目的地はアウトドアライフ

目的地はアウトドアライフ

北横岳(2,480m)で山ランチ

2012-04-30 17:06:28 | トレッキング

北八ヶ岳ロープウェイ頂上 登山を始めてほぼ一年になりますが、次のステップで山ランチを始める事にしました。

坪庭 一年目の節目なので、初めの頃に登った北八ヶ岳の北横岳にもう一度登る事にしました。
北横岳はロープウェイを使えば、一気に山頂に近づきます。

坪庭の散策路には雪はありませんでしたが、今年は寒かったので北横岳に向かう登山道は雪道でした。
雪は凍っていないので、歩行には特に問題ありませんでした。

山ランチ 今回の目的の山ランチです。

ストーブは、定番のプリムスP153です。購入先
大抵のアウトドアショップでガスカートリッジを扱っているので、燃料の入手が楽です。

クッカーはスノーピークのソロセット極チタンです。購入先
アルミだと調理後に熱くて直接口を付ける事が出来ませんが、チタンなら少し待てば大丈夫です。

反面、チタン製は焦げやすいようなので、ご飯類は火力をミスすると確実にこげつき、後が大変らしいです。

クッカーとして使う分には普通にアルミ製でフッ素樹脂加工されたものの方がが良かった様に思えます。
チタンは無駄に値段も高く、ちょっと失敗した気もします。

 

初めてだったので、今回は調理が簡単な乾麺です。

以前、焼き肉を美味しそう食べていたのをみて、いずれはと思っていたのですが、ようやく山ランチデビューです。
ただ焼き肉はザックが臭くなりそうだし、肉が傷みやすいので、ちょっと無理かなという気はします。

ラーメンを煮込むこと数分。
初めの一口はどんなに美味しいのかと楽しみでしたが、、、。思ったよりイマイチです。

ラーメンの選択をミスったかもしれません。
甘味のとんこつよりも醤油ラーメンの方が良かったです。

インスタント麺 インスタント麺には、カップヌードルの詰め替え用のリフィルならお湯さえあれば超簡単に出来ます。
チキンラーメンにもリフィル製品がありますが、通常の袋麺でも麺を半分に割ればコッフェルに入れる事が出来るので割安で良いです。

本格的な山料理は、まだまだ先ですが、乾麺やレトルト食品等は作れる様になったので、これからの山登りの楽しみがひとつ増えました。


ブラックダイヤモンド コンタクトストラップとクランポンバッグ

2012-04-11 21:36:06 | トレッキング

コンタクトストラップ 前回の山行で当たり前ですが氷の上はどんなに頑張っても軽アイゼンでは無理という事がはっきりしたので、お得に入手出来るショップイベントもちょうど重なり10本爪のアイゼンを買うことにしました。

BlackDiamond CONTACT STRAP CRAMPON ブラックダイヤモンドのコンタクトストラップ(BD33060)です。購入先

ステンレスなので錆びにくく、メンテナンスは楽だと思います。

ステンレスは磁石に付かない思っていたのですが、このアイゼンは磁石がくっつきます。
不思議に思ったので調べてみると、ステンレスと言っても何種類かあるようで、大ざっばにSUS400系(鉄とクロム)とSUS300系(鉄とクロムとニッケル)という種類があって、400系の方は磁石がくっつき安価で耐食性に劣るようです。

 

見た目でセラックの格好良さとで迷いましたが、冬の本格的な雪山登山では無いので12本爪はちょっっと大げさかなというのと、軽さを重視してコンタクトにしました。

試しにシューズに取り付けてみましたが、ストラップの通し方が分からず手間取ります。
しかもやたらとストラップが余ります。
一応しっかりとは靴についていますが、これで合っているのかやや不安で余りをまだ切る事が出来ません。

マムートのテトン GTXはソールが柔らかいのでアイゼンの装着は不向なので、アイゼンが外れないような冬用の靴も必要となりそうです。

クランポンバッグ ケースは別売りなので、同じくBlackDiamondのクランポンバッグ(BD36010)も購入。
クランポンバッグの方は品数が少ない様です。

メッシュになっているので、アイゼンを入れる以外の物を入れるのにも使えそうです。

アイゼンをうまく重ねないと収納が厳しい大きさです。
登山中だと、ちょっとめんどくさいかも。

収納は爪側の方を重ねるので底とメッシュ側が破ける事はなさそうですが、前爪の方は爪が直接当たるので、長年使っていくうちに穴が空いてしまいそうです。

生地は丈夫なので逆さに持ち歩かなければ大丈夫なんだとは思いますが、前爪用のカバーみたいな物があったら良いのにと思います。
チューブ状の物で十分カバーになりそうなので、自作しても良さそうです。

 

しかし10本爪アイゼンはやっぱり重いです。ケース込みで実測で954グラムです。
先日、購入した4本爪のチタン軽アイゼンとは大違いです。
これを持ち歩くとなると、歩行距離が縮まりそうです。

登山なんて歩くだけだから装備をある程度そろえれば、その後はお金がかからないはずなのですが次から次へと必要な物が増え、それに伴い重量も増えていきます。
何となく当初思っていた自然を楽しむ山登りとは方向性が違ってきているような気もします。


不動滝(瑞牆山)

2012-04-08 08:31:40 | トレッキング

瑞牆山の周回ルートに挑戦してみました。今回は時計回りで回ってみます。

瑞牆山みずがき山自然公園(現在は冬季閉鎖中)まで舗装路になっていて、歩いていくと瑞牆山の山がみえてきます。

クライミング装備が必要かと思うような岩だらけの山で、山からニョキニョキと岩が生えてます。
こんなとこ登るの!?という様な全容です。登る前からちょっと心が折れます。

凍結 しばらく歩いていくと舗装路から整備された登山道に変わり、不動沢まで行くと道は完全に凍結していました。

スケートリンクの様に凍っています。

つららしたたり落ちる水はつららになっています。

最近の登山では必ずといっていいほど雪上を歩く事になりますが、ここまでの氷は初めてです。

軽アイゼンしか持っていないので、登るのは不可能な状態。
瑞牆山登頂はそうそうにあきらめ目的地を不動ノ滝mapまでとしました。

不動滝慎重に歩を進めながら、不動ノ滝に到着。

瑞牆山山荘近くの無料駐車場から1時間50分の行程でしたが、緊張したのでかなり疲れました。

滝も凍ってます。

ちょっと登ってみたい衝動にかられます。
高いところは苦手なので、ロッククライミングはやる気にはなれませんが、こういう氷壁なら登ってみたいです。

登山道の凍結

不動ノ滝で遅い昼食を済ませ、来た道を引き返しましたが氷結路は登りよりも下りは更に大変です。

軽アイゼンではかかとに爪が無いので、まったく氷をとらえる事ができません。
軽アイゼンはフラットフィッティングが基本ですが、斜度があるとそれも不可能です。

転倒すると、かなりやばい状態になりそう。
ちょっとした段差でも、立ち止まって下りるルートを慎重に決めますが、途中身動きがとれなくなることしばしばでした。

 

駐車場には結構車は止まっていたのですが、今日は他の登山者とは1人しか会わなかったです。
みなさん富士見小屋方面から登った様で、こちらのルートにすれば良かったかも。

今回の山行は結果的に無謀でとても怖かったので、帰りに甲府の石井スポーツでアイゼンを物色。
次のシーズンにしようかと思っていたのですが、やっぱアイゼン買おうかな。


PRO TREK (PRW-5100YT-1BJF)

2012-04-06 21:39:51 | トレッキング

PRO TREK (PRW-5100YT-1BJF) 普段使っているタグホイヤーの電池交換が1ヶ月かかるとの事で、ちょうど登山用の腕時計も欲しかったのでプロトレックを買いました。

普通の腕時計と違うところは、高度、方位、温度(体温計という話も、、、)を測定する機能が付いています。

実際、登山中の高度や方位はGPS(Oregon450)で分かるので必要は無いのですが、あると何かと楽しいかもという程度であまり考えずに買ってしまいました。

やっぱり時計はアナログ表示が良いので、値段は高かったですがPRW-5100YT-1BJFを購入しました。

新発売のマナスル(PRX-7000T)の針表示は動きが面白いので迷ったのですが、慣れないと高度を読み取るのも面倒な印象でした。
またザインがちょっと気に入らなかったし、何よりも10万近い値段は高すぎです。

 

ウェアの上からはめる事もあるので、サイズ調整がその場で出来る樹脂バンドの方が良かったのですが、サファイヤガラスとの組み合わせは無いようです。

そういった事もありバンド調整は自分でやろうと思ったのですが、いざやってみるとピンが全然抜けず駒が外せません。
ネットで調べてみると相当堅いのでハンマーで抜くような情報も...

今のカシオの腕時計はそういうものなんでしょうか。
昔使っていた安物の時計はシャーペンの先でピンが取り外せたのに...

ある意味衝動買いでの失敗となってしまいました。

面倒ですが無理はぜず、近いうちにショップに持って行って調整してもらいます。
カシオのサービスセンターでも調整してもらえる様ですが、そうそう近くにはなさそうなので通販で買わなくて良かったです。

今週末の山行に使おうかと思っていたのに、ちょっと残念です。

 

(2008年12月7日追記)

プロトレックのバンドの駒バンドの調整をしてきました。

取った駒を見ると、ピンはただの棒です。

銀色の小さなパイプ状のものがバンド本体に入っていて、それで留まっているようです。
シンプルだけど耐久性はこれで大丈夫?とういう不安があります。

カシオのチタンベルトのピンは使用中に抜けるトラブルもあるようで、自分で駒つめして緩くなってしまう危険性もありそうです。

ちなみに自分で出来ないか聞いてみたところ、ピンの抜き差しは万力で押し込んでいるらしく、力をかけないと動かないようです。
当然、ハンマーで叩くのはNGだそうです。

留め具のところには3つ穴が空いていて、ここの部分はピンがバネ式になっているので、半駒程の調整は自分で出来ます。