【わんちゃんの独り言】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています
(コメント大歓迎デス・・・・・)

虫たちPARTⅠ~大阪市立大学理学部付属植物園~

2012-06-25 | 
お花の観察をしてると、いろんな虫に出合います
特に今の時季、葉っぱがかじられていたりすると、葉っぱの裏をつい見てしまったり、大きな樹木の太い幹に虫が居るとつい目が追っかけてるんですよね~~
ちっちゃな虫も拡大すれば意外な顔をしてたり・・・
楽しいですよ。
いろんなお花を撮るのが主たる目的で 大阪市大植物園(大阪市立大学理学部付属植物園) に行ってきました。
普段、散歩道では出合えないお花たちもいっぱい撮ってます。
けど、虫たちを撮りはじめると次々と虫たちが目に留まってしまいまして・・・

2012 6 17大阪市大植物園PhotoStory3



アカスジカメムシ


体長:9~12mm
赤と黒のはっきりとした模様は警戒色で、鳥からの捕食を免れやすいようです。
このような鮮やかな警戒色を持つカメムシは悪臭を出さないものが多いらしい。

ウメエダシャク(梅枝尺)シャクガ科


開張:42~45mm
日本全土、朝鮮、シベリア東部、中国などに分布。
幼虫はウメ、サクラなどの木の葉を食べ、成虫は初夏に現れ、昼間飛ぶ。

オオウスベニトガリメイガ・メイガ科


開張:10mm以下
体長:5mm以下
肉眼では実態のわからない小さな虫でした。
本来なら無視してしまうところですが・・・

カノコガ(鹿子蛾)ヒトリガ科


開張:30~37 mm
黒地に白い紋が散りばめられた細めのはねを持つ蛾、白紋の部分は半透明。

キマワリ(木廻)甲虫目 ゴミムシダマシ科


大きさ:16mm~20mm
木の幹の周りをグルグルと歩き回っていることが多いから・・・ごもっとも(その通りでした)

コオニヤンマ(小鬼蜻蜓) サナエトンボ科


体長:80mm
大型のサナエトンボ。体が大きいわりに頭部が小さい。

ゴホントゲザトウムシ(五本棘座頭虫)クモ綱 ザトウムシ目 マザトウムシ科


体長:10mm
体の中心に沿って5本の赤いトゲが見られる。
ザトウムシにしては脚は短めで、第二歩脚は比較的長い。
幼虫で越冬する。
成虫はクヌギやコナラなどの雑木林の樹木の幹に止まっていることが多い。
あらっ!ヤスデとこんな所でバッタリ・・・。

ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)トンボ科


大きさ: 44~55mm
全身が真っ赤なトンボ。
平地の池や水田、溝川などに広く分布し、水面上をパトロールするように飛んでいるのをよく見かける・・・そうです。

ツチイナゴ(土蝗、土稲子)イナゴ科


体長:50~70mm
淡い土色をした大きなバッタ。草のよく茂った野原で見られる。クズの葉を好んで食べる。
日本(南西諸島のぞく)の狭義のバッタの仲間では、成虫で冬を越すただ一つの種類。

ヒトオビアラゲカミキリ(一帯荒毛髪切)カミキリムシ科




体長:7~10mm.
胸部は黒色、上翅の地色は灰白色で細かい黒点があり、なかほどに黒く太い帯が1本走っている小さなカミキリムシ。

ベニシジミ(紅小灰蝶)シジミチョウ科




成虫の前翅長:15mm
散歩道ででもよく出合う蝶です。
よく見かけるので、やっと名前を覚えることができた最初の蝶かも?

ホタルガ(蛍蛾)マダラガ科


開張:45~60mm
前翅長:25~30mm。
触角は櫛歯状。
頭部は赤い。

ヨコヅナサシガメ(横綱刺亀)サシガメ科   

 
体長:16~24mm
日本に生息するサシガメの仲間では最も大型の種類である。
体色は光沢のある黒色で、頭部が細長く、腹部の縁は白黒まだら模様で羽の外側に張り出して反り返っている。

ラミーカミキリ(Ramie髪切)カミキリムシ科


体長:10~20mm
初夏にカラムシなどに集まる小型のカミキリムシで、日本では西日本の各地で見られる。
(ある日別の観察地でカラムシの群生しているところで飛び交っているラミーカミキリに出合ったんですよ、ナルホドです)
名前は本種の食草のひとつであるラミー(カラムシの変種の一つ)から・・・


「虫の夢」    大岡 信
 「ころんで つちを なめたときは まずかったけど
 つちから うまれる やさいや はなには
 あまい つゆの すいどうかんが
 たくさん はしって いるんだね」
 こどもよ
 きみのいうとおりだ
 武蔵野のはてに みろよ
 空気はハンカチのように揺れているじゃないか
 冬の日ぐれは 土がくろく 深くみえるね
 おんがくよりもきらきら跳ねてたテントウムシ
 にごった水を拭きまわっていたミズスマシ
 カミキリムシ
 アリジゴク
 みんな静かにかえってしまった
 土の大きな地下室へ
 こどもよ
 きみはにんげんだから
 石をきずいて生きるときも
 忘れるな
 土のしたで眠っている虫けらたちの
 ときどきぴくりと動く足 夢のながいよだれかけ
 かれらだって夢をみるさ
 いろつきの 収穫の夢
 おんがくのような 水の夢
 きみはにんげんだから
 忘れるな
 植物にきよらなあまい水を送っているのは
 にんげんではなく
 くろくしめった 味のない
 土であることを
 きみはにんげんなのだから

↑ 道草さんからいただきました。


虫ばっかりになってしまいましたが植物園ですからお花たちも撮ってます、次回はそのお花たちを紹介します。