やっぱりね、大阪市大植物園ではわんちゃん的にも珍しいお花たちに出合ってます
ツチアケビ(土木通)ラン科
薄暗い林の中でひっそりとで咲いてました、名札がしてあり丁寧に囲ってありました。
お花はいっぱい付いてますが葉っぱは?見当たりません。
「葉緑素を持たない菌従属栄養植物で、きのこのナラタケに寄生します」と教えていただいてもチンプンカンプン
そして、秋に生る実がスゴイそうです、地上から突き出た赤褐色の枝に、赤い大きな実をたくさんぶら下げる・・・そうです。
ぜひぜひツチアケビの生の実を見てみたいと思うわんちゃんです。
ツチアケビの生の実に会ってきました ➱こちら
前文の中の2項目について訂正しました
①葉緑素を持たない腐生植物➱葉緑素を持たない菌従属栄養植物➱詳しくはこちら
②ナラタケと共生します➱ナラタケに寄生します➱詳しくはこちら
ガガブタ(鏡蓋)ミツガシワ科 環境省RDB: 準絶滅危惧(NT)
白い可憐な小さな(直径1.5㎝ほど)花は、朝開いて午後には萎んでしまう儚い一日花です
ネムロコウホネ(根室河骨 / 別名:エゾコウホネ) スイレン科 環境省RDB:絶滅危惧II類
根室地方で発見されたのでネムロコウホネと命名。
北海道と東北地方の高原の池や沼に分布している。
サジオモダカ(匙面高) オモダカ科
和名は、葉の形がさじ(スプーン)に似ていることによる
サジオモダカの塊茎は沢瀉(たくしゃ)と呼ばれ、利尿効果などのある漢方薬として利用される。
オオアブノメ(大虻目)オオバコ科 環境省RDB:絶滅危惧Ⅱ類(VU)
オオアブノメは、抽水植物です、 抽水植物というのは、水底に根を張り、からだの大部分は水面上に出ているもののことをいいます⇒植物図鑑
ちっちゃな可愛いお花なのに水田雑草と言われ一部地域では農薬にも強いそうで農業人さんには嫌われているようです。
①
②
③
水生植物の写真↑の中で名前と写真が一致しないのが出てきました
わんちゃんから
植物園はたいていの植物には名札が付いています、後々のためにお花を撮って名札を撮る・・・
この三枚の写真については「ヒツジグサ」「ヒメスイレン」と名札を撮ってますけど、どれがヒツジグサなのかヒメスイレンなのか分からなくなってしまいました。
大きさを比べるための1円玉はナルホドです、けど、どちらのお花の横に置いたのか?でした。
Re:そよかぜさん
葉の大きさはほぼ同じなので、葉と花の比較で花の大きさが分かります。
ヒツジグサがほんとうの野生種で、花は小さく、ヒメスイレンはそれより少し大きい花ですので、
①がヒツジグサ(未草)スイレン科です。
②と③がヒメスイレン(姫睡蓮)スイレン科です。
アマチャ(甘茶)ユキノシタ科
ヤマアジサイ系の栽培種、葉は乾くと甘味を増す。
「アマチャ」を使った甘茶が本来の甘茶です。
花まつりになぜ甘茶をかけるのでしょうね?⇒こちら
ハーブを二種
ウォールジャーマンダー:シソ科
ヨーロッパ南部の地中海沿岸が原産です。
古くから痛風の治療薬や利尿剤、咳や喘息の薬として用いられてきました。
シルバータイム:シソ科
タイムと言えば魚料理に・・・と印象のわんちゃんです。
主にヨーロッパ南部の地中海西部沿岸地域の乾燥地に主に分布しており、海岸 部の標高600m付近から内陸寄りの標高1600m付近までの山腹のゆるい傾斜地に自生しています、高さ25cmほど。
大阪市大植物園(大阪市立大学理学部付属植物園)は広いです。
季節を変えて、また訪れたいですね・・・
たいせつに守ってあげたいお花たちにクマガイソウを追記しました、どうぞご覧になってください