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【わんちゃんの独り言 part2】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています

夏まつり

2011-08-29 | デジカメ紀行
8月のとある土曜日、住んでるところの自治会で夏祭りがありました。

夏祭りの開催目的
明るく、楽しい、元気な地域づくりのため、地域ぐるみで祭りを盛り上げましょう。
夏休み中の子供たちの楽しい思い出づくり・・・
新・旧住民の交流を深め、晩夏の楽しいひとときを過ごしましょう

今年、夏祭りのハイライトは?
木津川市で活動の「いずみ太鼓:木の鼓(きのこ)」の皆さんをお迎えしての勇壮な太鼓ショー

第一部:午後~夕方 こども祭り(小学生、幼児対象)
→お嫁に行かれた娘さんたちがお子ちゃま連れての里帰り
第二部:花火、夏祭り
→花火は子供たち
→大人タイムは生ビール・サーバーとおつまみ食べ放題
このあいだ子供たちにはカルピス、サイダー、ジュース類など飲み放題
全員参加のビンゴゲーム等々

8月に入って
飲み物、ビンゴゲームの景品、花火等の買い出しがありました。
役員のUさんは事前にチラシをチェックされてたとか・・・で、
00はリカマン、000はジャンンボ0村、0000はコー0ンと、いうふうに何軒かのお店をハシゴです。
普段、あんまり買い物に出かけないわんちゃんには楽しいひとときで、とても、お値段とかの勉強になりました。
「ほぉ~~へぇ~~いろんなモノがあって、お値段もいろいろなんやなぁ」みたいな。
飲み物類の保管は大きな冷蔵庫を持ってはるMさんに依頼・・・
「今日は花火は買わないのですか?」と、尋ねるわんちゃん
「花火はお盆過ぎるとグ~ンと安くなるのでその時が狙い目ですよ、お盆過ぎに買うときます」とUさんが・・・
またまたカンシン(コレって常識?)のわんちゃん

当日の役割分担です
「わんちゃんはスーパーボールすくいと、かき氷の責任者についてもらいましょう、ビンゴの時は番号照合のメンバーになってくださいよ」

いよいよ当日の朝
男性役員さんは舞台づくりと、テント張り
女性役員さんはテーブルと丸椅子を雑巾で拭きます
音響・照明一式はI電気屋さん(地域で開業されてます)

かき氷機一式はレンタルで(シーズン早い目に手配されたとか)
透き通った氷が届きました、単位は8貫とはビックリ、いったい何キロ?
ちょっと、かき氷機の試運転、刃の出し具合でかき氷が粗くもなり細かくもなり・・・面白いなぁ~


スーパーボールのポイは手作りです、ポイの型に丸い紙を挟みます

もう一つ大事なこと、
事前に役員全員で牛乳パックで氷を作る事(各自2本づつ)
これは、祭り当日に大きなクーラーボックスに入れたペットボトル・ジュース類を冷やすためです
次々にパックを破り氷を出していきます。

集会所の広間で、子供会の役員さんが子供たちをアニメ鑑賞会に案内します。

み~んな静かに観てます、わんちゃんにはとても不思議に思いました
何で、こんなに静かに??アニメは何?
「ワンピースなんですよ、みんな大好きだから静かですねん」
「ワンピース?今、流行ってるの?」
画面はチラチラめまぐるしく映っていきます、そりゃじっとして観ないとわからへんわねぇ・・・

アニメ鑑賞が終わると、どど~っとかき氷の前に・・・

忙しかった、ガシャガシャガシャとカップに入っていきます、
「シロップは何が良い?」「レモン!」「いちご!」「カルピス!」
6~70カップぐらい作ったかな?

スーパーボールすくいは一個もすくえなくても、お土産に好きなスーパーボール5個進呈

集会所の広間と和室では
輪投げ


空き缶積


プラバン作り




ストライクアウト・ゲーム


等々、思い思いの場所で楽しんでる子供たち
夕方4:30でいったん解散

夜の部は6時過ぎ集合
ところがその日は朝から怪しい天気
午後はにわか雨、しとしと雨と思えばお日様が顔を出したり・・・
さぁ夜の部は何処で?
集会所の大広間では収容しきれません
雨が降ってる外では太鼓ショーがね心配
夜の部7:30ギリギリまで判断がね・・・大変でした
「いずみ太鼓:木の鼓(きのこ)」に問い合わせ
「雨の中でも平気ですよ、太鼓にはカバーをします、部屋の中やとガマンできないくらい音が響きますよって・・・」
舞台に屋根をにわかに作りブルーシートで簡易屋根

さぁ夜の部
生ビールのサーバーが大人気、これには長蛇の列
「わんちゃん、ジュースの方に来て下さい」
オレンジジュース、カルピス、ファンタ、サイダー、コーラ等々子供たちのリクエストで紙コップに注いで
「は~い、入りましたよ~」



「いずみ太鼓:木の鼓(きのこ)」の太鼓ショーはスゴ~イ迫力






ビンゴゲームは事前にカードが各家に配られてあります。
「ビンゴ!!」って叫んでカードを持ってきたら、数字を照合します
「ハイおめでとうございます、終了後に商品と引き換えます、失くさないでね」って引換券を渡す

例年なら、ずら~っと景品がみんなの前に並べてあるのですが、雨なんで・・・

ちなみに景品は
卓上IH調理器(A社提供)清酒(Bさん提供)テニスボール(Cさん提供)自転車、扇風機、ビール、トースター、携帯用折りたたみ椅子、保冷バッグ、洗剤、ラップ、ボックスティッシュ他等々、一本きりのもありますが何本もというのもあります
扇風機というのが今風ですね3台も、自転車は毎年人気がありますよ。
これ等の景品を買い出しに行ったとき「コレ当たるといいなぁ・・・」と思ったモンも。
こういうのん滅多に当たらないわんちゃんですが、携帯用ライトが当たりました、懐中電灯が欲しかったんです、嬉しかったなぁ・・・

その夜はそのまんまでいったん帰宅
翌日、役員全員で後片付け、大勢で片づけると時間もそんなにかかりません。
「わんちゃん、紅白の天幕が3張、雨で汚れがキツイんでクリーニングに持って行ってもらえますか?」
「ハ~イ、それに布巾に使ったタオル類はウチで洗濯しときますね」

楽しかった夏祭りでした。


「お薬師様」   高村健一
 
まいごになんかならないように しっかりつないだ二つの手
確かめあったぬくもりは あなたが十で私が八つ
遠いあの日の思い出よ お薬師様の縁日で
買った綿菓子 緑亀  おはじき パチンコ あめ細工

お参りしましょ  おみ堂で 鳴らす鰐口 縁結び
幸せ祈った 四つの手 あの夏の日の思い出は 
あなたが二十二 私が二十
お薬師様の縁日は サーカス ジンタ ろくろ首

迷子になんかならないように ちょっと太郎の手を引いて 
記念に芽生えを買いたいの この子の三つのお祝いに
お薬師様の石畳 はさんで廻る風車 三人つなぐ 手と手と手  
陽炎ゆれる大伽藍 ほほえむ花も香をそえて

『京・村まつり 2011』

2011-08-02 | デジカメ紀行
南山城村北大河原のやまなみホール近くの木津川河川敷周辺で、府内唯一の村をPRする「京・村まつり」があります、ぜひいらして下さい。
と、案内チラシをいただきました。
南山城村は、わんちゃんにとっておなじみの村です。
植物観察会で何回かおじゃましたことのある童仙房も、つい最近 ササユリ見学会 でおじゃましたのも南山城村です。

ちょっと興味があったのが、村内で撮った生き物(動物、植物、昆虫)フォトコンテストです。
わんちゃんも応募しましたので・・・・・ 
やまなみホールで展示されてるというので一番先に行ってみました
いずれも力作ぞろい、わんちゃんの作品も並んでました。

お祭り会場は家族連れで賑わってました。
国民文化祭プレ事業として、『京・村まつり2011』を開催ということで、
ゆるキャラの「まゆまろ」も登場です。



桜並木では手作り菓子を並べた模擬店とかゲームを楽しめるお店も・・・










人気のカヌーは30分待ちという大人気だったそうです。



ステージがセッティングされてました
何が始まるのかな?と期待満々

いきなり、木津高校のボランティアクラブのメンバーが

AKB48の♪会いたかった、会いたかった♪に合わせてAKB48の振り真似ダンス、
結構リズムに乗って楽しそうでした、


模擬店をブラブラ、手作りシフォンケーキと焼きドーナツ、シソジュースを選んでベンチで休憩、
「あらぁ?ひょっとして?わんちゃん?」と聞かれて
「あらまぁ偶然やねぇ」と・・・
声をかけてくれはったのは木津川市在住のSさん、観察会で、お会いしたことのある方でした。
見ると、たこ焼きを手に、
「えっ!それって?」
「これね、タコじゃないんよね、特産の原木シイタケが具に使ってあってね、しい玉焼き」
「おいしそう~」人気なんで列ができてます
わんちゃんも並びました、天かす、ネギ、紅ショウガと共に甘辛味のしみたシイタケがコロンと入ってましたね。
美味しかったですよ~~

いきなりボワ~ンとかドドドドド、ド~ン
「何?」
姿勢をステージに向け座り直し・・・
「うわぁ~エレキバンド、懐かしいなぁ」見ると、おやじバンド
全メンバーがアラカンだそうです。



コロンとした体格もご愛嬌、サングラスでカッコいい、演奏中に真ん前を観衆が行ったり来たりしても平気、その一生懸命さがまたイイね。
曲目がベンチャーズ、ランチャーズ(加山雄三)等々、
ベンチャーズの時なんか例の♪テケテケテケテケも鮮やかに・・・
お揃いのTシャツにはバンド名の「SOUND PAPA」のロゴがね。

ベンチャーズは曲名は忘れてても聴けば「あ~アレね」って懐かしい曲ばっかり、楽しかったなぁ、手拍子とかノリノリだったよ、見ると、み~んな年恰好よう似たような人ばっかり・・・

お祭りが終わってR163を帰る時、途中でゲリラ豪雨
雨模様の予報がようやく持ちこたえて、お祭りの最中じゃなくて良かったけど、
後片付けがさぞかし・・・そんな『京・村まつり 2011』お祭りの日でした。


Summer Camp~子どもの自主性を尊重し、楽しいキャンプにしよう~

2011-07-27 | デジカメ紀行
合言葉
 「みんなで力を合わせて」 

ウチの周りで、最近、朝から子供たちの姿が妙に目立ってます、
気が付いたら、もう夏休みまっただ中・・・

夏休み前のことでした。
「Summer Campの資料をお渡しします、土曜日の午後3時30分に集合お願いします」
と、スタッフ用資料をいただきました、34頁もあります、読んでみました。
主催はNPO法人精華町体育協会
小学校の先生を始め、役場の職員さん、各自治会(青少年健全育成協議会)からとスタッフ全てに各々役割が分担されています。

「芝生にテントを張るのを始め、夕食、朝食すべて子供たちがやります。
スタッフは手助けをするだけ」と・・・

わんちゃんは土曜日pm.3:30~pm.9:30第2班で子供たちはB班(男子3名女子6名)です。
Summer Campは一泊二日(夏休み最初の土・日)
京都府立大学 精華キャンパス(旧京都フラワーセンター)
精華町4小学校5~6年生27名参加

さて、わんちゃんたちは1日目(土)の3:30に集合しました。


おぉ~キャンパスの芝生にはテントがすでに8張(はり)張ってありました。


1班のスタッフが子供たちと設営したようでした。
1班と2班のスタッフが交代です
スタッフミーティングの後、子供たちに紹介していただきそれぞれが自己紹介

わんちゃんたち2班のメインの活動は
①夕食準備指導、補助
②夕食後、キャンプファイヤーのお手伝い

飯盒でご飯を炊きます、ブロックで囲ったかまどで薪でご飯を炊きます
そして、み~んな大好き夏野菜カレー
カレーライスの添え物は胡瓜の中華風漬けもの

夏野菜カレーの具は?
たまねぎ、にんじん、じゃがいも、万願寺とうがらし、ナス、
夏野菜の旨味をだすため、お肉は鶏肉(ムネ肉)

子供たちはA・B・Cと3班に分かれてそれそれが大きなお鍋でカレーを作ります

わんちゃんたちの班は、まず、玉ねぎから切りはじめました。
「せんせ~切り方はどうしたら良いですか?」(えっ!先生?誰が?わんちゃんのことでした、え~~っ)
「まず、皮つきのまま、ぱかっと切ってください、それから皮をむきます、こうすると、皮が剥きやすいです、そしてヘタを切ってボールに入れていったん洗ってください、そうすると、タマネギ切ってて目が痛くなりません、それからこれぐらいの大きさに切って、タマネギ全部を透き通るまでユックリ炒めてください、タマネギから旨味がいっぱい出ます、その間に他の野菜を切りましょう」
「ニンジンはなかなか柔らかくならないのでそろそろ、タマネギと一緒に炒めましょう」





「おナスとジャガイモは別々のボウルに水を張ってつけておきましょう」
「何で水につけるんですか?」
「お野菜が持ってるアクをとるためで~す」
これはわんちゃん流で、他の班をチラッと見てたら、手順は班ごとにバラバラでした。


女子たちはイキイキと包丁を上手に使いこなしていましたよ、


ニンジンやジャガイモの皮むきにピーラーも上手に使ってましたね。
「イモのヘタを取るのに、どうやって包丁を当てたら良いですか?」
「ピーラーのポコンと出てるところで取ればカンタンですよ」
「へぇ~~ホンマやぁ」


胡瓜の中華風・・・は、胡瓜を輪切りにしてタレ(醤油、ごま油、塩、ゴマ)に漬けます
チャックシールのビニール袋に全部ほうりこんでピチッと締めて、やさしく袋ごと揉みます、
そのまましばらく置いといて、カレーが出来上がったらOK


男子たちは飯盒の方に行ってたかな?
飯盒のご飯が炊けると飯盒を逆さまに置いて・・・コレは男性スタッフが一緒にね。




アク取りのため、スープが減ってはいけないしねぇ・・・とか言いながら。
蓋をして沸騰してきたらアク取り、これがなかなか手間なこと
「この泡みたいなんがアクですか?なんでアクを取るのですか?」
「アクを取った方が美味しいからよ、お料理は手間をかけたほうが美味しいんよね」とかなんとか言いながら。
このアク取りはみんな楽しそうでした、女子も男子も適当に交替しながら・・・
大きなお鍋から湯気がいっぱいなんで熱いんですよ、それでもね・・・
わんちゃんがカンシンしたのはアクを取る時お玉の角度を変えたりしながら上手に取ってましたね。

「いつになったらカレーを入れたら良いですか?」
「ハイ、ニンジンが柔らかくなったらOKです」
何回かお箸でつついてました、何回目かに一個食べてもらいました
「もう、柔らかくなってる」「じゃぁカレーを入れましょう」



「カレーを入れたら、火を弱くしてゆっくりお玉でまぜましょう、コトコト煮るほど美味しいカレーが出来上がりますよ」
これも順番に交替しながら、お鍋の底から混ぜ混ぜ・・・




「ハイいっぺん味見をしてみてください」

「うん、おいしい、でも、もうちょっとドロッとしてた方が良い」
「じゃぁ、残りのルウも入れましょう、そして、コトコトと、もう少し時間をかけて煮詰めましょう」

「エッ!もう、わんちゃんとこルウ入れたの?」
出来上がりは一番でした。
「ハ~イ テントからカレー皿、コップ、スプーンを持ってきてくださ~い」
み~んな思い思いのカワイイ食器でしたよ。

お味の方は?うん、イケルなかなか美味しい
他の班のもいただきました、ウチのが一番おいしい・・でした(どの班もそう思ってるよね)
夏野菜の旨味がよく出てました、そのため、あっさり味の鶏肉を選んだんですね。
それぞれに美味しいカレーライス、ちょっと残したごはんに中華風胡瓜漬け





食事の後片付けは

洗い専門班、すすぎ専門班、拭き取り専門班に分かれてもらいました。
ささっと段取りよく片付けの早いこと早いこと。


キャンプファイヤーの準備です





日も暮れてきました
キャンプファイヤーです、



先生たちが中心になって、上手に飽きないようにゲームやクイズが次々と続きます



みんなで大きな声で歌いました

♪燃えろよ燃えろ ♪

燃えろよ燃えろよ 炎よ燃えろ 火の粉を巻きあげ 天までこがせ
照らせよ照らせよ 真昼のごとく 炎ようずまき 闇夜を照らせ
燃えろよ照らせよ 明るく熱く 光と熱との 源(もと)なる炎



キャンプファイヤーの残り火の周りに小さい輪になって・・・
“火”について長文詩の朗読がありました。

ちょっとカンゲキのわんちゃんでした、子供たちもだったと思います。

最後に子供たちとスタッフが向かい合って閉会式
子供たちのお礼の言葉が印象的でした(その場ではカンゲキ!でも、何て言うてくれたんだったかな?もう忘れてる)

子供たちはテントの方へ向かって行きました
今夜はどんなユメを見るんだろうなぁ・・・と、思ったわんちゃんでした。

帰宅してからスタッフ用資料を読み返すと、消灯後の夜間警備巡回実施、徹夜で交替のようでした。
翌日は朝食をみんなで作って、食べて、後片付け
レクレーションにドッジビー、ゲームもあったようです。

その後、閉会式
お昼前には解散式

キチンとした全体スケジュール表にはナルホドと思いました
たくさんの人が動くにはキッチリとしたルールをみんなが守って・・・ですね。

楽しいSummer Camp のお手伝いでした。
子供たちには、夏休みの楽しかった思い出の一つとして残れば良いなぁ・・・


祇園祭宵山

2011-07-18 | デジカメ紀行
「わんちゃん、メールはお久ぁ~~、元気そうやねぇ」とJunkoさんからメールが入りました
blog【わんちゃんの独り言】の愛読者なんですよ(有難いです)
祇園祭の宵山に行こか?ということになり行ってまいりました
四条通に出ると歩道はラッシュアワーのように身動きできない状態、スゴ~イ人・人・人
急きょ四条通の一部が半分歩行者専用に規制されました
(14~16日夕方6時より四条通、烏丸通 歩行者専用)


やっぱ、長刀鉾でしょ
長刀鉾(なぎなたぼこ)巡行順:1番
(京都市下京区四条通烏丸東入長刀鉾町)




この鉾は古来 「くじとらず」の名があるように、山鉾巡行の先頭を受け持つ鉾。
鉾先に疫病邪悪をはらう長刀をつけている。
創建は、嘉吉元年(1441)説がある。
真木は全長20メートル。
現在、生稚児が乗る唯一の鉾である。
前懸(まえかけ)、胴懸(どうかけ)はインドや中国などの絨毯です。





長刀鉾のすぐそばでグッズ販売の声が入り乱れて聞こえてきます
何かを買い求めたら長刀鉾の上に上がれるんです、
ということで、
「チマキは、もう売り切れやてぇ、ほんならタペストリーにしよか」



「ハイハイお母さんたちはこっちこっち」となんともせわしない・・・
2階に上がると、ちょっとした美術館のようです。



17日の鉾引きの時に長刀鉾の周囲に飾る(ぶら下げる)織物です

2階から歩道を渡る橋の手前に、こんな札が






長刀鉾だけ女子は入れないんです、男子はちっちゃな男の子でもパパと一緒に渡って行き鉾の中に入って行きました、そしてこっちのママに向かって手を振ってましたね。


上から眺めると歩道は人で溢れてます



1階に降りて「ちょっと涼もうか?」ヒヤッとしててまぁまぁです。
「もう、十分涼まはりましたかぁ?つかえてますんで順番に外の方へ出ておくれやすぅ、、暑いんでホンマに気の毒はんなことですねんけどぉ~」
ま、どこの鉾も山もこんなカンジでした。


函谷鉾(かんこほこ)巡行順:5番
(京都市下京区四条通烏丸西入函谷鉾町)




鉾の名は 中国古代史話、孟嘗君(もうしょうくん)の故事に基づく。
戦国時代、斉の孟嘗君は秦の昭王に招かれ、宰相に重用された。
しかし讒言(ざんげん)によって咸陽(かんよう)を脱出して、函谷関(かんこくかん)まで逃げたが、関の門は鶏が鳴かねば開かない。
配下が鶏の鳴き声をまねたところ、あたりの鶏が和して刻をつくったので見事通り抜けたという。
真木は22メートル。
鉾頭に、三角形の白麻を張り、先頭に三日月が上向きにとりつけられる。
前懸は旧約聖書創世記の場面を描いた十六世紀の毛綴(けつづれ:タペストリー)で重要文化財





菊水鉾(きくすいほこ)巡行順:17番
(京都市中京区室町通四条上ル菊水鉾町)




町内にあった菊水井戸にちなんで名づけられ、鉾頭には天に向いた16菊。
この鉾に限り「菊水」と篆書が掘り出した額がつく。
昭和27年88年ぶりに再興され、以来、年々装飾が充実し、昭和の鉾としての偉容を示している

それからぞろぞろ歩きながら
月鉾、霰天神山(あられてんじんやま)、南観音山、北観音山と巡りました。
ちなみに山鉾は全部で32基あるんですよ・・・




四条通や烏丸通は夜店の準備中でしたが、脇道の室町通や新町通りではすでに縁日真っ盛り、焼きトウモロコシ、たこ焼き、お好み焼き、フランクフルトソーセージ焼き、綿菓子等々熱気で、熱~~い
室町通では祇園祭限定とかの衣類、雑貨などの大売出し中
「ま、ちょっとひやかして行こか?」と、並ぶお店を出たり入ったり
和装関連のモノが多かったですね。
「わぁ、コレ可愛いわぁ」ってJunkoさんは縮緬で作った袋ものを買ってました。


 ◆屏風祭り 

京都の祇園祭は別名「屏風祭」とも言われ、山鉾町の旧家が座敷に屏風を飾る習わしがあります。
祇園祭期間中の7月14日から16日の宵山までの間、各山鉾町の旧家や老舗で、美術品などの所蔵品を一般公開する「屏風祭」が開かれます。
京の町衆の教養や財力の象徴ともいえる逸品に触れる貴重な機会だけに、山鉾見物と合わせ、見逃せない催しの一つ、ということで、外からお家の中を見せていただきました。














 ◆祇園祭のちまき 




祇園祭の「ちまき」は、厄除けのために各山鉾町で売られています。
ちまきが厄除けの役割を担っているのは、八坂神社の祭神・素戔嗚尊(すさのおのみこと)が旅の途中でもてなしてくれた蘇民将来(そみんしょうらい)に対し、お礼として「子孫に疫病を免れさせる」と約束し、その印として「茅(ち)の輪」を付けさせたのが始まりと言われる。
その後、茅(ち)の輪」が変化して「ちまき」になったのでは-とされている。
授かったちまきは、家の門口につるしておき、翌年の祇園祭で新しいちまきと取り替えるまでの1年間、厄除け・災難除けとして重宝されている。
祇園祭のちまきは、食べ物ではないですよ。
通常は、ササの葉をイ草で巻き、束にして作られる。



玄関口のホラ鴨居にチマキが・・・


【おまけ】
2011年07月17日 祇園祭山鉾巡行
祇園祭・山鉾巡行


「祇園まつり」 田中国男

いまはもうあんさん
なんですわ
昔のことおもうと
祇園まつりも
かわったもんどす
わたしら娘じだいには
祇園まつりちゅうたら
いちねんのうちで
いちばんのたのしみどしたわ
祇園まつりちゅうたら
着るもの
なにに染めよか
おひるなにを着よか
ばんなにを着よか
ゆうてな
ぼんぼりのところやろ
そらもうきれいどしたな
室町どおりは
みな屏風まつりどっさかい
そこにうろうろしとおいやすのが
そらもう
絵巻物みたいなものどしたわな
あのころは
おまつりとじぶんちゅうもんが
ひっついていましたけどな
もうとおいとおい
昔になってしもて
祇園まつりが
じぶんのすがたやったんどすけどな
もうおまつりのよさ
わからしまへんわ
時代のながれどすやろか
もう あんさん
へえ なんどすわ
むかしのことは
わたしらぐらいの年寄りしか
わからせしまへん
わからしまへんやろな

↑ 道草さんからいただきました。















ようこそ!針江生水(はりえしょうず)の郷へ

2011-07-12 | デジカメ紀行
偶には観光ウォークも如何でしょうか?
滋賀県高島市の針江生水(はりえしょうず)の郷へ行きませんか?
昔から湧き水を各家庭の台所で利用している風景、川端(かばた)の様子をボランティアガイドさんに案内してもらいます。
又、この季節、梅花藻の花も鑑賞出来ます。
我が家を9時に出発です。
雨天時は前日に取りやめの連絡をします。
参加有無の返事をお待ちしてます
と、Kさんからメールが入りました。

2台の車に分乗して一路琵琶湖方面へ
さざなみ街道(琵琶湖東岸の道)から琵琶湖大橋を渡り(この前歩いたなぁこちら・・・車やとあっという間)湖西道路に入り高島へ・・・





新旭町針江(はりえ)地区は、地域の綺麗な湧き水を、地域住民は生水(しょうず)と呼び、昔から大切に利用してきました。
集落の中を巡る水路やその水を生活用水に利用したシステムを“かばた”(川端)と呼んでいます。
2008年には「平成の名水百選」にも選定されました。
と、ガイドさんのお話から始まり、参加者全員に竹で作られたコップを配らはりました。
「この竹で作られたコップで利き酒ならぬ利き水をしていただきます、各家庭の“かばた”(川端)の水を飲んでいただきます、それぞれの場所によってお水の味がビミョウに違ってます、そういうところを味わっていただければ・・・と思います」



24m鉄管を打ち込んで、自然に湧き水が上がってきます、“かばた”(川端)に引き込みツボ池に貯めて溢れたのが川に流れて次の家の“かばた”(川端)に引き込まれていきます。




湧き水が湧き放題、道端のそばを流れている川ででもちょっとかがんでお水が飲めます
何ケ所かで飲んでみました、ナルホドちょっとづつビミョウに味が違ってました
まったりとした感じはどこも同じで、サラサラ感がビミョウ・・・ってところでしょうか。

湧き水の水温は年中13~14℃、冬は温かく、夏は冷たくカンジます。
冷たい度をみんなで代わる代わる体感しましょ。





冷たい水にいっぱい胡瓜やナスが浸かってました、
「どうぞ、食べておくれやす」とお家の人が出て来はりました。
みんなで冷え冷え胡瓜のかぶりっこ・・・美味しかったぁ。

この辺りではフツー漁師さんが琵琶湖で釣った魚を“かばた”(川端)に放して泥を吐かすそうです。


「水道代はどうなるんです?」って気になるところ
「上水道は基本料金だけで1680円です、下水道料金は家族人数によってですね請求が来ます」
「川上と川下では水の汚れが違ってくるんとちゃいますか?」
「そこは、全ての人たちが思いやる心で・・・川上の人は川下の人を思い・・・
どのお家の“かばた”(川端)の中にも鯉が泳いでます、ご飯粒とかカレーの時なんかお鍋ごと“かばた”(川端)に浸けておくと鯉が鍋の中に入って食べかすなんかを餌にしてます、鯉が泳いでくれるんで川底もキレイですよ」




こんなにたくさんの鯉が泳いでいるのに、魚臭さは感じませんでした。
う~ん、水がキレイからかな?
護岸工事もコンクリートにしてしまわないで、ブロックを市松模様風に置いて穴のところが魚たちの産卵場所になるそうです。




そうこうしてるうちに梅花藻がゆらゆら揺れてる小川に・・・
梅花藻はキレイな水でしか育ちませんのよ。
ここは住民が年4回大川掃除をして梅花藻を刈ります
水のため、生き物のために・・・
刈った藻は琵琶湖に流さないように川下でまとめて有機肥料に使うそうです。

昨夏のこと伊吹山の帰りに
醒ヶ井の地蔵川に揺れる梅花藻
に会いに行ったことがありました。
再びここで可愛いお花、梅花藻に会えるとは・・・・・カンゲキのわんちゃんでした。



今度は利き水ならぬ、利き酒・・・
清酒「松の花」醸造元 川島酒造さんに寄り道でした。



お店の中へいざなわれて、それぞれ猪口を手に持ち・・・


春ハ 花見酒
夏ハ 滝見酒
秋ニハ 月見酒
冬ガキテ 雪見酒
日本ハ イイナ
お酒ハ イイナ 

清酒で作った梅酒が売りのようでした。
モチロン清酒「松の花」もね。
お酒はキレイな美味しいお水が肝心要。

「七十路の恋めく夕べ梅酒のむ」久常多喜子。
七十路はわんちゃんのコトではありません。念のため。

↑ 道草さんからいただきました。



イワナが泳いでいるところもありました、見覚えのあるお腹の、薄赤い粒粒模様。
この辺りはゲンジボタルも飛び交ってるそうです。

「びわ湖周辺の豊かな自然や水辺の暮らし、または地域の人々に触れながら、現代の暮らしを見つめ直すきっかけを感じていただけたら・・・と思い“かばた”(川端)巡りのボランティアガイドをはじめました」
と、ボランティアガイドのFさんはおっしゃってました。

雪の奈良公園②~公園中をウロウロ~

2011-02-15 | デジカメ紀行
雪が降った日に奈良公園に行って・・・
鹿寄せを観て撮って、その後、奈良公園をブラブラとデジカメ散歩

浮見堂へ行ってみました
何や知らんけど、工事中でした
引っ返して大仏殿の方へ・・・
参道は雪でいつもと違った雰囲気


観光客たちは、ちょっとハイテンション

大仏殿の裏手に回ると、そこは別世界のように静かな佇まい・・・


「雪が降つてゐる」   中原中也

雪が降つてゐる、
  とほくを。
雪が降つてゐる、
  とほくを。
捨てられた羊かなんぞのやうに
  とほくを、
雪が降つてゐる、
  とほくを。
たかい空から、
  とほくを、
とほくを
  とほくを、
お寺の屋根にも、
  それから、
お寺の森にも、
  それから、
たえまもなしに。
  空から、
雪が降つてゐる
  それから、
兵営にゆく道にも、
  それから、
日が暮れかゝる、
  それから、
喇叭がきこえる。
  それから、
雪が降つてゐる、
  なほも。


↑道草さんから、いただきました。


そうそう、知り合いの方のお友達が奈良県文化会館での絵画展に出品されてるって聞いていたので、そちらの方へ行くことに。
「観たありのままを絵に描いてるんですよ」って、ナルホド抽象画を鑑賞というのはちょこっと苦手なんですが、あるお店のディスプレイをそのままに・・・の解りやすい絵でその前でしばらく眺めてました

隣のホールでは“写真展”です、何やら大きな作品
お尋ねすると「BOサイズ(1030×1456)なんですよ、撮影は銀塩カメラです、処理はコンピューターで・・・」と。
ただ、すっごく大きいなぁ、よっぽど、ピントがしっかりしてないとこんなにキレイには無理かも?と思うばかりのわんちゃんです。

静かに鑑賞です。
いつも思うのですがタイトルがですね、素敵な言葉が並んでます。
ちょっとメモしてきました
永久(とこしえ)の杜、秋水、春冷、緑光の流れ、初夏の雅趣、、夏空の天使(茶畑) 凍影、雪化粧(椿の花)、可憐(春蘭)、装いの季節(茶畑の向こうに桜)
秋匂う(紅葉)、冷朝の贈り物(茶畑に霜)、紅の誘惑(ヒガンバナ)、光のショーが始まった、流木深渓、白の世界(雪景色)、
作品とこのタイトルとを交互に眺めて「ウ~~ン、ナルホド」と唸るばかりのわんちゃん。

雪が少しでも積もると、雪だるまや雪うさぎを作りたくなりますよね、
会館の庭で、男の子が元気に雪だるま制作中









登り大路を横切って興福寺の方へ

猿沢の池の方へも回ってみました



ここまできたら、あそこのおうどんが食べた~い、温もります。


「ふく徳」さんのかきまぜ奈良うどん

「いらっしゃ~い!この赤字のがオススメです」
うどんは細め、こぶ000とついているのはとろろ昆布が、ば~んと一掴み・・・
うどん鉢にはお出汁の素が底に入っているようなんです(?)湯がいたおうどんを鉢に入れて湯がき汁を注ぐんです。
「よ~くかき混ぜてくださいよ~~でないと、お出汁が上に回ってきませんからね」
よ~くかき混ぜていただきました。
このお店はいつもプチ行列ができてて、お客さんの回転が速い速い・・・
「千葉から来ました」とか「大阪から」とか「神戸から来ました」
「どこから来たの?」って大将が聞いてはるわけやないのですよ、
奈良はやっぱりね観光都市だから、それにここの大将はお客さんに話しかけるタイミングが絶妙・・・

身体もホコホコ温まってきました、大仏前の駐車場まで帰りました



「お帰り~良い写真が撮れましたかいな?鹿も特別な顔してたんとちゃいますか?こんなに雪が降ったんは久し振りやさかいな~」って・・・


雪の様子は湿気の多い雪なんで、フワフワと空から舞い降りてくるのですが、道路はびちゃびちゃ、やっぱり、長靴を履いてきたのは正解だったわ・・・

帰り道、般若寺の交差点から振り返って


【おまけ】
アセビ(馬酔木)ツツジ科の花芽です。



馬酔木はツツジ科の常緑低木で鈴蘭に似た白い壷形の花を鈴なりに咲かせます。
その可憐な姿に惹かれて馬がその葉を食べると酔うことからその名前が付きました。
「あしび」とは「足の痺(しび)れ」が縮まったとも言われています。

また古代の人達はその有毒性を活用して煎汁を菜類の害虫駆除等に利用したので
ハモリ(葉守り)とも呼ばれました。
アセビの地方名には「うまくわず」や「しかくわず」もあるくらいです。
なるほど、奈良公園のアセビは鹿たちの食害に遭わないわけですね・・・

雪の奈良公園①~鹿寄せ~

2011-02-12 | デジカメ紀行



「おはようございます、鹿愛護会のI川と申します、今日、ホルンを吹かしてもらいます。10時に吹かしてもらいます、まだ5分ありますので、公園内の鹿についてご説明させていただきます。公園内には1100頭の鹿が居ます。今日ここに集まって来る鹿はこの辺に棲んでる鹿で、100頭から120~130頭集まってくると思います。大半はあちらの茂みから走ってきます、どうなんや?と言われれば??なんですが、走ってきてくれるとうれしいのですが、たぶん走ってきてくれると思います。
最近公園の鹿で斑点が無いのは何でですか?って言う質問があるのですが、冬のシーズンはこの斑点が無い“冬毛”で斑点の出るのは"夏毛"で5月からだいたい9月までが斑点のある格好になります、斑点も1頭1頭それぞれありまして、人間の指紋のようなモノで、毎年毎年、一緒の斑点が出てきます。ここに今日集まってくる鹿はだいたい、ちっちゃい子が多いんです、6月に出産しまして今でだいたい8か月、9か月くらいでしょうか、ツノの無いのが牝鹿なんですが、ここらでは、ちっちゃい子と牝鹿らが多く棲んでいます。」

「鹿がこちらの方に集まりますと、皆さんにもドングリをまいてもらいます、ダダ~~ッと鹿が寄ってきてドングリをせがみますが、無いよって手を振れば鹿はそれ以上はせがみませんのでご安心ください」

「そちらの、ホルンはオーケストラなどでお使いになるのと同じモンなんですか?」
「ハイ、そうなんですよ、でも、素人なんで、鳴らすのンでせいいっぱいなんですよ」





ホルンが高く低く、長く短く、響き渡ります
(ベートーベンの交響曲第6番「田園」の一節)

「鹿寄せのホルンひびけり春の芝」新井悠二
↑道草さんからいただきました。

「あぁ~~おぉ~~やってきた、やってきた、ほらほら、ワァ~~スゴイスゴイ、すごいなぁ~~」

ダダァ~~ッと鹿さんたちが向こうの方の茂みの中から、いっぱいいっぱい走ってきました・・・・・


ホルンのお兄さんの籠の中にはドングリがそこそこ入ってます

鹿さんたち、可愛いですね、おねだりしてますねぇ・・・

ドングリがいっぱい入った袋を持った男性が愛護会の皆さんに「これ、鹿さんに差し入れです」って、渡してはりました。























【おまけ】
「お嬢ちゃん?」
「いえ、男の子なんですよ」



【またまた、おまけ・・・】
奈良大和路キャンペーン・イベントの一つだそうです。
2月1日(火)~3月10日(木)午前10時から約15分間

鹿愛護会の方がホルンを吹いて下さって鹿さんを寄せてくれます、
鹿がまいりましたら、よく来たねってご褒美に、愛護会さんの方からドングリをご褒美に食べさせてあげます。
その時、「お腹を空かして可愛そうだわ、せっかく来たんだから、私も何か上げたいわ」と、思ってお手持ちのモノをあげますと、鹿せんべい、ドングリ以外のものは鹿さんお腹を壊してしまいます。紙とかコレは大丈夫だろうと思われるお野菜とかででも、お腹を壊して病気になる鹿、死んでしまう鹿もいます、愛護会さんのまかれるドングリ以外はご遠慮くださいませ。
あのう、それから鹿さんが集まってきた後で鹿愛護会さんの方から鹿募金を皆様方からお志をいただけたらと・・・鹿さんいろいろと保護するのに費用の方もタイヘンですので出来ましたら鹿募金の方もご協力くださいませ」

募金に協力しました
こんなシールがもらえました。

2.5㎝×3.5㎝


鹿寄せの後、雪の奈良公園をちょこっとウロウロ・・・・・ ➱こちら

第28回 京都木津川マラソン 2011.2.6 SUN.

2011-02-09 | デジカメ紀行
全国でも数少ない「制限時間がない大会」で人気・・・
制限時間が設けられていないので、フルマラソン初挑戦の方も安心してレースに参加できます。
給水所やエイドステーションも豊富(16カ所)でサポート体制も万全。
ランナーたちの疲れを癒し完走へ向けてのバックアップをします。
心温まる声援を受けながら美しい木津川沿いを一緒に走ってみませんか

こんな案内ポスターを見たのは昨年の秋のこと。
そして、
「里山の会では65名+15名のスタッフで手原川エイド、本部会場で、うどん飴湯サービス、場内警備と焚き火、選手輸送、整備金負担駐車場、コース整備、桂川上流協力看板設置と撤収、本部会場の整備などの分担を受け持っています。
里山の会の皆さんぜひご協力ください。」

走るのは苦手ですが、バナナを切ったりお水を入れたりとかのお手伝いならできるんじゃないかな?
と、「手原川エイドの給水班に参加しまぁ~す」と今年が初体験のわんちゃんです。
ところで「手原川エイドって場所は何処になります?」から始まって「何時に行けばいいですか?」とかいろいろお尋ねして、いよいよ現場へ・・・

スタッフの皆さん、もう何年も参加してはるんでテキパキ動いてはります
丈夫な段ボールの箱を組み立てて脚を作り天板を載せてコップなど並べます


フルマラソン(42.195㎞)/ハーフマラソン(21.0975㎞)/5㎞/3㎞と、あります
これらのスタート時間に合わせてテーブルの上に置くものを準備していきます


まず、紙コップをお盆に並べて、おやかんに入れた水を注いでいきテーブルに並べます

「コップを詰めて並べたらアカンよ、勢いよく走りながらシャッと取っていくので、隣のコップを倒してしまうから30㎝間隔ぐらいに並べてよ」とか、


「アメちゃんとかチョコレートとかは走りながら剥けないので紙包みを取ってお盆に・・・」とか、


「バナナは色が変わりやすいんでいっぺんには切らないようにしようよ」とか、
「ビスケットは袋から出してお盆に」とか


「パンは早く切ってしまうとパリパリに乾いてしまって食べにくくなるので様子を見ながら切っていきましょう」とか、
「スポーツドリンクは一袋を10㍑の水で溶かしてよ」
スタッフ・リーダーさんの適切な指示が飛び交います


午前中は陽射しも暖かく汗ばむくらいだったのが、午後も2時~3時となると、少し風も出てきて寒くなってきました

遠目に見て「アレ?お酒なんかがあるけどぉ??」って。
違うんです、ひやしあめが一升瓶にありました、大いなる勘違いのわんちゃんです、
その、ひやしあめを、おやかんに入れてお湯で希釈しますと飴湯に変身、紙コップに・・・・

「温かい飴湯をどうぞ、元気が出ますよ~~」

「お水、お願いしまぁ~す」「ハ~イ」
「スポーツドリンク少なくなってまぁ~す」「ハ~イ」
「飴湯、お願いしまぁ~す」「ハ~イ」
流石に10㍑のおやかんから紙コップに注ぐのは男性陣にお願いしました。

「ペースメーカーさんが走って来はったわ」
「ペースメーカー?を入れた人も走ってはんの?えらいですねぇ」と、わんちゃん。
ペースメーカーさんはフルマラソンで3時間、4時間、4時間30分、5時間、6時間、
ハーフで2時間、2時間30分と、いはってね、背中にそれぞれゴールタイムのベストを着用してはるんよ、
目標のゴールタイムがある人たちはペースメーカーさんと一緒に走るんよ、そしたら目標タイムがクリアできるかも知れへんでしょ?
ナルホドそっかぁ・・・ペースメーカーさんの後先には結構、たくさんの人たちが走ってはりましたわ・・・

「こんなにいろんな距離を走ってはったら、ゴールのところでややこしくないですかぁ?」と、またまた質問のわんちゃん。
「それは大丈夫、靴の紐にランナーズチップを付けるようになってるからね」
「そぉ~~便利なんですねぇ、ところで途中棄権した人はどうなるんです?」
「ランナーズチップは持って帰ったらアカンのよ、事務局に返すんよ、持って帰ってしもたら1500円請求されるんだって」

わんちゃんには初めてづくしのことだらけ・・・
「今まで雪がちらついた日もあったわ、雨がしとしと降った日も、風のきつい日なんか紙コップが飛んで飛んで飛んでしまってね、でも今日は最高に良いお天気でそれが何よりだったわ」
「そうですねぇ・・・・・」と実感のわんちゃんでした。

最期にスタッフ・リーダーさんが
「今日はご苦労様でした、紙コップを6000個用意しましたが4800個ほど使いました、皆さんお忙しかったでしょう?お疲れ様でした(中略)来年もここで、頑張りましょう」

大会結果はこちら
大会レポはこちら
こんなステキなスタッフ・ジャンパーをいただきました
去年はピンク、一昨年は緑色
実はこのスタッフ・ジャンパーが欲しかったんです

今年初めて参加して初めていただいたんで、来年からはどんな色が蒐集できるかな?楽しみです。

カニカニツアー②~出石蕎麦~

2011-02-03 | デジカメ紀行
枕が替わろうが、お布団が替わろうがどこででもグッスリ眠る特技のわんちゃんです。
6時半ごろ起床でまずは朝風呂へ・・・・・

朝食は「うわぁ~~っ」とビックリしながら完食

幹事さんのオススメは地元でとれとれの、かれいやイカの一夜干し
昨夜、注文したかれいの一夜干しが宿に到着してました。
宿の女将さんから「お土産に」と、甘エビ一箱の大サービス「えぇ~~!!」
気持ちよくお宿を後にしてお昼は出石蕎麦。
幹事さんオススメの蕎麦処「官兵衛」

出石蕎麦のウンチクを・・・

出石町内には50軒余りもの出石蕎麦屋が並んでいます。

出石そば・出石の皿そばは白い薄手の磁器、出石焼きに盛られています。

この出石焼きに盛られたそばは、小皿5枚で1人前になります。
そばの打ち方、ゆがき方、つゆなど店によって昔からの秘伝があり、そばつゆにも卵や山芋を加えるなど・・・・・


出石皿そばは1706年(宝永3年)に信州上田の仙石政明がお国替えの際、伴ってきた職人の技によって磨かれたと言われています。
伝統ある3たて(挽きたて・打ちたて・茹がきたて)製法の素朴な風味です。

出石蕎麦”通”の食べ方
1.まず、つゆをお猪口に注ぎつゆの旨味を味わう
2.そばが出てきたら、そばとつゆだけで味わう
3.そばのおいしさを味わった後でお好みの薬味を入れ違った味を楽しむ。
4.最後はそば湯でしめて、ごちそうさま!!



食後に出石の町をちょっとだけウロウロ



↑辰鼓楼
辰鼓楼は出石城跡大手門の旧内堀の一角にあり、元々は見張り櫓として作られたもので、毎朝辰の刻(午前8時)に藩士に登城を告げる太鼓を打っていた事から辰鼓楼と名付けられました。
現在はオランダ製の大時計が太鼓の代わりにはめ込まれ時計台として使われています。

城下町だったんですねぇ・・・

さて京都までバスはひた走り~と思いきや
豊岡で鞄屋さん(豊岡は鞄の町)、また途中でお土産物屋さんへ2軒立ち寄りまして


雪景色の中を京都へ京都へ

バスの中は静かに・・・うとうとうとうと
ハッと目が覚めたら、いつの間にか雪景色は消えておりました。

「楽しかったねぇ、また行きましょうねぇ」って。
幹事さんはこのコースに以前、毎年ほど利用しはったみたいで、なかなかココというツボを押さえてはりました。
初参加のメンバーたちは大満足「良かったねぇ、毎年の恒例行事にしようか?」とノリノリ


カニカニツアー~夕日が浦~

2011-01-31 | デジカメ紀行
「わんちゃん、カニ食べに行かへん?京都駅から送迎バス付きで夕日が浦やねんけど・・・」
「日本海ですねぇ、さぞかし夕日がきれいなんでしょうねぇ、行きたいです、ご一緒させて下さい」
カニカニ・ツアーです。

“国境の長いトンネルを抜けると雪国であった”
国境はなかった、夕日が浦は京都府です。
そんなに長いトンネルでもなかった。
でもでも、確かにトンネルを幾つか抜けると「あっ!!雪雪雪景色」






バスン中から思わずパチリ!!


バスツアーの常識=トイレ休憩はお土産物屋さん
「帰りしなに寄ることやし、荷物になるしぃ、買い物は控えておこうっと」と肝に銘じトイレに直行のわんちゃんでした。
夕日が浦温泉町のバスターミナルに着くとお宿のお迎えバスが何台も・・・
同じバスに乗ってきた、他のグループの人たちは違うお迎えバスに乗って、三々五々それぞれのお宿に・・・





「温泉に来たときはね、最低3回は温泉に浸かるかなぁ、まず、夕食の前でしょ?寝む前でしょ?そしてね起きて朝食前にね」
その通りのわんちゃんでした。
お湯はヌルッとしてて、お肌に柔らかく、決して突き刺さるような熱いモンではございませんでした。

さて、「カニをいただくときは静かになるよねぇ」の通り、静かに熱心にカニ身をせせり・・・
カニのお刺身、焼き蟹、蒸し蟹、カニ鍋、〆は蟹雑炊

蟹のいただき方は?
まず、足の部分の身を全部、ほぐします、蟹の身がいっぱい溜まります。
甲羅の中のミソを出します、このミソの場合、生よりも蒸したのよりも鍋の甲羅のミソを足の身と和えるのが美味しいかな?と思うわんちゃんです。
生のミソと蒸したミソはそのマンマいただきます。
ミソのいただき方は個人差があるように思いました。

蟹鍋が圧巻「女将が来て調理しますからこのままにしておいてくださいね」
と、甲羅を人数分(5個)大きな土鍋に入れて蓋をして女将さんと交代です。
女将さんがいらして、蓋を開けるなり、ちょっと大きめの御猪口に入れたタレをお鍋に回し入れます
すかさず「それは、何です?調味料はどんな割合で?」やっぱりね、主婦ですから・・・
「はい、これはウチの秘伝のタレですから、お教えすることはできないんですよ」
そこにカニの足を人数分ギチギチに入れて蓋をして頃合いを見計らって
「ハイどうぞお召し上がりください」

また、全員黙々と蟹の身をせせりながら・・・時々「美味しいねぇ」を連発しながら。
蟹が引き上がりますと鍋野菜、カニのお出汁が効いてて美味しいこと・・・
お野菜を引き上げますと今度は雑炊の出番です、美味しいお漬物をいただきながらの蟹雑炊はまた格別のお味でございました。

熱いものをたっぷりいただいた後の冷たいデザート、たまりません。
みんなの希望で抹茶シャーベット~・・・

「ここにはカラオケはあります?」我らが幹事さん
「近くにスナックがありますので車でご案内しますよ」
プラス「スナックと言いましてもコーヒーから大丈夫ですので・・・」と、番頭さん

近くの常連さんらしき人たちと、カニカニツアーの人たちらしきグループと、なかなかの盛況ぶりです。
「どちらから?」とか「どちらにお泊りで?」とか、お客同士が和気あいあいと・・・
カラオケを企画の中に入れてくれはった幹事さんアリガトウです。
なんせカラオケ大好きのわんちゃんなんで・・・

寝む前にお風呂に・・・24時間かけ流しですよ~~
お布団に入っても女同士のおしゃべりは尽きません、しかし、いつの間にか・・・

続く

【おまけ】
夕日が浦周辺で取り扱っている蟹は京都府と兵庫県の、かに漁港で水揚げされる蟹がほとんどです。
各漁港では漁業組合側が他漁港で水揚げされる松葉蟹や海外から輸入される蟹との差別化からカニ足に「タグ」を付けています。
このタグはカニ漁上で漁師さんの手によって一匹づつ手作業で付けられます。
タグは各漁港によって色や形も違い文字で漁港名、かに漁船名等も記載されているのでどこの港に水揚げされたズワイガニ(松葉蟹)かすぐ分かるようになっています。


↑焼ガニ

↑カニ鍋用蟹


神戸ルミナリエ2010~『光の心情・輝きの記憶を留めるために』~

2010-12-13 | デジカメ紀行

KOBEルミナリエ~永遠の記憶:光の都、神戸~

阪神・淡路大震災(1995.1.17)MEMORIAL
2010.12.11ルミナリエPhotoStory1.wmv

作品テーマ
光の心情
「輝きの記憶を留めるために」

無数のきらめいた優しい光に包まれます

~作者からのメッセージ~
今年も冬の神戸に無数の光が灯される。
冷たい夜空の下で、人と人とを結びつける眩い輝きは、過去と未来を結ぶ神戸の記憶。
悲しみのときを経て、新たな記憶を留めるために、光のフォルムは変わり続ける。
すべては、輝きの中にある。

アートディレクター ヴァレリオ・フェスティ
作品プロデューサー 今岡 寛和

【おまけ】
神戸ルミナリエは、平成7年1月に兵庫県南部地方を襲った阪神・淡路大震災の犠牲者への鎮魂の意を込めると共に、神戸の街の復興・再生への夢と希望を託して、この年の12月に初めて開催され、今年で第16回目を迎えます。
神戸ルミナリエの作品は、毎年、その年のテーマに沿ってデザインし、このデザインに合わせた部材をイタリアから運んで、イタリア人職人と日本人スタッフの手によって組み立てています。
直線道路上に配置する光の回廊「ガレリア」
その終点の広場に展開する光の壁掛け「スパッリエーラ」などで構成されています。

2回目から今年の16回目まで何故か皆勤賞のわんちゃんです。

神戸市役所24F展望ロビー(ガラス越し)からの
東遊園地:光の壁掛け「スパッリエーラ」

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水景園~紅葉ライトアップ~2010.11.27

2010-12-07 | デジカメ紀行
ウチから車で15分ほどのところに、けいはんな記念公園があります。

「公園内の日本庭園 水景園 で紅葉のライトアップをやってるよ」ってblog友からの情報で行ってまいりました。
ライトアップは日程が11月に入って間もなくの金・土・日・祝と日程が限られておりましてやっと最終日前日にカメラを提げて・・・・・



自然回遊式の水景園は、鯉の泳ぐ緩やかな水景棚に囲まれ、会議室やギャラリーを備えた複合施設「観月楼」と、それにつながる「観月橋」があります。
秋の紅葉は特に美しく、岩礁を背景に見事に赤く染まる葉色が見どころです。

パンフレットにはこのように書かれてありました。

広~い駐車場(わんちゃんの車のほかに一台だけ)から広い芝生広場を横切って水景園の入り口まで「遠いなぁ」って印象です。
だぁれも歩いていません、一人で歩いていて、ちょっと怖くなってきた・・・というのがホンネでした。
水景園の入り口ででも土曜日なのに閑散としてました
庭園の中を歩いていても行きかう人はほんの僅かです。

ライトアップの紅葉がステキでした



もっと多くの人たちに観てもらえたらどんなに良いだろうなぁ・・・ってちょこっと残念に思ったわんちゃんでした。








俳句と写真のコラボレーション

2010-12-04 | デジカメ紀行

MITSUKOさん&わんちゃんの二人で
「せ~~のっ 写真俳句!!」

近寄れば ややの手に似し 紅葉かな

奈良県文化会館横手辺り 

見上げ又 我も染まりぬ 夕紅葉

紅葉木漏れ日

傷つきし 一葉一葉も 紅葉して

天極堂横辺り

銀杏黄葉 降るや風化の 石の上

東大寺西門跡(県庁東側)

小春日の 光集める 鹿だまり

東大寺 土産物店辺り

鹿の背に 残る鹿の子も 冬毛にと
   
東大寺の裏手辺り

晩秋の 鹿と目の合ふ 杜の径

東大寺戒壇堂の裏手にて

音もなく 春日深山の 冬に入る

若草山山頂から春日山原始林

錦秋の 山より望む 古都の町

若草山山頂より奈良市街、手前右東大寺、左奈良県庁舎

鹿と居て 山の小春を 楽しめり

若草山山頂にて
俳句の作者はすべて、MITSUKOさんです。

わんちゃんの女友達の一人MITSUKOさんを紹介しますね。
きっかけはカラオケ繋がりで
いろんなこと、おしゃべりしてて彼女がお花の名前、鳥たちの名前、虫の名前等々チョー詳しいんで
「なんで、そんなに詳しいの?」ってある時尋ねたことがあったんです
「自然の中で出合うモノみ~んな好きだから」って・・・

またあるとき、俳句のことが話題になって
「五七五の中にいろんな言葉を入れていく、言ってみれば五七五の言葉遊びかな?」って、こともなげに・・・
俳句!って聞いただけで、もうたじたじのわんちゃんです。
そういうセンス全くなし、トホホです。
「吟行が好き、楽しいんよ」って、またまたこともなげに・・・

そこで、
「春日山原始林から奈良公園での秋の様子を俳句で・・・ってお願いできないかなぁ?」
「いいわよ、イメージ的に写真か何かある方がいいかな」
ド~~ンと写真をメールで送りました
「わぁ~~写真キレイに撮れてるわね、こんなんでどうかしら?3時間ほど俳句と向き合って楽しく言葉遊びで過ごさせてもらったわ、アリガトウ」
「イエイエこちらの方こそ、ほぉ~~スッゴイスッゴイ」と連発のわんちゃんでした。

【おまけ】
鹿さんたちがいっぱいの奈良公園ならではの生き物のお話デス

ルリセンチコガネ(体長16mm-22mm)

ルリセンチコガネについては後日blogに再登場の予定です ⇒こちら

春日山原始林~若草山山頂

2010-12-01 | デジカメ紀行
≪健康管理に歩くことが見直されてきています。どんどん歩きましょう。≫

【秋のハイキング 自然観察会】

さわやかな秋風の中、自然観察しながら楽しく歩きましょう!
近鉄奈良駅から春日山原始林を通り若草山山頂(標高342m)までの往復(約8㎞)を散策します。
とっても素敵な自然がいっぱい見られます!!

11月の中旬ごろ、こんな呼びかけに誘われて歩いてまいりました。
プラス、奈良公園紅葉散策、鹿さんとの出会いを求めて・・・のわんちゃんでした。

近鉄奈良駅から登り大路を東大寺の方へ歩きました。
水谷川(みずやがわ)に沿って春日山原始林の方へ・・・

歩いていて「あっ!コレのことかな?この前M先生がおっしゃってたのは・・・」

↑春日山原始林で

ここで、ついこの前の「鷲峰山(じぶさん)植物観察会」にタイムスリップ

M先生が山の斜面をご覧になって私たちに
「皆さ~ん、この白いのは何か知ってますか?」

↑鷲峰山(じぶさん)で

これは硫酸マグネシウムの結晶、別名瀉痢塩(シャリエン)と言います、
これは水に溶けるので雨が降るともう無くなります、
硫酸マグネシウムの結晶、ま、少し苦辛い。

コレは堆積岩ですけど、深い海の底にはいっぱいプランクトンが居るでしょ?
それで、その中のアミノ酸の中には硫黄を含んでるやつがありますから、それで硫酸分ができるんですよ。
マグネシウムそのものはこの岩石にはそんなにあるもんじゃないですけど、地面の中から少しづつ、しみあがってきた水の中のものが凝集されて、そして硫酸分と合わさって硫酸マグネシウムになる、と、そういうふうによく言われますね。
おっと、スゴイなって、今度見に行こう・・・
と思ったら雨のあとで、もう何にもないと。
普通は春日山の地獄谷のような、溶結凝灰岩(ヨウケツギョウカイガン)昔、流紋岩(リュウモンガン)と言うたんだけど、ああゆう所にはよく見られますね。
期間的には雨が降ると消えますが、そうでなければ、一ヶ月ぐらいは白くなってます
上が乾燥してると下からしみあがってくるので、そう永くはもたないでしょう。

おっと、その春日山原始林で硫酸マグネシウムの結晶を見て、1週間前の「鷲峰山(じぶさん)植物観察会」と繋がったのでした。



円成寺~岩船寺~浄瑠璃寺

2010-11-22 | デジカメ紀行
円成寺、岩船寺、浄瑠璃寺
先週のこと、この三か寺へ紅葉を求めて行ってまいりました。

円成寺




浄瑠璃寺



灯篭の向こうは?浄土の世界?

岩船寺は残念ながら紅葉には少~し早かったようでした。

見上げてカメラを構えていたら、首がだるくなってきましてね、
下を向いたら可愛いお花たちが、そして赤い実も・・・
次回に続く・・・・・

【おまけ】


「紅葉はその木の下に入って逆光で撮るとキレイですよね」
って、お寺の関係者さんとお話ししてたら
「もみじは『夕日木』とも言われてるんですよ、お寺の庭のもみじは西側に植えられていることが多々ございます、西日があたって、もみじがとても美しくなるんですよ、西方浄土からの光を受けてとでも、もうしましょうか」とお話しをされてました。

【おまけ2】
CHIKAちゃんからのコメントの中での加茂の大銀杏

 

弘法大師さんの足跡

菜切り石