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【わんちゃんの独り言 part2】

毎日の生活の中で見たこと、聞いたこと、感じたこと、思いついたこと等々書き留めています

絵手紙~2011年4月:鯉のぼり~

2011-04-28 | 絵手紙




【鯉チョコレート】

大きなコイノボリは大変なんで、チョコレートでいきましょう

このちっちゃな、セロハンのコイノボリの中にはちっちゃなチョコレートが二個入ってます。


うろこの模様は小さいのは小さく袋に入っているので、カクカク、ヒュッヒュッと引いて端っこがギザギザ、
あっちとこっち手を休め休めしながら折れ曲がっているところまで、ビニールの堅いカンジ、中にチョコレートが入ってますのでね・・・
目が何重かになってて、ムナビレはうろこにいきます。
ヒゲがあるんですよ、鯉にはね。
ヒゲとか、うろこの端とか細かいところ最初にダーマートで塗っておきます
「ここ、色を入れたいなって思うとき、細かいところは色がにじんで残念じゃないですかダーマートは水分をはじくので・・・」
彩色する前にウロコの部分を黄色のダーマートで塗っておきました。
ヒゲは茶色で・・・


余白のところちょっと寂しければ3匹ほど入れると、いろんな色が入って楽しいかな・・・



【鯉のぼり】


短冊 縦36㎝ 横7.5㎝


パッと元気が出るようなコイノボリを描きましょう
鯉の形を思い出しながら、うろこを紙(千代紙)でするとワリと簡単です。
吹き流し、矢車・・・こんなかんじで想像してください
(鯉のぼりを想像しながら割り箸で描きました、割り箸で描くときは墨を濃いめに摺ります)
モチーフを観ながらだと、丁寧になるのでちょっとゆっくりになりますが想像しながら描くのもささっと素早く描けて、また楽しいですよ。

「うろこ模様の千代紙を貼る時、くれぐれも鱗の向きを逆さまに貼らないようにご注意くださいよ」
と、先生がおっしゃってるのに
「わぁ~うろこの向きが反対になってしまったわ~」って声が・・・


3枚のハガキに描きました
 

こんな額縁に入れてみました


ハイッ!!大きな声で歌いましょう♪
こちら:
   こいのぼり   



【おまけ】

ラディッシュ


色和紙を貼るか英字新聞を貼るかどっちか選んでください
英字新聞だとちょっと洋風ってカンジに・・・
葉っぱをちょっと広げておきましょう。
私は首から描くのが好きなんですが、あんまり大きく描くと赤カブになっちゃいますね。
葉っぱの裏返りとか葉っぱの後ろとか色がね、色々な緑で・・・
ちょっと可愛く小ぶりに、ヒゲがあるかと思えば、ちょっちょっちょっと・・・
新聞はツルッとしてるから、まったく滲みません。
薄いのんと濃いのんとがあるというのは、下の紙と材質が違うので薄いノンや細いノンがあっても大丈夫、その方が面白いですね。

彩色
紅+臙脂
ヒゲは黄土を薄く、茎の赤いところは臙脂。
葉っぱは裏表、全部同じ色じゃないですよ。


絵手紙~2011年3月:独活・苺・チューリップ~

2011-03-23 | 絵手紙

【山独活(ヤマウド)】

↑横56.5㎝ 縦20㎝


↑ハガキ
「もやし独活」   幸田露伴

草の芽や 木の芽の
はるも 足らぬのに、
人の心の なさけより
萌えて出たる もやし独活(うど)
やさしいすがた なまめいて、
ほんのり染めた くれなゐの
中は真白に いさぎよく
展(の)べたる 玉に露潤み、
束ねし雪に 香の潜む、
好いたらしさの 美しさ。
其のかはゆさに 堪兼(たえかね)て、
そと吻(くち)つくる 酒の酔。
サアサ どうした味がした。
言ふに言ふれぬ 味がした。

↑道草さんからいただきました。


すごく良い山ウドが手に入ったので、きれいに色づけして描いて下さい。

山ウドの全体は巻紙に、穂先の方はハガキに描いていただきます。

茶色い竹の子みたい(根っこ)なところもええかげんなんでいいんですよ。
特にホニャホニャとこんなカンジで葉っぱが巻いてるんですよ、そんなカンジを出すとホニャホニャと描いても良いカンジに・・・
クネクネと葉っぱが出てますね、後やら前やら裏返ってこっち向いてるンも・・・
中の芯の周りを囲むようにニョキニョキと出てますね、竹の子のようにね。
毛が生えてるんですモジャモジャと・・・
全部描くとお父さんの足のようになるんで、出てきてるところが、いっぱい毛があるんですが、全部描くと汚くなるので、チョッ、チョッ、チョッ、チョッとええかげんで良いです。
スジもありますよ~~

彩色にいきます
基本は黄土か薄い黄色、
ミドリの部分はキレイなミドリ(若葉)
薄いミドリは花白緑(はなびゃくろく)→淡緑+若葉
根っこのところは黄土+岱赭(ちゃいろ)
毛の生えてるカンジは、黄土で点々々

臙脂の点々はしっかり濃いめに・・・
葉っぱのところはべた~~と塗りこまないですよ、塗り残しをたっぷり、水を控えめに濃く、水をたっぷりすると、ボワ~~として、線が目立たなくなりますので・・・



【苺】



↑封筒の展開図


↑あて名書きの面

↑差出人の住所を書く面

封筒に苺を描いていただきます。

見本にハガキに描いてみますので見ててください。
どんな向きに描いてもらっても良いですよ。
面白いなと思う向きを選んでもらって・・・
葉っぱ(ガク)からいきます、葉っぱ(ガク)もいろんな向きに向いてますからね、葉っぱ(ガク)がしっかり描けたら苺は大成功なんですよ。
何故、葉っぱ(ガク)の反りをいっぱい描くかと言うと、裏や表に色の濃淡をつけたいので、その方が面白いから・・・
この苺、ちょっとボコボコしてますね、“アスカルビー”とか“あまおう”とかはツルッとしててきれいですよね、描くのには面白くないのでデコボコしてるのを探しました。

ハイ皆さんには封筒とハガキとに描いていただきましょう
ハガキには苺を一つド~ンと大きく
封筒には2個から3個描いてください


【チューリップ】






ハガキ二枚に描きましょう。
チューリップって花びらがこう重なってるんですよね、先がへっこんでるんですよね、ちょっとね、しわが入ってますね、首がね長いんですが、適当に短くして葉っぱを入れてください。
こういう時、たてながクンで一枚に描いてもいいのですが、ハガキ2枚に描いてみましょう。
(たてながクンは120円じゃないですか、こっちは100円ですよね・・・)
葉っぱの方は茎に巻き込むようについていってますよね、
茎は見せなくても良いですよ。
葉っぱの色ですが、お花がピンクの時はきれいな緑を選びます、若葉とか花白緑(はなびゃくろく)→淡緑+若葉
お花は決して濃くしないで、紅梅を水たっぷりで、薄~くですよ・・・

さて2枚のうちのどっちから先にポストインしましょうかねぇ・・・
①を先にポストインして翌日②というのがありますよね。

②を先にポストインして「コレは?何やろか?」で翌日①をポストイン・・・がどうかな?の、わんちゃんです。

絵手紙~2011年2月~

2011-03-02 | 絵手紙

【流し雛】


この流しびなは下鴨神社での流しびなで使われるモノです。
3月3日に行われるので、去年買うときまして、ナフタリンとか入れて密封して今日まで保存しておきました。

丸いモノを丸いハガキに描くのも芸がないので、巻紙も、もひとつ・・・
横に長いハガキを用意しました。
このハガキの名前は「たてながクン」といいます。
コレは面白いかな~~と思いました。
このハガキはそんなに、にじみがありません。

もう皆さんはいろんな、おひな様を描いてらっしゃるので、もうね、いきなり描いて下さいよ。
どこから描いてもいいのですが、お顔から描きましょう
藁の編み目は適当にピチ~と描いているとシンドイので、適当に抜いて描きましょう
おひな様の後ろ側の藁は真ん中に向かって描いて下さいね



彩色は
竹も藁も最初は緑ですよね、若葉を少し、
藁は黄土を中心に岱赭(ちゃいろ)や臙脂も少し見えてますね
藁も細かく塗らないでいい加減なカンジで塗りましょう
竹は青く・・・・・
紅いとこやら金色のとこは面積が少ないので、パキッと塗りましょう

お友達宛にポストインするときは定形外郵便ですので、切手の、お代は120円。

「下鴨神社の流しびな」の様子は こちら


「雛菓子」    山田英子

お顔おおった薄紙はがし「よおこそ」
母が飾るお雛さんを見まもるわたし
丹波の里から五色の菱もち
蒔絵の雛膳には若狭のササ鰈
竹籠には有平糖の桃の花
「どうぞ おあがりやしとくれやす
お相伴さしてもらいまひょう」
ぼんぼりの灯に頬てらして
「おひなさん なまめかしおす
ほんまに ええお顔しといやすなあ」

↑道草さんからいただきました

有平糖って?   こちら  



【おまけ】
「わんちゃん、なでしこ会にいらっしゃいよ」
どんな会なのか、参加してまいりました。
「そろそろ、雛の節句も近いことやし、今日は、折り紙でお雛様を作ります」



お年寄りをお招きして、お話し相手をしたり、お食事を作って差し上げたり・・・というのんを想像してたのですが、
違いましたね、自分たち自身の会なんですよね、
人生経験を積まれた先輩のお話を伺ったり、
なにげに・・・の手作りのモンを持ち寄ったり、
コレはイケると思った手芸のモンをみんなで教えあったり、
そんな楽しく意義ある会のようです。

折り紙でお雛さまを作ってて、皆さん童心にかえっておられました。



【水仙】


↑ 横:66㎝   縦:20㎝

もう皆さんは水仙は3回目ですから、線描きの練習が終わったらいきなり描いて下さいよ。
巻紙ですよ、水仙を3本描いて下さい、蕾だけのものも1本必ず入れてくださいね
(お花ばっかりだと、うるさくなってしまうので、蕾だけのものを入れるとスキッとしますので・・・)
葉の返しとか、花びらも端がちょっと、反っているのがありますね、。

お花の芯は黄、黄+上朱(じょうしゅ)→朱色、よ~く見ると若葉色もありますね、
膜は岱赭(ちゃいろ)をうす~くうす~く・・・
首のところは若葉を入れて、濃いところは青草を入れます。
濃いみどりは、青草+本藍、薄い緑は青草+若葉


【書を視る】
一年12か月を、まぁるく切って・・・
そのままだと面白くないので、赤い紙を真ん中に貼り付けましょう、
そこにはご自分の好きな文字を一字書いて下さい。
比庵さんのを、ちょっと真似て描いてみましょう、



↑ 清水比庵さん 著


まず、先に和紙を丸く水切りして、その中に描きましょう
大きな字、小さな字、言葉の途中で改行されても良いです。
上手いとかヘタとか抜きにして味のある描き方
「月」一つでも、全部、趣が違いますね、




【北斎画の模写】

↑ 北斎画



いろいろ描いて面白い言葉をいれてみましょう。
5mmのペンかダーマートで一気にグイグイっと描いて下さい






絵手紙~2011年1月~

2011-01-25 | 絵手紙
【鬼の壁掛け】

鬼の壁掛けを作って描く
①鬼の顔を描く
②麻紙(ハガキ)に割り箸で描く
言葉で遊ぶ「くり返しことばを使う」

この白いのは、もともと、うさぎなんですよ、干支用にうさぎで・・・と、あったのを鬼に取っておきました。



ツノがありますね、眉はゲジゲジ、目はギョロッ、鼻は鷲鼻、口はグワ~ッと大きく開けてても閉じてても・・・
牙が多かっても少なかっても、自分の中に棲んでる鬼を描くみたいなカンジで~~
マジックで輪郭描いて、「いきなりマジックじゃぁ」と言う方は鉛筆で下書きを。

彩色は白残しとか何とかは別にして、ベタァ~と塗った方が良いですよ
目、ツノ、キバは金色。
鬼と言うと、赤、青、緑と、何色でもいいですよ、紫とか上朱(じょうしゅ)→朱色種でも。
線の際(きわ)を少しあけておくと、立体感が出ます。
ツノの黒い線は後で描く。







描き上げた鬼の顔を見ると、威嚇、なさけない、考え込んでると、意図しなくてもそんな表情になってしまったりして・・・

自分が描いた鬼とか、人が描いた鬼とか、いろんな鬼の表情を見てハガキに描いて、くり返し言葉で遊びましょう。
ぶつぶつ、がさがさ、なよなよ、ちょろちょろ、いらいら、いきいき、のろのろ、ごそごそ、こそこそ、わくわく、うろうろ、いきいき(みんなで、あんなんこんなんくり返し言葉を言いあいました)
鬼の目って黒目が上に寄ってますねぇ、睨みを効かせる「三白眼」と言いますね

「さぁ 鬼をハガキに描いてみますね、割り箸で描きます、グイグイグイッといきますよ」
鬼ってねみんなハガキの中にいれてしまわなくても良いですよ、大きく描いたら・・・
ツノから描いて顔は四角ばってが良いですね、
眉毛はごっつくて、目はギョロッと、グッグッグッと描いていきます
口はこう、ガァ~ッと開けて・・・
ググッと描いていきましょう。

彩色はハガキの場合、お面と違って、トントントンと塗っていきます、ペタァ~っと塗ってしまわないで白残しもたいせつですよ。
お面を隣の人と取っ替えてみましょう。
それぞれに表情もお顔の色も違うので面白いですよ。








「節分の夜」  坂村真民

鬼やらいで追い出された
鬼の親子たちが
タンポポ堂に集まってくる
悉皆有仏性と
おっしゃったんだから
鬼にも仏性がある筈
よしよしといって
おこしやせんべいを出してやる
夜が明ければ
また行く処もあろう
お祭りだから
我慢するんだと
言いきかせ
鬼たちと
念仏をとなえる

↑道草さんからいただきました。






【蕪】

↑直径37㎝の笊に丸く水切りして貼り付けました


老灰紙を用意しました、あまり滲みはありません。

こちらにカブを用意してます、きれいなカブでシッポのあるのを描いて下さい
シッポが無いとカブじゃ無いですね。
売っているのは出荷の時にシッポを取ってしまうので、ウチの畑から抜いてきました。
薬をまかないので、虫が食べ放題になってます。
描くときはきれいな葉っぱでどうぞ・・・
虫食いを描くのも良いですね、多少はね、多少はね・・・ですよ。
カブの口から両方に楕円のように・・・
葉っぱなんですけどね、よく視ると真っ直ぐ生えているんじゃなくって、根元は少し広がってますね。
ハガキに描く場合は茎を短く葉っぱをすぐに描きます。
大きな紙の場合は茎を長く描けますが、葉っぱが重なってるところは、ええかげんで良いのですが、あんまりええかげんでもなんですので、やっぱりよく視て描いて下さいよ。
その場合、何本見えてるから、何本・・・と描かなくても良いです、しっかり見えてるところを描いて下さい

(カブの肌を塗る)老灰紙の場合、胡粉(こふん:白)をしゃ~っといきます、ベッタリ塗らないですよ。
首のとこ、若葉、白残しもちょっとね、
葉っぱの裏は薄めに表は濃いめに
しゃしゃしゃっと青草で。

「薄く切ってね、すし酢に漬けるんよ、蕪の甘酢即席漬けってカンジ・・・タカノツメの輪切りを少~し入れてね」とか
「その即席漬けにユズの皮の千切りを散らすと彩もいいよね」とか
「お出汁で、くつくつ煮て熱々をいただいたら、ぬくもるよね」とか、
「アクが無いので意外とシチューなんかにもイケるよ」とか
ここの絵手紙教室は先生はじめ生徒も全員主婦ですから・・・・・


【剥きかけのミカン】

↑ハガキ

こういうのん、やっぱりヘタから描きます
皮をむいてるので、むいてるカンジで。
グルッと描いてしまうと、味気ないので、ところどころ手を休めながら、ミカンは真ん丸じゃないので・・・
先に実からいきます、スジがありますね、
ちょっとなんか、皮にブツブツをいれましょう。
むいた内側、白いのがひび割れみたいなのがありますね。
皮の厚みも・・・

彩色にいきます
ヘタの切り口の中心は黄土、まわりは若葉+青草
むいたところは瑞々しいカンジをだすように。
白い筋があるのでベッタリ塗らないですよ、きれいなオレンジで。
皮は少し薄め、内側は薄~いオレンジ
オレンジの出し方は、皮は鮮光黄(せんこうき)→きいろ+上朱(じょうしゅ)→朱色
ヘタの周りがプクッとしたのがあれば、プクッと膨らんでね・・・

熱いミカンも美味しいよね、って話題に
子供のころ学校から帰ったら、祖母が火鉢でミカンを皮ごと焼いてくれてました。
掌にタオルで包んだ熱々のミカンを転がしながら、ふうふうしていただいたこと思いだしました。


絵手紙~迎春の準備~

2010-12-25 | 絵手紙
箸袋(迎春準備)

毛筆用・奉書(厚手)・巻紙(巾19.7×6㎝)
ペンで描きます
ペンの時はチッチッチッと描かないで、グイグイグイと描いて下さいよ
箸袋の彩色は少ないところなんで、いつもより濃いめにパキッと塗ってください

ふと思いました、箸袋に家族の名前を入れましょう
お正月には大晦日にいつも主人が箸袋に家族の名前を書いてくれていたように・・・・・


↑テーブルマット、縦30㎝ 横40㎝
これは毎年使えるようにパウチしました。



≪年賀状≫
干支の置物、うさぎ

年賀状は濃い目に、濃い色が元気がでますよね。
振りかえってるうさぎさん、ちょっと難しそうですが描けばカンタンです。
じゃ、描いてみますね。
どこから?
耳から描きます、片方の耳が中まで見えてますね、鼻→口→小槌の紐を咥えてます
咥えてるところから顎のエラが・・・
ヒモの房、後頭部から前のアンヨと・・・

彩色は
耳の内側は紅梅を薄く薄くしたもの、
口と目は紅をパキッと
小槌は上朱(じょうしゅ)→朱色(福の字の上から)
ヒモは紫

最初はうさぎさんがハガキからウ~~ンとはみ出しても構わないので大きく大きく描いて下さいよ

(ピンクの)うさぎさんの年賀状



今日はピンクの色和紙と千代紙を用意しています
描き損じのハガキで、うさぎさんの型紙を作ります。
その型紙をピンクの和紙に置いて輪郭を取り、水筆で線をなぞり、そ~っとはがしていきます、決して鋏で切らないように・・・
ハガキにピンクのうさぎさんを糊付けします
割り箸で描くのは輪郭だけですよ。
ピンクの線の上も入れて割り箸に墨が無くなったら墨を足して割り箸を回しながら描きます、面白いですよ。
割り箸の先は削ってあります、斜めに削ってあるので、くるくると回せば細い線、太い線が描けますね、ボトッとオタマジャクシはいけません・・・

お目目は紅、シルバーのペンでお髭、
千代紙を指でちぎります、鋏できれいに切ると面白くないですね。

年賀状ですから枚数がいりますね、家族で分担はどうでしょうか?
ピンクのうさぎさんを作る人、線を描く人、千代紙を貼る人・・・等々とか。



羽子板の形の年賀状です
120円分の切手を貼ってポストイン

年賀状は元旦に届いてほしいですよね。
ポストインはお早めに・・・・・

【おまけ】
あれっ??これは?
見ると一人ひとりの、お席の机のところにハガキ20枚、彩色用筆一本
「モチーフ代が1年分で余りましたので、皆様に使っていただけるモノをと、還元させていただきました」
アリガトウです・・・

絵手紙~師走~

2010-12-22 | 絵手紙
シクラメン

縦20㎝×横43㎝
巻紙に描いていただきます。

見本にハガキに描いてみます。
ハガキのちょっと下目から・・・
それは、あんまり上の方から描くと鉢にいってしまうし、言葉を書くところも無くなってしまいますから・・・
鉢が入らないくらいガバッと描いてくださいよ。
お花が重なってうっとおしい部分は省略してもらって良いですよ。
首がキュ~ッと曲がってるとそうですね、シクラメンらしくなるでしょうか、蕾がそうですね。
蕾もしっかり入れましょう。
葉っぱはよく視ると、ギザギザしてますが、それは入れなくていいです(無視!)
ハート型のもありますね、
葉っぱの色分けは実線を描かない方がいいですね。

ハガキにやったら、お花は一個だけでいいです、蕾も必ず入れてね。
巻紙やったら、ここと、ここ、ここと、ここ、ここくらいかな
汚いお花は初めからちぎっといてくださいよ。

彩色にいきます、まずお花から
赤系→紅 紫系→紅梅 ピンク系→紅+紅梅
最初、おさえめに塗って、ホントに濃いところポンと濃く塗りましょう
葉っぱは
花白緑(はなびゃくろく)→淡緑をちょっちょっと、まだらにブチのように模様のところに入れておいて、次に青草をこれも、ちょっと白いところを残しといて、うす~くしといて、手前の葉っぱの端の濃いところをしっかり・・・

ちょっと華やかな気分になるかな・・・

「ちょっと、ベッタリ塗ってしまいましたね、ここら辺は白残しが欲しかったですね」
葉っぱと葉っぱの隙間にも塗ってしまったわんちゃんでした。


ここは何処?

大きな木々を見上げると、青空の中に四方八方に伸びた花芽・葉芽をつけた枝が・・・
しっかりとその姿・形を見せてくれてます。
足元にはカサコソカサコソ枯葉がいっぱい・・・・・


縦24㎝×横33.5㎝

集まっている枯葉を墨で線描きします。
その中の二枚ほどを彩色しました。
鮮光黄(きいろ)→鮮光黄(きいろ)+上朱(じょうしゅ)


逆立ちゴマ


ハガキ

大きく描けばいいですよ。
棒のとこから、カラダのとこ、口のとこから少し離して・・・
そうすると、息苦しさが無いですね。
一番太い線は一つ
二重になってる細い線は一重に引いて色だけです。
線を描くときは、丸いんだよ!って意識しながら描いて下さいよ
線を描くときの赤系、緑系、青系はそれぞれの色でどの色でもお好きなのを塗ってくださってかまいませんよ、本体は黄土。
先にきれいな色をパキッと入れて、黄土はその間に薄く薄くちょちょっと入れて・・・・・

絵手紙~十月~

2010-10-29 | 絵手紙
『コスモス』

ハガキを縦にして描いて、二枚を合わせて・・・

コスモスはペンで描いていただきます。
ペンで描くときはグイグイグイと描きます
花びらからいきます、芯の部分は置いといて・・・
ちょっとこうプリーツが入っているようなカンジ
花びらの先はギザギザ
芯はきっちりじゃなくっていいですよ、テンテンテンテン。
蕾はガクも詳しく
葉っぱは思いっきり、ガッガッガァー
彩色は線の上とか隙間にのせてやるだけで良いですよ~~

花びらは紅梅、からですね。
お花の首のところ、 “みどり”を ちょっと入れときましょ
芯のところ臙脂を入れといて、黄色をトントントンと・・・
蕾は若草で色づけしておいて
膨らみかかってるところは、うす~~く紅

ハイ皆さん、描いてくださいよ


『ドロップ』

巻紙を縦にして・・・

気を付けてほしいところは平行で平行で平行に
赤と白を分ける線も平行で、厚みもしっかり場所を取ってくださいよ
細かい字はダーマートで・・・
ダーマートで書くと上に彩色しても顔彩をはじきますので大丈夫です
キャンディの形が少しづつ違いますよ、色とかも。
平行の箱の形で一番難儀するのはこっちの方がふくらまないようにっと、描くのに少し時間がかかります、色もたくさんありますし・・・

ハイ!どうぞ・・・お描きください。


『ミツバアケビ』

大判ハガキを横にして・・・

今日のはミツバアケビです、頼んであったのをもらいに行ってきました、
三輪の手前の巻向の交差点を東に入った細い山道を少し走ったところです
辺りにはお素麺の製麺所が結構続いてました、

こちらに置いてますので、お好きなのを取ってください
割れてないアケビをお持ちの方は指でキュッキュッとついてみて開けてください

サツマイモのような形ですね、細~い線で種が透けて見えてるところは薄~い墨。
実は臙脂、汚いところがあっても、きれ~いな色にしてくださいよ。
濃いところは岱赭(ちゃいろ)を混ぜてください、
枝は岱赭(ちゃいろ)と墨か岱赭(ちゃいろ)に本藍
葉っぱは黄色と若葉、
葉っぱの裏表は表は濃く、裏は薄く、
ハイ巻紙にたっぷり描いてください

巻紙に・・・

絵手紙~九月~

2010-09-29 | 絵手紙
『鳥獣戯画より』


鳥獣戯画を模写していただきます
これらの動物のしぐさに合った言葉を考えましょう。

割り箸で描いてもらいます。
しゅ~っと速い線で引いてもらって、ボテボテがあんまり重ならないように

言葉を書きこむとき、字に変化を持たせてくださいよ、
太い字とか、細い字とか、大きい字とか、小さい字とか・・・





高山寺ってありますね、高山寺ってどこでしたかね?信貴山でしたかねぇ?
ほら♪京都~とがのお(栂尾)~高山寺♪ってありましたよね?
高雄(紅葉で有名)のちょっと向こうの・・・

『ロザリオ(大粒ぶどう)』


緑のブドウにしました。
房のまま大きく描くときもあるのですが、今回は小さめに描いてみましょう。
枝にくっついてる様子をですね、はかなげな様子をですね・・・
おへそみたいなのがあるんですよ、ちょんとつけましょ、
あんまりたくさんの粒を描きすぎると言葉が描けなくなりますのでね、
注意してください

色付け
枝の切り口は黄土、枝は岱赭(ちゃいろ)+墨
きれいな緑(若葉)でいきましょう、手前を濃くですよ、

『けん玉』


素材は牛乳パックからの和紙ですので、墨はあんまり滲みません。

何処から描いても良いんですけどね、
ヒモがちょろっと出てますよね、
尖がってるのは鉛筆みたいに先がすぼんでます。
玉の方ですが、穴が開いてますよ、
尖がってる棒と玉の穴の大きさ、ちゃんと見てくださいよ。
模様(細い線)の数ですけど、適当でいいですよ。

色付けは
ヒモは薄~い墨、本体は黄土
玉はしっかり赤(上朱(じょうしゅ)→朱色を・・・
穴の奥は少し黒っぽく紅+墨で塗ってください

『ヒガンバナ』


一本の茎にお花が何個かくっついて咲いてますね、
子供のときこの花びらがカミソリの刃みたいで気持ち悪かったんですよ
今は、それなりに美しい!ってカンジますが・・・
花びらはヒラヒラヒラ~と描いて、先がくるりんとまわってます。
花びらがゴチャゴチャ重なってますね、み~んな描くとシンドイので、これとこれとこれって、言う具合に・・・
あとで、シュッシュッシュッとこれはオシベかな?メシベかな?
先っちょになんか付いてますね、

色付けのポイント
自分がはっきり解って描いた花びら、ここはコレだとこだわったのは濃く塗ります、適当に描いたのは薄く
花の下がベロリンとなってますね、ガクかな?

ヒガンバナのようにごちゃごちゃとある時は
手前濃く、向こうは薄く、真ん中濃く、縁は薄く・・・
メリハリをつけたら良いですよ。

毎年、お彼岸の頃ちゃんとお顔を見せてくれてるウチの庭のヒガンバナたち
この秋は1週間遅れてましたね、昨日あたりから、紅白揃って元気よく咲き始めてます。


【おまけ】
11月に入ったらこの教室のエントランスで各教室の作品展があります。
次回、この1年間で描かれた力作を持ってきてください。
色やら、ハガキの縦横やら、作品のテーマやら吟味して選ぼうと思ってます。
お手持ちの作品をできるだけたくさんお持ちください。
締め切りは、一応次回と言うことで・・・
展示作品のレイアウトとか考える時間をくださいね。



絵手紙~八月~

2010-08-27 | 絵手紙

なす


切り口から描いていきましょう、ちょっとナナメで反りがあります。
切り口、二重になってるところもお忘れなく、
実は真っ直ぐなんで、はみでてしまいます、
大きくはみ出すぐらいに・・・

彩色です
ここんところは臙脂をうすく塗ってください
収穫して新しいうちは切り口が、緑色ですよ。
なすは、もう紫でいきましょう。
一色できれいな澄んだ色でいきましょう。濃いところは濃く、
なすの首のところ本藍と紫を混ぜます、このときは本藍をベースに紫を入れて泡が立つくらいよ~く混ぜます
白残しをたっぷりですよ。



余談ですが・・・
ナスの皮の色は「なす紺」と呼んでいます。
表皮には抗酸化作用のあるアントシアニンが多く含まれていますので焼きナスよりも皮ごと食べる料理がオススメです。
ナスの原産地は、東インド。
日本には平安時代に伝来して栽培されてきたなじみのある野菜だそうですよ。


水ようかん


縦でも横でも・・・
ハガキの中に、できるだけ長く入れたいので口から行きます。
ほんまもんの竹のを探したのですが、プラスティックなんで、みんな同じ形で面白くないですねぇ
竹の枝のようで節のところちょっと高くなっています。
羊羹ですが、真っ直ぐしないで、ちょっとプリ~~ンとした感じでクネェ~とさせるといいですね。
彩色にいきます
竹の切り口は黄土
竹は若葉をここにちょっちょっと、あとは竹の緑ですが青草、
節のとことか、まるいところは濃くしてたっぷり白残し
青草って乾くとすご~くぼんやりするので、もう一色濃くのせます
あんこは岱赭(ちゃいろ)+紫
水ようかんって乾きすぎると美味しくないので水をたっぷり・・・・・


枝豆


手勝手があるのですが、一部でいいですよ全部描かなくても・・・
縦でも横でもいいのですが、やっぱりこう真っ直ぐにならないように、ちょっと振ります
前にソラマメとかさやえんどうとか描いてもらってるのでもう豆類はおとくいだと思うのですが、
さやの中に三つ入っているなぁっていうのが解るように、ちょっとボコボコと・・・
さやの先がねキュッとね尖がってますね、枝豆らしくね、
継ぎ目のところはポコッポコッとコブのようになってますね、軸のここのところ膨らませてやってくださいよ
こういう角度から見ると筋が入ってるんですよね、
豆のプックリ感を描きたいなと思ったら、薄くプクッと入れてやってください
色はほとんど緑ですね、
若葉を薄く塗って濃くするところは濃く重ねていきます
最後に青草、茎とかお豆とかピッピッと塗っていきます、そうすると立体感がでてきます。
毛が生えてるんですよ、ちょっと入れたいですね、黄土を薄く、ちょっちょっちょっと・・・
切り口は墨+岱赭(ちゃいろ)

新生姜


小さくちぎって描いても・・・ガバッと描きたい方は・・・
単純なんです、あっ!違った!って大丈夫です
もともと、いがんでますからね、よく見ると節があります、
先っちょの臙脂の部分は薄い膜になってますよ、
彩色は
うす~い黄土、次に黄土+岱赭(ちゃいろ)
水気をきってちょっとづつ重ねていきます
先っちょはきれいな臙脂を濃い目に・・・・・

絵手紙:ミニ下駄・線香花火・グラジオラス~2010-7~

2010-07-28 | 絵手紙
『ミニ下駄』


右向きでも左向きでも、お好きなほうで
鼻緒を少し持ち上げときます。
描いてると大きな弁当箱のようになるんですが、仕上がると下駄になります。
まず、鼻緒から描きます
鼻緒は編んでいるようになってますが、ちょっと難しかったら紐のように・・・でも結構です
板のところ、端は平行になるように、でないとつじつまが合ってきません
厚みがあります、厚みの上のほうでも平行になるようにしないと、おかしいですよ。
鼻緒のところの穴も描きます。
もう片方の下駄も・・・
鼻緒があって、下駄の外側、これも平行ですよね、穴があって・・・・・
鼻緒の模様ですけど、筆を短く持って、これって組み紐になってるんですけど、その通りだと難しいので、縞模様とかでもいいですよ。
このままだと、大きな弁当箱みたい、木目をススーと入れます、すると、下駄らしくなりますね。(先生は四角い男物のミニ下駄でした)

色は単純ですよ
女物のミニ下駄の方は、薄墨でうす~く、うす~く、しゃしゃ~~っと白く残すところはたっぷり、角とかお尻のところは少し濃くしてもいいですね。
鼻緒はパキッと、濃く効かせて。



『線香花火』


ハガキの真ん中に真っ直ぐ入れない(描かない)ですよ、紙を半分に分けてしまうようになるんで、面白くないですからね。
くくってるところからやと、描きやすいかなと、思うんです
にぃ、しぃ、ろぉ7本入ってますけど。本数は気にしないで、見えてくるとこだけ・・・・・
こよりでよってるので、スジを入れてもいいですね。
束ねたところから、ヒューと描きます、細いんですよね。
上のヒラヒラが折れ曲がってるんですよ、反(かえ)りの部分が苦手・・・
真っ直ぐにならなくても良いですよ。
火薬のところは臙脂(えんじ)、朱も結構可愛い色なんで・・・
ヒラヒラは紅梅
薄い色を全体に入れとかれてね、濃くする時にね、ここ濃くしたら、ここ薄く・・・という具合に。
塗りこめないでタップリ白残し。
紫、紅梅、鮮光黄(せんこうき)→きいろと、彩色してゆきます


さだまさしさん「線香花火」
You Tubeでご覧になれます。

詩・曲 さだまさし

     ひとつふたつみっつ 流れ星が落ちる
そのたびきみは 胸の前で手を組む
よっついつつむっつ 流れ星が消える
きみの願いは さっきからひとつ
きみは線香花火に 息をこらして
虫の音に消えそうな 小さな声で
いつ帰るのと きいた


あれがカシオペア こちらは白鳥座
ぽつりぽつりと 僕が指さす
きみはひととおり うなづくくせに
みつめているのは 僕の顔ばかり
きみは線香花火の 煙にむせたと
ことりと咳して 涙をぬぐって
送り火のあとは 静かねって

きみの浴衣の帯に ホタルが一匹とまる
露草模様を 信じたんだね
きみへの目かくしみたいに 両手でそっとつつむ
くすり指から するりと逃げる
きみの線香花火を 持つ手が震える

揺らしちゃ駄目だよ いってるそばから
火玉がぽとりと落ちて ジュッ


『グラジオラス』


夏の花です、ウチのはもう終わったんですが、咲いているのを花屋さんに探してもらいました。
「咲いているのは嫌がられるんですよ」っておっしゃってました。

今日はねグラジオラスをたっぷり描いてもらいます。

まず、巻紙にド~ンと描いてもらい、次に短冊に割り箸で描いてください
上をどこまで入れるか考えて、正面向いてる花から描いていきます。
蕾もちょっと入れてやるといいですよ、色は蕾のほうがちょっと濃いですね。

オシベは臙脂でパキッと・・・
花弁はお好きな色で、このままだったら、黄色をうんと薄くして上朱(じょうしゅ)を混ぜてグラデイションをつけます。
上に行くお花ほど、上朱(じょうしゅ)を濃くしていきます

ピンクとか黄色とか一色のときは真ん中うす~く、うす~く縁を濃くしてください、でないとしつこくなりますから。

短冊に割り箸で描くときは下敷きを外してください



絵手紙~メロン~

2010-07-16 | 絵手紙
今夏はメロンの当たり年・・・・・

お中元にメロンをいただいて、メロン三昧です、
普段、自腹を切ってメロン買ったことないです、
メロンはいただきもので・・・・・という我が家です。

メロンが届きましたら、パパッと紐を切り箱をあけまして
まず、御仏前にお供えします。
そして高杯(たかつき)に載せたまま暫く(常温で)置いときます。
頃合いを見て、底を押し少し柔らかくなれば食べ頃です。
(ついている蔓がシンナリしてきますよね)
これを冷たく冷やしていただきますと、格別に美味!!


鮮光黄(せんこうき)→きいろ+上朱(じょうしゅ)→朱色
皮と身の境目→若葉+青草
水は多めに(見た目にもジューシーに・・・)


最初の一口を食べて、甘くてジューシー・・・ならば、キモチ最高!!

半分に切ったのを食しました、メロンスプーンですくいながら・・・
ジューシーでメロンの底に生メロンジュースがドップリ・・・ストローで・・・です、
あぁ~~美味しぃ~~


若葉に鮮光黄(せんこうき)→きいろを+します、
種は黄土、


メロンの絵手紙
「アリガトウ、とても美味しかったです」
思いを込めてポストイン・・・・・

絵手紙~六月~

2010-07-01 | 絵手紙
≪時計≫

大判はがき 横21cm 縦11.5cm 

文字盤を大きく、全体は、はみ出すように描きましょう

おじいちゃんにもらった懐中時計がありました。
今、次男が大切に使っています、

≪ラムネ≫


はがき 横10cm 縦14.7cm

口のビニールをはがして、飲み口から描き始めます。
ビンのくぼみや模様は細い線、または淡くして描くと良いですよ
青いビンなので、白群を淡く塗ります、飲み口は浅葱(青系)
ビー玉を落とすピンクの蓋もビンのそばに描くと良いですね。
ビー玉を落とすとシュワ~~ッとビンの口からこぼれたよね・・・
ビンのくぼみに上手くひっかからないと飲めないんですよね、

子供のころ父が「ビンをまっすぐ水平にして飲んだらええよ」って・・・・・

今回は都合折悪しく、教室にお邪魔できなかったので、教室の受付までモチーフなどいただきによしてもらったら、先生がモチーフにお手紙を添えられて用意してくださってました。



絵手紙 パイナップル

2010-06-29 | 絵手紙
パイナップル

墨龍紙 横24.5cm 縦49.5cm

墨龍紙(又は巻紙でもよい)に大きく描く
おしりの切り口を少し見えるように置き、下から上へと描いていきます。
実の模様も葉っぱも見えたモノすべてを描かず途中省略して少し短い目に描きます。
お尻の切り口は黄土のうすい目
身は黄、緑系(若葉や青草) 黄+上朱 岱赭(ちゃいろ)など。
白残しを大切に見えた色をおいていく。
葉っぱは青草、うんと濃くしたければ、そのところを青草+本藍を入れると良いですよ。
パイナップルはハガキにも描けますが入れるのが難しいので巻紙でも挑戦してみてください。

甘~~い香りが部屋中に広がったら・・・
いただきまぁ~~す

絵手紙~五月~

2010-05-31 | 絵手紙

和風シェードを作る




土台に絵を添えます。
ツタを持ってきました。
葉っぱの形はけっこう可愛いですよね、でも、あんまり大きいと可愛くないですね
葉脈がこういう具合で、でもあんまりゴチャゴチャ入れない方がいいですね、
ちょっと横向きになってるのも葉脈薄く入れてやって、軸がついています、軸は描いてやりたいですね、少し色の違う葉っぱも入れてやるといいですよ、
重なってるときは前を濃い色に奥をウンと薄くすると、立体感が出て、うっとおしく感じないです。
葉脈は少し薄い色を先に塗ってやって、塗りこめないで白残し、暑い季節に濃い色をベッタリ塗ると暑苦しいですよ、上から上から濃くしてやるとスッキリします。

①風船をふくらます
②ポケットティッシュを一枚づつはがしておく(2袋)
③障子貼り糊とボンドを混ぜる(いちごパックに)
④風船に糊をつけながらポケットティッシュを1枚づつ貼り続ける
⑤ティッシュを一袋貼ったところで色紙を細かく切って適当に置いたり毛糸を適当に入れて、その上からポケットティッシュを一袋分貼り続ける
⑥2~3日そのままに置いといて、糊が乾いたら風船を取り出す(風船の空気が自然に抜けている)



玄関に置いたり、ベッドサイドに置いたり・・・・・
なかなかムードたっぷりですよ。

絵手紙仲間のMさんが「こんなん写せました」って見せてくれはったんで
さっそくメールで送ってもらったのがこの写真です。
(携帯で撮らはったそうです)






【黒豆大福】



墨で描きます
描いてみるとじゃがいもみたいになってしまいました。
お豆のところ(デコボコ)は絵付け筆(墨専用)でジュジュ~~っと置いただけです
ぐる~~っと一気に描いてしまわないで、ちょっとづつ×2デコボコ感を出して・・・・・


【落花生】




絵手紙ははがきからはみ出るほどにフツー描きますが、
大きく描いたら何???ってカンジになるので、二つほど描いて豆も一つか二つころがすと良いですよ。
タテにしてもヨコにしても良いですよ私はタテにしますね。
ちょっとおもしろい形のがあるといいですよね
タテに線があって、横にも小さくメロンの網目のようになってます。
ダーマートで描くときはグッグッと進んで止まる、直線じゃなくってカクカクと・・・・・
お尻のところに線が集まってます。




中のお豆もあなどれないですよ、形がちゃんとあるんです、とんがってますね。
ここに入ってるのですから、豆はあんまり大きくしないですよ。


彩色は全体に淡く乾いているモン(落花生)なんで、水気は少なく筆はしぼって、カサカサした感じに・・・・・
黄土に岱赭(ちゃいろ)、お尻のところはちょっと濃く
豆は岱赭(ちゃいろ)+臙脂(エンジ)

落花生は土の中に生るんですよね、お花は黄色。


ダーマートとは、コレです。