出る。
ユキノシタ:食用
天ぷら:葉裏に薄めの衣をつけ、中温の油で揚げる、おいしいですよ。
「わんちゃん、この辺りに来た時は何時頃だったかな?
「えっ!さぁ~~何時頃でしたでしょうか」
なんとも頼りない返事でスミマセン、実は10日ほど前に下見会に参加してるわんちゃんなんですけど ⇒こちら下見って観察会のコースの時間割、トイレの場所、お昼(お弁当)の場所、などなど、把握しとかなければならないんですよね、それが下見の意義なんですよね、下見会の日、全く意に介さなかったわんちゃん、トホホです。
H先生がその日の観察地にある植物の資料を配ってくださいました。
トウバナの仲間、キツネノボタンの仲間、00ジラミの仲間、ヤマゴボウの仲間、ノイバラの仲間、キイチゴの仲間などの27種の植物の絵と特徴が書かれていました、が、名前は書いてありません、さぁ誰がこれらの植物を見つけられるかな?っという楽しい観察会の始まりです。
まず、トウバナが咲いてました。
トウバナ(シソ科) キツネノボタン(キンポウゲ科)
シソ科の特徴:葉は対生、茎が4角、唇形の花、と、おおざっぱなわんちゃんです。
詳しくは何かと4の倍数(果実4分果、雄しべ4、4角の茎)
ケキツネノボタンというのがありますが、違いは果実の先端がクルリッと巻いているのがキツネノボタンなんです。
ヤブジラミ(セリ科)
果実は2.5~4mm全面に先の曲がった刺が生え、ひっつき虫となって運ばれる
シダも観察:ミツデウラボシ(ウラボシ科)
「このシダは『基本のき』ですよ」「はぁ?そうなんですか?」
キブシの実(キブシ科) オニドコロ(ヤマノイモ科)
オニドコロ:雌雄異株、雄花は花軸の先に穂状につき、雌花はたれ下がって咲くので、写真のはオニドコロの雄花になりますかね。
ネムノキ(マメ科)
ヒヨドリジョウゴ(ナス科)
実はキレイな真っ赤っか。
2010.11.3撮影
ヤブムラサキ(クマツヅラ科) ムラサキシキブ(クマツヅラ科)
よく似ているので、まず葉っぱを触ります、ビロードのような感触「コレはヤブムラサキね・・・」っと。
「えっ!こんなところに東屋ってありました?」今まで全く気が付いてませんでした。
ちょうど、お昼のお弁当タイム・・・
午後は白砂川の方へ(笠置寺に向けてのコースは変更になりました)
田んぼの畦に
ヤブカンゾウ(ユリ科) ノアザミ(キク科)
アカメガシワ(トウダイグサ科))雌花、雄花が橋を挟んで咲いてました。
雌花 雄花
雌株
雄株
わんちゃん的にはアカメガシワっと言うと、花外蜜腺にアミメアリがたかってるところが記憶に残ってるんですけど・・・雌花と雄花は意外でした(今更ながらっと言われそう)
花外蜜腺にアミメアリが集ってるのは「アカメガシワが若い頃の時ですね」っと教えていただきました。
コウヤワラビ(メシダ科)
「コレに出会っただけでも今日の最大の収穫」いたく感激されてたH先生。
どこが?なんだろう?って全員の顔つき・・・だったんですよ、っと友人に話すと、
「コウヤワラビは自然豊かな山中にはほとんど無くて、人里近くの半日陰の湿地によく見られた植物で、そのような場所は開発されて少なくなっていますからね」
山の斜面に
コクラン(ラン科)
黒い蘭ですが、薄暗い林の中では、黒っぽく感じる暗紫色をしたランです。
テイカカズラ(キョウチクトウ科)
キキョウソウ(キキョウ科)
北アメリカ原産の1年草。
果実がちょっと変わってます、円筒形で先にがく片が残り、熟すと横に穴があいて、子房のかべがあげぶたのような形で穴をおおう、英語でヴィーナスの姿見(Venus looking-glass)とよぶ。 ⇒こちら
ユキノシタ(ユキノシタ科)
訪問中の虫はマメヒラタアブかな?
この虫はユキノシタのどこを目印にやってきたのでしょうか?
虫を呼び寄せようと(虫媒花)ユキノシタはどんな戦略で? そよ風のなかでPart2:ユキノシタの花
オシベに巧妙な仕掛けがあるようですよ。
ユキノシタ:薬効
人家付近にフツーに生える、これはもともとの自生ではなく、民間薬として栽培されたものが野生化したものでしょう、葉っぱ(新鮮が条件)には素晴らしい薬効があるようです。
小児の引きつけに:食塩を少し振りかけてもみ、そのもみ出した汁を、口に含ませる。
中耳炎:ミミダレグサという方言が残っているように、古くから耳の薬として有名。痛んだり、うみが出るという中耳炎に水洗いした葉をもんで、出た汁を数滴直接耳孔にたらしこむ。
はれものに:生の葉を水洗いして火にかざし、やわらかくして直接患部にはると、自然にうみが出る。
ユキノシタ:食用
天ぷら:葉裏に薄めの衣をつけ、中温の油で揚げる、おいしいですよ。
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