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【わんちゃんの独り言 part2】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています

お芋さんの花①~サトイモ(里芋)サトイモ科~

2010-08-30 | 折々の花
ある日のこと、ご近所のNさんが
「わんちゃん!野菜の花やらいろいろ写真撮ってるって聞いたんやけど、ウチの田んぼでサトイモの花が咲いてるねん、サトイモの花って知ってる?」
「えっえ~~ サトイモの花ってどんなんか知りませんわ、だいいちサトイモってお花咲くんですか?」
「見に行かはるか?」

その田んぼの場所をお聞きしといて早朝の散歩のときに寄ってみました。
田んぼの中のジュルジュルとしたところに畝が盛り上がっていてサトイモの葉っぱが大きく生い茂っていました。
サトイモのお花は全く想像がつきません、わからずじまいで帰りました

夕方、出直すことに、ちょうどNさんが田んぼに来てはりました
長靴を履いて足元に気を集中して田んぼに入ります、ジュルジュルです。
「茎のあかいのはズイキいうて煮物で食べれるんやけど、あかくないほうの茎はたべられへんのんや」って・・・・・
一株に30個も40個もおイモさんがつくそうです。

「そこの畝の一列だけこんな黄色い花が咲いてるんやわ」
あら!何列かある里芋の畝で隠れてしまってました。
「どうも出来のいい年には咲いてるみたいやねんわ」とも言うてはります。


一株の根っこから何本も太い茎の大きな葉っぱが出てます、その茎と同じようにしゅっと黄色いノンが伸びてます、

コレは蕾やそうです

咲いてましたね、結構長いんです、幅が6㎝くらい長さが23~4㎝
少しいい匂いがしていたような・・・・・


黄色い部分はサトイモ科に特有の仏炎苞(ブツエンホウ)です。
そういえばミズバショウ、ザゼンソウもサトイモ科ですよねぇ・・・

ミズバショウ 10.4.18 こちら


ザゼンソウ 08.3.11こちら

お芋さんの花②に続くこちら

レンリソウ(連理草)マメ科

2010-05-28 | 折々の花
<連理草>
連理は男女の深い契りのたとえのことで、小葉がきれいに対生しているので連理草と名付けられた。

「もうそろそろレンリソウが咲いているかも?会いに行かない?」
ウチから車で10分くらいのところです。

さっそく友人にお知らせお知らせ・・・
「レンリソウに会いに行ってきます」
「レンリソウですか、最近あちこちで増えているナヨクサフジとも似ていて、珍しい花という印象はあまり生じない花ですが、珍しい植物です」と。



レンリソウはマメ科の多年草で、冬は地上部が枯れる、明るい原野や草地に生えるが、遷移が進み、近畿地方では絶滅と考えられていた(木津川の草花たち:書)

絶滅危惧種なんて信じられないくらい群生してました
でもでも、ロープが張ってあって、ちゃんと保護されてるンですよね。
レンリソウをもっと詳しくはこちら

ちょうど堤防の道路を挟んで反対側の土手でナヨクサフジとも出合いましたね

ナヨクサフジ



この後「山城森林公園に行ってみましょう」って・・・
ご一緒させていただきました。


クリックしてみやしゃんせ~~
5.12山城森林公園.wmv


ギンラン(銀蘭)  
キンラン (金蘭)   
センボンヤリ(千本槍)の蕾  
シュンラン(春蘭) 
ツクバネウツギ(衝羽根空木)  
ハナイカダ(花筏) 
ヒメハギ(姫萩)  


木津川河川敷

2010-05-22 | 折々の花
バードウォッチングの日、植物観察会でいつもご一緒のKさんも参加されてました。
「今日は足元やなくって、上の方やねぇ・・・」
でも、バードウォッチングの後、やっぱりね足元のお花たちが気になりまして、撮りました。


初めて出合ったお花の名前、Kさんが教えてくれはりました
「ノジシャ」白いちっちゃなお花がとってもカワイイです。

ノジシャ ( 野萵苣 ) オミナエシ科



ノジシャは,湿り気のある草地に群生するヨーロッパ原産の1~2年草。
フランス語でマーシュといい,ヨーロッパではサラダ用に栽培されるという。
わが国では江戸時代に長崎でサラダ用に栽培されていたものが、各地に帰化しているもので、『ノヂシャ』の名前は、野に生えるレタス(チシャ)の意味。





この日順番に出合ったお花たちを写真に撮っていきました。

オドリコソウ(踊り子草) シソ科


カキドオシ(籬通) シソ科


イヌナズナ(犬薺)アブラナ科



ヘラオオバコ(箆大葉子) オオバコ科



ウシハコベ (牛繁縷) ナデシコ科



「もう少し上流の橋のたもとに、ホウチャクソウとウラシマソウの群生地があるんやけど、もうそろそろ咲いてると思う、わんちゃん、行ってみる?」とFさんが教えてくれはりましてね・・・

ウラシマソウ(浦島草) サトイモ科

浦島太郎さんの釣り糸が、ほら!ね。

ホウチャクソウ(宝鐸草) ユリ科



さらにもうちょっと上流の木津川河川敷公園のそばの、スズカケの実を観察したのは、
おととしの秋のこと
お花はどんなんかな?と、気になってました。
見上げる高さのところに
スズカケノキ(鈴懸の木)に赤いまん丸のお花が・・・・・



バードウォッチングとお花の観察と、木津川も良い処なんだなぁ・・・って

【おまけ】
名前のわからないお花と蝶々と・・・






ひょっとして、ヤブジラミ?オヤブジラミ?





ヒメウラナミジャノメと教えていただきました。
決め手は細かい波のような模様と蛇の目模様の様子。





ギンリョウソウ(銀竜草)

2010-05-04 | 折々の花
「こないだね、TVで紹介してたから、その日に行って写真を撮ってきたンよ、わんちゃんだったら、きっともう行ってはると思うけど・・・」
「えっ!何何??」
「ギンリョウソウよコレ」
「へえ~~どこで?これって、幽霊みたいよね」
絵手紙教室でご一緒のMさんが写真を見せてくれはりました。

透き通ったような真っ白な、ちょっとうつむき加減にかたまって、咲いてる。
「うわぁ~~スゴイね、TVあんまり見ないから、知らんかったわ、珍しいよね、良いなぁ・・・」
「わんちゃん、それなら、2枚あるねんけど、好きな方さしあげるわ」
「えっ、ホンマ?うれしいな、どっちにしようかな?じゃぁね、こっち」ってギンリョウソウの写真をいただきましたのよ。

ウチに帰って、そのギンリョウソウの写真をジックリ・シゲシゲ眺めていると、ホンモノに会ってみたくなりましてね・・・・・

大神神社までウチから車で1時間半ぐらい夕方までには大丈夫!!
着くと、何やら賑やかなんです。
たこ焼き、ベビーカステラ、タイ焼き等などの幟とお店の準備中
「何があるんですか?」
「明日は月次祭ですやんか」
「車はもっと奥まで行けますか?」
「明日やったら、とてもアカンとこやけど、今やったら、もっと上まで大丈夫でっせ」

神社の関係者さんも忙しそう
「あのう、ギンリョウソウが咲いてるって聞いてきたんですが、写真を撮りたいんです」
「あ~~ハイハイ」と、とっても親切にギンリョウソウのありかを教えてくれはりました


な・なんと「銀竜草」と大きな立札が、ギンリョウソウ団体の前に・・・
そして、足場の悪いところ、うんと遠くに・・・・・手前には縄で囲いがしてあって・・・・・
Mさんにいただいた写真はすぐそばで撮ったようなリアル感がありましたのに・・・・・

ちょこっと頑張って撮ってみました





もっと、ギンリョウソウを詳しくはこちら

【おまけ】
大神神社(おおみわ神社)
大物主大神は大国主神(大国様)のことで、その御魂は三輪山に留められている
それ故、三輪山をご神体とするので大神神社には本殿は設けないで、拝殿よりお山を拝む
という原初の神祀りを今に伝えているわが国最古の神社となっている(大神神社由緒より)






コシアブラ・セリ・トトキ~レシピ特集~

2010-04-25 | 折々の花




コシアブラ
若芽のハカマをとって使います。
薄めの衣で天ぷらに→これが一番
もし和え物にするなら(2ℓぐらいの湯に小さじ一杯程度の重層を入れて)ゆでて水につけてアクを抜く、香りがいいので、からしあえとかごまあえがおススメです。

セリ
一つまみの塩を入れた熱湯でゆでて、水にとって冷やします。
おひたし、あえ物に。
そのままだったら「鍋ものや汁ものの実にして香りを楽しむのもいいよね」って。
ウチでは、ゆでて出し醤油をまわしかけて、香ばしく炒ったゴマをふりかけました。
ほろ苦いお味、ほんの少しが美味と教えていただきました、その通り!です。

トトキ(ツリガネニンジン)
「山でうまいものはオケラにトトキ里でうまいものはウリ、ナス、ナンキン」
ツリガネジンジンのカワイイお花からはこの食べれる若芽・若苗は想像できませんでした。

このツリガネニンジンの若苗トトキは
とりあえず、塩一つまみ入れた熱湯でゆで、水にとって冷まします。
それからです。
①細かくきざんで納豆と和え、ご飯の上にかけていただく。
②若苗の油いため
③おひたし、あえ物
④オムレツの具や卵どんぶり
さっそく①と④をお試し体験
①納豆とよく合います、ちょこっとの苦味が薬味の役目、ご飯にかけていただきました、イケますよ。
④卵と結構合います、ミンチ肉かハムのみじん切りを入れたらよかったかな?と、いやいやトトキと卵だけでいきましょう。

ちなみに、あのカワイイお花(ツリガネニンジン)も食べれます、そうです。
酢の物、サラダにイケるそうです。




さて、「山でうまいものはオケラとトトキ・・・・・」のオケラが山菜として知る人ぞ知る・・・・・
が、ホンモノに出会ったことがない、どんなんか試食してみたい気がします。
聞くところによりますと、山野の日当たりのよい場所に自生。
草丈は50㌢~1㍍くらい。茎は細くてかたい。
葉っぱのへりに鋭い鋸歯、裏には毛が生えてる。
秋に枝の先にアザミに似た白い花をつける。
ざっと、このような姿形であるそうな・・・・・(写真で見たイメージです)


(撮影:そよかぜさん)

春早く芽を出したオケラは綿毛をかぶっているが、伸びてゆくうちにこの毛がとれる、この頃が食べ時・・・・・なんですって。

お~い、オケラさぁん、どこに生えているん?



【おまけ】
鴨とセリは味がよく調和するので「鴨芹鍋焼き」が昔から有名で、
「なべ焼きの鴨と芹とは二世の縁」という江戸川柳もある、って教えていただきました。
「えっ!なんで?ですか?」ってお訊ねすると、
「これは、鴨と芹とは、生前水辺で暮らしていた仲やけど、今は、一つなべという意味なんよ」


4月22日の記事を削除いたしました。
その記事のコメントはこちらの方でご紹介させていただきます。

山菜摘み (キッカワ)
2010-04-22 22:58:56
すると「タラノメ」は一番人気のようですね。
天ぷらのうまさは格別
コシアブラも天ぷらがおいしいよね。
セリやトトキは、ほんの少しが美味

キッカワさん おはよう~~ (わんちゃん)
2010-04-23 09:13:37
ご覧いただき、ありがとうございます。
さっそく、これらのモン天ぷらとか、
あえ物にしていただきました。
お花の咲いてない時に摘むのですから、
見分けが難しいです
よくよく知ってる人たちにくっついていくのが一番ですね。


良かったです事・・。 (ショット)
2010-04-23 18:23:07
わんちゃんさん、山菜摘み?コシアブラ・・山に近いお蕎麦やさん等・・必ずシーズンにはコシアブラの天ぷらが・・。そして人気ですね・・美味しいって!!
楽しいですよね・・探しながらの散策撮影・・大好きです♪
画像からも察しますと・・とても柔らかく美味しかった事でしょうね・・。


( ゜▽゜)/こんばんわ (たま)
2010-04-23 22:08:47
山菜三昧のわんちゃん セロリ・・・苦手だね~
野菜はどちらかと云うと苦手な食べ物、
だからジュウサーにして飲む野菜にして何とかしのいでいます。
土瓶のこと、いい仕事してますね~お尋ね有難う・・・ネコちゃんがいるね~
ワンちゃんから~ネコちゃんへ・・・?(笑)


ショットさん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-04-23 23:50:43
>画像からも察しますと・・とても柔らかく美味しかった事でしょうね・・。
ハイ、レシピのレポートは次回に続きます・・・
と、いうことで。。。。。
そうそうコシアブラはてんぷらが一番かな・・・。
今しかない旬を楽しめますよね。


たまさん こんばんわ~ (わんちゃん)
2010-04-23 23:56:40
自家栽培の大きく成長したセロリをご近所さんから頂いた時は「う~~ん」でした。
まさか、わんこちゃんもネコちゃんも
我が家で一緒に暮らすなんてちょっと前なら思いもよらない事でした
それがね、もう10年にもなるんですよ。
「なぁんだ 一緒に暮らせば可愛いモンじゃ~ん・・・」って心境で~す。


名も知らぬ山野草 (道草)
2010-04-24 09:54:07
漉油(コシアブラ)・トトキ(漢字は無いみたいです)など、名前を聞いたことはない(知らない)けれど、いつかどこかで見た草花・・・そんな植物はかなりあるものです。蛇苺は昔は道端に幾らでもありましたが。近所の家の八重桜が、昨日一昨日の雨で散り始めました。「ふるさとの沼の匂ひや蛇苺」水原秋桜子。


Unknown (里伺)
2010-04-24 14:02:32
山も野も所有者があります。地元の方の生活の糧です。
遊び半分の山菜採りは止めましょう。地元の人々は嘆いていられます!


こんばんは (miu)
2010-04-24 20:52:12
わんちゃん、こんばんは~
ようやく春らしいお天気になりましたね。
山菜取りにお花の撮影と、とても楽しい一日でしたね。
山菜大好きです!
私の田舎では、こしあぶらは食べた記憶がないけど、こちらに来て天ぷらで食べた事はあります。

先日、田舎の母から取り立てのワラビに蕗にタラノ芽と送ってきたので、とても嬉しかったです♪


セツブンソウ(節分草)キンポウゲ科

2010-02-15 | 折々の花
地上10㌢くらいのところに、径2㌢くらいの小さなかわいらしい花を咲かせるのがセツブンソウ・・・・・

ですが、花びらのように見える白いものはガクで、実際の花びらは中にある先端が黄色い蜜腺になっているのが本当の花びら、オシベの葯は青く、花粉は白い色をしています。


名前の由来は、早春2月の節分の頃に花が咲きだすから・・・とも、
冬と春の分かれ目に咲くから・・・とも。

とにかく、カワイイのです、というか、可憐そのもの、
なんで、自生地では結構、花泥棒の被害に遭うそうですよ。
それも根こそぎにね(悪い奴がいるモンだ)

丁度、節分を過ぎたころ、私はそのセツブンソウに出合いました。
ハイ、確かに地上10㌢くらい、茎の先に2㌢(見た目はもっと小さく見えました)くらいの真っ白なお花。


林の中が明るい(木々の葉っぱがまだ 茂っていない)春の短い間にだけ姿を あらわし、木々の葉が茂る初夏の頃までには地上部がなくなります。
スプリング・エフェメラル(春の妖精)とも呼ばれています。


ふと、気が付くと、昨年もこの
セツブンソウ
を記事にしてました。
♪は~るよこい は~やくこい♪の気持ちが・・・・・



ウチのバス・トイレ事情

2010-01-28 | 折々の花
【トイレ】
用を足した後、指先で「おしり」のボタンを押してもお湯が勢いよく出てこない??
それよりも全然出てこない、
「何でやねん?どうしてなん?」
便器のふたの裏に“お修理のお問い合わせは→フリーダイヤル0120××××××”とベタ~~ッとシールが貼ってあります。
即、電話しました。
「もしもし、京都府精華町の0村と申します。シャワートイレのお湯が出えへんのですわ」
「ご自宅のお電話番号は?」
「××××××です」
「0村000様ですね」
おぉ~~前に修理を頼んだことがあったのかも?
個人情報の管理バッチリ。

「これこれかくかくしかじかで」
「それなら、一度コンセントからプラグを抜いていただいて2~3分してから元通りに差し込んでみて下さい、お湯が出ます。出なかったらまた、お電話いただけますか?」

取りあえずコンセントからプラグを抜いたマンマにして・・・・・
ちょっとの間、忘れてました。
「あっ!そやそや、コンセントやプラグを差し込んで・・・っと」
どれどれ“おしり”のお湯は出るんかな?
出ましたね、勢いよく
この一連の流れがどうも私には理解できないです
「何で?ですか?」
と、聞くのもなんやしぃ、ま、お湯が出るんやしぃ、機嫌良く使ってます。


【バス】
カランと電気温水器の関係
お風呂のお湯は昔、流行った“お得な深夜電力料金で”で、蛇口から直接お湯が出ます、今ならさして珍しくもないですが、昔は画期的だったんですよ。
このウチを新築したときには電気温水器だったんです。
今は2代目の温水器です。
沸かす手間が要らないので、便利です→今ならアタリマエですが。

カランをひねってお湯が出るとき、ジワ~~ッと漏れるようになったんは半年ぐらい前から。
秋にカランを交換してもらいました
「エッ!そんなにぃ」みたいなお値段でした。

「この頃、お湯の出が悪うなって、湯船にお湯をはるのに、時間がかかってしまって不便やわ、今までの倍以上かかってるでぇ」と息子たち。
10分ぐらいでちょうど良い溜まり具合だったのが、入ってみたら膝ぐらいまでしか無いと言う。
「これこれかくかくしかじかで」と、問い合わせの電話は私の役目。

カランを交換してくれはった住宅会社の担当者さんが見に来られて、
「カランが良すぎて、今、お使いの型の古い電気温水器には合いませんのですわ」
「え~~そうですか?まだ、故障してないしぃ、シャワーの方の勢いは問題ないのですけどねぇ」
「奥さん、この際ですから、エコ給湯に替えはったらどないです?」
「そ・そんなん、100万仕事でしょ?」
「お見積り出さしてもらいますよ、今なら政府から補助金も出まっさかいに、電気代も長いめからみたら、お得でっせ~~」
「ちょ・ちょっと待って下さいよ~~」

「そんなら、S社とC社で“合いみつ(相見積)”だしてもらったら?」と息子たちの意見
私の中では
“カランを替えたばかりにお湯の出が悪くなって、それは古い型の電気温水器のせいや”というところがどうもガッテンいきませぬ・・・・・
が、一応見積もりをだしてもらうことに。

両社では微妙にお値段に差がでてますね、
ここんところの設備はウチには必要ないかも?
の部分を削りましょう。

S社の担当者さんは
「奥さん、政府からの補助金の申し込みが21年度はもう満杯になってしまいましてんわ、残念ですけどね」

C社の担当者さんは
「21年度の補助金の申請は満杯になりましたが、22年度(4月から)に向けて申し込まはったら、ダイジョウブ補助金は下りますよ、今、使ってはって故障してないのなら、4月まで待ってみるというのをオススメしますよ、価格はもう少し頑張らしてもらいますから」
と、帰られました。

さて、カランが新型で電気温水器が旧型のため、お湯の出が悪い・・・・・の関係を解明してから、そして納得してから、エコ給湯にしても遅くは無いかな??
いっそのことエコ給湯にしなくてもいいのかも?


【おまけ】

二種の水仙(ワンちゃんちの庭)






十干(じっかん)、十二支(干支)えと 、五行の考察~PARTⅡ~

2010-01-08 | 折々の花

華道の、ある流儀の師範の資格試験の中に、なんでこの十二支(干支)、十干(じっかん)、五行との組み合わせの丸暗記があるんやろ?と不思議に思ったモンでした。
お花と密接な関係があるんですよねぇ・・・・・

十干・十二支・
「えと」は、漢字で「干支」と書きますが、これは当て字で、「十干・十二支」のことです。
 十干・十二支は、十干と十二支を組み合わせたもので、略して干支(えと)と言います。

「干」は木の幹、「支」は枝を意味します。
あっ!ここで、お花の先生になる試験に「十干・十二支」の{丸暗記の必須}が解りかけてきました。

五行説(木火土金水)も含めて
おさらいします。

五行説
木、火、土、金、水
ひとつひとつに陽と陰があります。
陰陽思想の陽は強いものとして兄(え)、陰は弱いものとして弟(と)を当てます。

10を周期とする十干とは、甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)
また、陰陽五行説と結びついて、甲(こう)、乙(おつ)、丙(へい)、丁(てい)・・・きのえ、きのと、ひのえ、ひのと・・・と次表のようになった。
 つまり、五行説の木、火、土、金、水がそれぞれ陽と陰、兄と弟に分かれて十干になる。兄(え)と弟(と)なので「えと」となるが、現在では六十干支を指すようになっている

木(木行) 木の花や葉が幹の上を覆っている立木が元となっていて、樹木の成 長・発育する様子を表す。「春」の象徴。

火(火行) 光りく炎が元となっていて、火のような灼熱の性質を表す。「夏」の象徴。

土(土行) 植物の芽が地中から発芽する様子が元となっていて、万物を育成・保護する性質を表す。「季節の変わり目」の象徴。

金(金行) 土中に光りく鉱物・金属が元となっていて、金属のように冷徹・堅固・確実な性質を表す。収獲の季節「秋」の象徴。

水(水行) 泉から涌き出て流れる水が元となっていて、これを命の泉と考え、胎内と霊性を兼ね備える性質を表す。「冬」の象徴。

 
五行 陰陽 十干 よ  み
木の兄=きのえ
木の弟=きのと
火の兄=ひのえ
火の弟=ひのと
土の兄=つちのえ
土の弟=つちのと
金の兄=かのえ
金の弟=かのと
水の兄=みずのえ
水の弟=みずのと

十二支
子(鼠) 子は孳(ふえる意)で、種子から芽が出る
丑(牛) 丑は紐(ひも・からむ意)で、芽がのびる
寅(虎) 寅は(うごく意)で、地上に芽が出る
卯 (兎)  卯は茂(しげる意)または冒(おおう意)で、芽が出そろう
辰(竜) 辰は振(ふるう・ととのう意)で、若葉が出る
巳 (蛇)  巳は已(やむ意)で、成熟しきる
午(馬) 午は忤(つきあたる・さからう意)で、さらに大きくなる
未(羊) 未は味(味の意)で、衰え始める。
申(猿) 申は呻(うめく意)で、衰えつつも大きくなる
酉(鶏) 酉は(ちぢむ意)で、成長が止まる
戌(犬) 戌は(滅ぶ・切る意)で、滅び始める
亥(猪) 亥は(とざす意)で、種子にこもる

十干・五行・十二支、み~んな華道の素材であります、草や木や花のことみたい・・・・・

あなたの干支は?~六十支早見表

生まれ年      干支           十二支       
大正13年 1924 甲(木兄:きのえ)   子(ね)  
大正14年 1925 乙(木弟:きのと)   丑(うし) 
大正15年 1926 丙(火兄:ひのえ)   寅(とら) 
昭和 元年
昭和 2年 1927 丁(火弟:ひのと)   卯(う)  
昭和 3年 1928 戊(土兄:つちのえ)  辰(たつ) 
昭和 4年 1929 己(土弟:つちのと)  巳(み)  
昭和 5年 1930 庚(金兄:かのえ)   午(うま) 
昭和 6年 1931 辛(金弟:かのと)   未(ひつじ)
昭和 7年 1932 壬(水兄:みずのえ)  申(さる) 
昭和 8年 1933 葵(水弟:みずのと)  酉(とり) 
昭和 9年 1934 甲(木兄:きのえ)   戌(いぬ) 
昭和10年 1935 乙(木弟:きのと)   亥(い)  
昭和11年 1936 丙(火兄:ひのえ)   子(ね)  
昭和12年 1937 丁(火弟:ひのと)   丑(うし) 
昭和13年 1938 戊(土兄:つちのえ)  寅(とら) 
昭和14年 1939 己(土弟:つちのと)  卯(う)  
昭和15年 1940 庚(金兄:かのえ)   辰(たつ) 
昭和16年 1941 辛(金弟:かのと)   巳(み)  
昭和17年 1942 壬(水兄:みずのえ)  午(うま) 
昭和18年 1943 葵(水弟:みずのと)  未(ひつじ)
昭和19年 1944 甲(木兄:きのえ)   申(さる) 
昭和20年 1945 乙(木弟:きのと)   酉(とり) 
昭和21年 1946 丙(火兄:ひのえ)   戌(いぬ) 
昭和22年 1947 丁(火弟:ひのと)   亥(い)  
昭和23年 1948 戊(土兄:つちのえ)  子(ね)  
昭和24年 1949 己(土弟:つちのと)  丑(うし) 
昭和25年 1950 庚(金兄:かのえ)   寅(とら) 
昭和26年 1951 辛(金弟:かのと)   卯(う)  
昭和27年 1952 壬(水兄:みずのえ)  辰(たつ) 
昭和28年 1953 葵(水弟:みずのと)  巳(み)  
昭和29年 1954 甲(木兄:きのえ)   午(うま) 
昭和30年 1955 乙(木弟:きのと)   未(ひつじ)
昭和31年 1956 丙(火兄:ひのえ)   申(さる) 
昭和32年 1957 丁(火弟:ひのと)   酉(とり) 
昭和33年 1958 戊(土兄:つちのえ)  戌(いぬ) 
昭和34年 1959 己(土弟:つちのと)  亥(い)  
昭和35年 1960 庚(金兄:かのえ)   子(ね)  
昭和36年 1961 辛(金弟:かのと)   丑(うし) 
昭和37年 1962 壬(水兄:みずのえ)  寅(とら) 
昭和38年 1963 葵(水弟:みずのと)  卯(う)  
昭和39年 1964 甲(木兄:きのえ)   辰(たつ) 
昭和40年 1965 乙(木弟:きのと)   巳(み)  
昭和41年 1966 丙(火兄:ひのえ)   午(うま) 
昭和42年 1967 丁(火弟:ひのと)   未(ひつじ)
昭和43年 1968 戊(土兄:つちのえ)  申(さる) 
昭和44年 1969 己(土弟:つちのと)  酉(とり) 
昭和45年 1970 庚(金兄:かのえ)   戌(いぬ) 
昭和46年 1971 辛(金弟:かのと)   亥(い)  
昭和47年 1972 壬(水兄:みずのえ)  子(ね)  
昭和48年 1973 葵(水弟:みずのと)  丑(うし) 
昭和49年 1974 甲(木兄:きのえ)   寅(とら) 
昭和50年 1975 乙(木弟:きのと)   卯(う)  
昭和51年 1976 丙(火兄:ひのえ)   辰(たつ) 
昭和52年 1977 丁(火弟:ひのと)   巳(み)  
昭和53年 1978 戊(土兄:つちのえ)  午(うま) 
昭和54年 1979 己(土弟:つちのと)  未(ひつじ)
昭和55年 1980 庚(金兄:かのえ)   申(さる) 
昭和56年 1981 辛(金弟:かのと)   酉(とり) 
昭和57年 1982 壬(水兄:みずのえ)  戌(いぬ) 
昭和58年 1983 葵(水弟:みずのと)  亥(い)  
昭和59年 1984 甲(木兄:きのえ)   子(ね)  
昭和60年 1985 乙(木弟:きのと)   丑(うし) 
昭和61年 1986 丙(火兄:ひのえ)   寅(とら) 
昭和62年 1987 丁(火弟:ひのと)   卯(う)  
昭和63年 1988 戊(土兄:つちのえ)  辰(たつ) 
平成 元年 1989 己(土弟:つちのと)  巳(み)  
平成 2年 1990 庚(金兄:かのえ)   午(うま) 
平成 3年 1991 辛(金弟:かのと)   未(ひつじ)
平成 4年 1992 壬(水兄:みずのえ)  申(さる) 
平成 5年 1993 葵(水弟:みずのと)  酉(とり) 
平成 6年 1994 甲(木兄:きのえ)   戌(いぬ) 
平成 7年 1995 乙(木弟:きのと)   亥(い)  
平成 8年 1996 丙(火兄:ひのえ)   子(ね)  
平成 9年 1997 丁(火弟:ひのと)   丑(うし) 
平成10年 1998 戊(土兄:つちのえ)  寅(とら) 
平成11年 1999 己(土弟:つちのと)  卯(う)  
平成12年 2000 庚(金兄:かのえ)   辰(たつ) 
平成13年 2001 辛(金弟:かのと)   巳(み)  
平成14年 2002 壬(水兄:みずのえ)  午(うま) 
平成15年 2003 葵(水弟:みずのと)  未(ひつじ)
平成16年 2004 甲(木兄:きのえ)   申(さる) 
平成17年 2005 乙(木弟:きのと)   酉(とり) 
平成18年 2006 丙(火兄:ひのえ)   戌(いぬ) 
平成19年 2007 丁(火弟:ひのと)   亥(い)  
平成20年 2008 戊(土兄:つちのえ)  子(ね)  
平成21年 2009 己(土弟:つちのと)  丑(うし)  
平成22年 2010 庚(金兄:かのえ)   寅(とら)  
平成23年 2011 辛(金弟:かのと)       卯(う)

高校野球で有名な甲子園球場は大正十三年(1924年)の甲子(きのえね)の年に完成したことから名付けられたということです。

60歳を超えて還暦を過ぎちゃった方、
「60歳の時の年と生まれた時の年と同じ干支やわぁ~」を、確認されましたでしょうか?

ちなみに、こんなこと一生懸命お勉強して無事にお花の先生の資格を取得しました。
が、合格した仲間の中でお花の先生になった人は、だぁ~れも おりませんのよ・・・・・ 

 


 






十干、十二支(干支)えと 、五行の考察~PARTⅠ~

2010-01-04 | 折々の花
今年は寅年なんですが、庚寅(かのえとら・こういん)ということを教わったことを思い出しました。

遥か昔の独身の頃にさかのぼります。
その頃の風潮として嫁入り前には、お茶、お花、洋裁、和裁、編み物、料理と一通りの習いごとをするのが当たり前でした。
毎週木曜日はアフター5に先生が見えて食堂でお花を生けて、宿直室でお茶のお点前のおけいこ。
洋裁はドレメ式、文化式、伊東式と繁華街に学校があったので、週に一回、帰りしなに立ち寄って習います、2年行きました。
和裁は祖母が達者なんで浴衣とウールのアンサンブルを習った記憶があります。
編み物は編み機が重たいので自宅の近所の教室に預けっぱなしで週に一回習ってました。
お料理の方はこれも繁華街に選り取り、料理学校がありまして、週一帰りしなに寄ってました。
これらのおけいこの合間をぬって、映画やコンサート、休日にはハイキング等々
なんと忙しい青春時代??


お花も、年数を重ねると賞状がたくさんたまり、師範の資格の試験を受ける機会が巡ってきます。
その試験勉強の中に、十二支(干支)えと 、十干(じっかん)、五行、 との組み合わせを丸暗記というのがありました。

~十二支(干支)~
子(鼠):丑(牛):寅(虎):卯(兎):辰(竜):巳(蛇):午(馬):未(羊):申(猿):酉(鶏):戌(犬):亥(猪)

~十干(じっかん)~
甲(こう)・乙(おつ)・丙(へい)・丁(てい)・戊(ぼ)・己(き)・庚(こう)・辛(しん)・壬(じん)・癸(き)

~五行~
木、火、土、金、水
ひとつひとつに陽と陰があります。
陰陽思想の陽は強いものとして兄(え)、陰は弱いものとして弟(と)を当てます。

華道の、ある流儀の師範の資格試験の中に、なんでこの十二支(干支)、十干(じっかん)、五行との組み合わせの丸暗記が、何であるんやろ?と不思議に思ったモンでした。
お花と密接な関係があるんですよねぇ・・・・・

十干、十二支(干支)えと 、五行の考察 PARTⅡにつづく

【おまけ】
ちなみに
お茶はお茶席におよばれした時、あわてなくてすみます。
お花は花瓶に生けるときお花の前や後ろを逆さまに生けないようにできます。
洋裁は子供たちが小さかった頃、手作りのズボンやスモックなど着せてました。
着物を洋服にリフォームするきっかけも洋裁を習っていたから出来たのかな。
和裁は浴衣のような単衣に限りですが・・・・・
編み物は子供の好きな電車や車を編み込んだセーターをジャージャーと機械網で・・・・・
主人とペアで編み込みのセーターを編んで喜んで着ていた時期もありました(笑)
お料理はどうかな?毎日のことだから・・・・・


モチツツジかな?


     2010.1.1 泉南メモリアルパーク

暑中お見舞い

2009-07-23 | 折々の花



blogに来てくれはる皆さんに暑中お見舞いを・・・・・
「そうねぇ、じゃぁ英語版はどう?」

 英語圏では、年末年始にクリスマスと新年を祝うカードを送りますが、そのほかには季節にちなんだカードはなく、暑中見舞いもありません。

それでも夏のあいさつ状を送りたい・・・・・

、厳しい夏に、相手の健康を思いやってのあいさつなら、
I hope you will maintain your health during the summer season.
(夏の間のご健康をお祈りします)
これなど、どうかしら?

【おまけ】
ここらへんの梅雨は何処へ?
迷走してますねぇ・・・・

23日は「大暑(たいしょ)」。
24節気の一つで大寒から数えて半年目に当たり、夏の盛りを意味する。

「暦便覧」には「暑気いたりつまりたるゆえなれば也」とあります。
一年で最も気温の高い季節。
蒸し暑さと大雨が降り、夏の土用に入ります。
「だいしょ」ともいいます。
(暦の風景)より

【おまけⅡ】
「わんちゃん、おはよう~ Hさんのね、裏庭に咲いてるぼんぼりのようなお花の名前が知りたいのよ、調べてくれへん?」
さっそく、見に行きました。そのお家は空き家になっていてお花も木も荒れ放題にボウボウ状態。

あたりが明るくなるほどに、きれいなピンクのお花が咲いていました。

葉っぱを触ったり、揉んでにおいを嗅ぐとクサギの臭いがしました。

そよかぜさんにお助けコール
「ボタンクサギという、中国南部原産の園芸植物です。もちろんクサギの仲間です。」
とお返事をいただきました。

友達にそのまんまメモにして持って行きました
翌日、我が家の玄関のドアノブに自家製のお野菜とともにお手紙が、
「コンニチワ、永い間、識りたかった名前が分り、とても嬉しかった。ボタンクサギと聞くと『ソウカァ』と、バカに納得しました。アリガトウ」

そよかぜさん、アリガトウ

ボタンクサギについて詳しくお知りになりたい方はエフさんのblogへ

ボタンクサギ<牡丹臭木> クマツヅラ科




蓮華~喜光寺~

2009-07-14 | 折々の花
あっちこっちのblogで蓮のお花が満開中です

「今の時期、奈良で蓮を愛でるには断然、喜光寺」

喜光寺華蓮状況
愈々、見頃が始まりました。喜光寺の華蓮開花中です
7月中の土日は早朝参拝できます。7月土日のみ朝7時より開門

ちょっと早起きしてコロの散歩を済ませて、6時半過ぎに家を出ました。

小さなお釈迦様の像でも置きたいような、そんな雰囲気の蓮花でした、

喜光寺ハスPhotoStory1.wmv



クリックしてみやしゃんせ~

【喜光寺縁起】

喜光寺は、養老5年(721)行基菩薩によって創建されたことから、「行基さんの寺」と親しまれています。
行基菩薩は、東大寺・大仏殿の造営に当たり喜光寺の本堂を参考にされたという伝承から、この寺は「試みの大仏殿」として知られています
境内にある47体の石仏群は江戸時代に造られたものです
参道と本堂(重要文化財)のまわりに200鉢余りの蓮の花がみごとです。
大賀蓮や天竺斑蓮など紅白様ざまな種類の蓮の花が楽しめます。
お寺に蓮の花は欠かせません(頂いたパンフ抜粋)

ここ菅原の里は、菅原道真公の誕生の地でもあり、学業の寺としても信仰されてます。
すぐそばの菅原天満宮とタイアップして2月には境内で盆梅展が開かれます
何年か前に行ったことがありました。
比較的地味ぃな盆梅展でした。

行基菩薩の像は近鉄奈良駅のそばの噴水の真ん中にあり、
奈良で待ち合わせの目印的存在。
「ほら、駅を上がったところの行基さんのところでね。。」が待ち合わせの合言葉


手作りのお花たち

2009-06-14 | 折々の花

 

春のある日、両手に抱えきれないほどのお花を持ったTさんがお墓の方へ降りて行かはりました。

コデマリ、イリス、ベニシダ等々散歩道には地域ごとにお墓があります。

その日はご家族どなたかの月命日ででもあったのでしょうか、いえいえそうでもなかったようです。

「畑にいっぱい咲いてたのでお墓にと思って」と・・・・

 

 そのTさんのお姑さんが亡くなられ、私はお葬式に行けなかったので、お家までお線香の一本でも・・・と、お参りさせてもらいました。

95歳で大往生、オメデタイことやと思います。

ほんの2ケ月前に桜の下で写されたというお写真はとてもほんわかとお優しいお顔です。

周りにはお花がたくさんたくさん、その中でもTさん手作りのお花畑のお花は優しく見えました。

今日日、お家で介護されるのは並大抵のものじゃなかったと思います。

 Tさんのお話を伺って、お姑さんはホンマにお幸せやったんやなぁ・・・と思いました。

 

ワタシんちから歩いてほんの2~3分のとこなのに、普段はなかなかジックリお話しする機会がありませんでした。

お姑さんが亡くなられたときのお話を聞いていると、主人が亡くなった時とダブったりもしました。

 

ふと、西国33ケ所霊場めぐりの掛け軸が目にとまり「あれは?」

「おじいさんと、おばあさんと二人でお参りしはったんやわ、私はまだ途中なんやけども」

「これから、ご主人さんとお二人でゆっくりお参りしはったらよろしいよね」

「そうさしてもらおかな、と思てます」

 

もう一度、ご仏前にごあいさつさせてもらって、Tさんちを後にしました。

 

【おまけ】

私はこの西国33ケ所霊場めぐりの一回目はほとんど主人の運転でお参りしましたので、主人のお棺の中に納経帳は納めました。

今はなんとなく2回目3回目とチャレンジしてます。

1冊の納経帳に重ね判(一回目は墨書での記入し朱印を受けるが、二回目以降は朱印のみを受ける、 一度納経朱印を受けた納経帳に、2回目以後の巡礼でも重ねて朱印をうけること)を頂くようにしてます。

 

掛け軸にすれば良かったかな?と何度か思いましたが、費用が高くつく、それだけの安易な理由で納経帳のみになってます。

 

 


石楠花忌

2009-05-20 | 折々の花


「もう悲しみは癒えましたか?お寂しいでしょう」
主人が亡くなって今年で満六年、七回忌を済ませました。
夫が亡くなった妻はいつまでも悲しんでいなくてはならないのでしょうか?
いつまでも、悲しんで寂しがってはいませんので・・・・

ほんとうに?
あなたと同じ頃ご主人を、亡くされた友人がいるのですがその方をみていると、とても痛々しいので、言葉がなかったのです
友人はず~っと立ち直れずにいるのですよ。

でも、私は大丈夫よ、たくさんお友達が居るし、みんなと楽しくやってますから・・・・

そう?
貴女の中にあるご主人との思い出は、ずっと消える事は、ないのだから大切にして,前を向いて明るく、貴女らしくガンバッテください

ハ~イ

お墓参りに行ってきました。
お墓はひっそりとしてました。
お墓守さんが落ち葉を丁寧に掃いてお掃除されてました。
「今日は風がキツイので、掃いても掃いてもきりがおへん・・」と、おっしゃりながら・・・・

お墓のそばは竹藪です、竹林が黄色味を帯びてきてます、他の落葉樹と違い、全てが葉を落とすわけでもないみたいです。
この季節を“竹秋”といい、成長した竹が葉を散らす時期でもあります。

よく見ると垣根に蔓が絡んで白いお花が咲いてます
またまた、よく見ると二種類あります。

テイカカズラ【定家葛】 キョウチクトウ科




スイカズラ【忍冬・吸葛】 スイカズラ科





お手洗いに行きたくなって、どうしようかな?
そうそう、お寺に行けば境内に公衆トイレがありましたわ。

薬師寺がすぐそばなので、あのお地蔵さんの涎掛けはどうなってるかな?
あら?まぁ~~
一体だけ白いよだれかけになってます。

住職様
先日お墓参りに行きまして、
おトイレを借りによらしてもらいました。
そこで、お地蔵さんのよだれかけもどんなんかな?と
見させていただいたところ、一体のお地蔵さんのよだれかけが
白いのになってました。
「えっ?!」でございます

住職様からお返事をいただきました、

それまで度々無くなった涎掛け、お彼岸すんでからは
何故か無くなるのは止まりました。
その後5月11日ごろ白い涎掛けがかけられたのです。
交換されたのかと思ってその涎掛けをめっくてみると、
下に元の赤い涎掛けがありました。
つまり涎掛けが二重になっているのです。
自分の持ってきた涎掛けを上から重ねるというのは、
これは単なる信心でよくあることです。

思い過ごしかもしれませんが、
赤い涎掛けを持って帰った人、なにか願いがかなって、
涎掛けをもってお礼参りをしたのかもしれませんね。

このお地蔵さまとのいきさつはこちら

何のため?何にするん?

2009-03-26 | 折々の花
お彼岸の「薬師寺報」に載った住職さんのコメントです。

寺の山門を入ってすぐ左手に石地蔵さんがある。
この石地蔵さんは十一体あり、それぞれが「よだれかけ」をしているのだが、これが何故か無くなるのだ。

昨年秋には全部が一度に無くなった。
もちろんすぐに新しいのをつけたのだが、今年になってからは一度にではなく、一週間に一度ぐらいの割合で一枚二枚と無くなるのだ。

誰かが持ち帰るのだろうけれども、一体何のためだろうか。
古いよだれかけなど売れるものではないし、自分の部屋に飾っているのだろうか。
それとも何かのご利益でもあるのかしらん。
たかが、お地蔵さんのよだれかけだから、お金をかけて対策をするわけにもいかず、不思議に思いながら、毎日「今日はある」「あっ、一枚減った」と、見守っている。
その結果三月七日現在たった一枚になってしまった。

それで、お彼岸のお墓参りの時にお寺に寄りますから、その日のお地蔵さんのよだれかけを撮ろうとカメラを持って訪問しました。

アレ!ちっちゃな可愛い真っ赤なよだれかけが、十一体のお地蔵さん全部にかかってます。
「あの記事を読んだ檀家の奥さんが縫うてくれはりましたんや」
「なるほど・・・・」

3月22日
ちなみに『薬師寺報』とは
「謹賀新年」「春の彼岸施餓鬼会(ひがんせがきえ)」「お盆」「秋の彼岸施餓鬼会」と毎年四度お寺の住職さんから檀信徒宅へお便りがあります。
お寺からのお知らせとか、行事の案内とか・・・・
私が楽しみにしているのは住職さんのちょっとしたお話しです。
このちょっとしたお話とは、ご法話もあります、日々の暮らしの中からの心温まるお話もあります、住職さんの目線でご覧になったいろんなお話です。




【おまけ】
お墓の入口のそばのお宅の庭に・・・・・
ヒイラギナンテン(柊南天)メギ科 


折々の花~散歩道で~

2008-06-09 | 折々の花
お花を撮った写真がたまってますのでちょっと遅きになりましたが、紹介します。

このお花の名前をすっかり忘れてました。
しかし、思い出しました、2007年8月の私のblogにちゃんと登場してます。(冷や汗・・・)
ヘラオオバコ(箆大葉子) オオバコ科

ヨーロッパ原産の帰化植物で、江戸時代には渡来したという。
多年生の草本で地下に太い根茎がある。
葉は細長く、長さ20cmほどになる。
春から夏にかけて高さ30cmほどの花茎をだし、下部から上部へと次々に開花する。と、花の本には載ってます。

たしかに細長い茎で細い葉っぱで先のほうに花をつけて風にユラユラ揺れてます。
風が吹いてなくてもユラユラゆれてます・・・・

コバンソウ(小判草)イネ科

役所に出向いた越前屋が奥座敷に於いて「お代官様、これこれかくかくしかじかで・・・・まずはコレを」
ズズ~~と摺り寄せられた菓子箱をそれとはなく、開けてみると上げ底の下には山吹色に・・・・
すると代官が「越前屋、そちも悪よのう~~ゥワッハハハハ」
の、会話が連想される小判草、いやいや、小判ではなく、大判だったかも?

明治中頃に観賞用にとヨーロッパからの帰化植物。
イネ科の植物って地味ィなのにこれってけっこう目を引きますよね。
最初は緑色で熟すと茶色になっていくんです、そのときの様子が小判にソックリなんですねぇ・・・

ヒメコバンソウ(姫小判草)イネ科

和名の由来は小さなコバンソウである。
ちょうど今頃小さなおむすび状の小穂をたくさん付けている、コバンソウがなければ、おむすび草などと名付けてもいいかなぁ~~。

エフさんの句を紹介しますこちら

ノビル(野蒜)ユリ科

ノビルの花はムカゴに変身する割合が高いそうです。
ほら、もうムカゴが見えてる?

このお花を撮ってる時、丁度ご近所さんがお散歩してはりました。
「何、してんのん?」
「ノビル撮ってるのんよ」
「え~~なつかしいなぁ、今でこそ食べへんけど、子供の頃、よう食べてたわ~~」
「へ~~知らんかったわ」
「根元からごそっと抜いてね、熱湯で軽く茹でてね、水にさらしてね、おひたしや酢味噌和えにしたわ・・・炒め物にも混ぜたわ、ニラ感覚でね、白い球根はミソをつけてそのまま食べるんよ、あぁ~~なつかしいわぁ・・・」
「へ~~そ~ぉ」


【おまけ】
ドウダンツツジ ツツジ科

2008年4月19日(精華町 祝園)



2007年12月7日(奈良市 青山)


2008年5月30日(精華町 祝園)
新しい町でハナミズキの足元に咲いていました。
町並がおしゃれなら、街路樹もおっしゃれ~~

冬の初め紅葉の鮮やかな色が楽しめ、春、まるっこいすずらんの様な白い花を咲かせる・・・そしてお花の後のさわやかな緑も
一つの木で三度おいしい・・・・・
このお花はツツジであって紅葉する、珍しいのんとちゃうかなぁ??
(ウチの庭のツツジは常緑やし・・・)

ドウダンツツジを漢字で書くと・・・・
①燈台躑躅 
②満天星躑躅、
アラアラどちらもドウダンツツジです。
①壷形の花が釣り下がっている様が、燈台(燭台)に似ているから・・・
②花がいっぱい咲く様を星に見立て・・・
ま、お互い好きな漢字を当てはめましょう・・・・




よく似たお花で
サラサドウダン(更紗燈台)ツツジ科

2007年5月27日(六甲高山植物園)