目的地はアウトドアライフ

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チタン軽アイゼン

2012-04-03 18:41:20 | トレッキング

最近の山行では軽アイゼンが大活躍していますが、重いので4本爪(5本爪)のアイゼンを試してみることにしました。

EVERNEW (EBY014) 今はエバニューの6本爪の軽アイゼン(EBY014)を使用しています。購入先

EVERNEW (EBY014) このアイゼンのラチェットバックルは着脱が非常に簡単です。

残雪時は雪がまばらで頻繁に付けたり外したりしなくてはならないので、この着脱方法は非常に重宝しています。

今のところ外れたり、ずれたりする事もありません。

ただ重さが520グラム(収納袋込みで564g)で6本爪の軽アイゼンとしては標準的ですが、使うか分からない時の保険として持ち歩くのには、やや重いです。

春先にもなると雪も減り持っているだけで使わないケースも増えてくるので、もっと軽いアイゼンを購入する事にしました。

EXPERT OF JAPAN (ST28)ネットで探していると、エキスパートオブジャパンのチタン5P 軽アイゼン(ST28)の割引率につられ、これを試して見ることにしました。 購入先

EXPERT OF JAPAN (ST28) エキスパートオブジャパンの5本爪にはクロモリ綱とチタンの2種類あり、強度があるのは断然クロモリ鋼です。
クロモリ綱も新型になり実質上値上げされ、チタン製のアイゼンに関しては生産を中止するようなので買うなら今しか無いです。

チタン製は岩場で曲がることがあるとのショップの注意書きもありましたが、たった30グラムの違いですがチタンの軽さを重視しました。
重さは150グラム(収納袋込みで169g)です。
また、チタンはさびにくいというメンテナンス面でもメリットがあります。

4本爪アイゼンは土踏まずに付けるので歩きにくく、爪がかからず使い物にならないというレビューも多いですが、軽量なのでザックの中に忍ばせておけるので安心感だけはあります。

試しに靴に取り付けてみましたが、イマイチ不安定でしっくりときません。
シューズはMammutのTeton GTXです。
土踏まずが平らでは無く、丸みがあるので4本爪アイゼンとの相性はイマイチかもしれません。
保険とはいえ、いざ使うときはちょっと不安です。

元々、4~6本爪のアイゼンは、低山の雪山や夏山の雪渓用で本格雪山登山には不向きで、実際使ってみると前爪が無いので急峻な坂では踏みだしで爪が浮くので滑るし、岩場混じりの場所では強度や機能不足です。
しかも春先の方がアイスバーン状態になりやすいので、使うか使わないかわからない様な時の方が4本爪では危険で、初めの話とは矛盾してきます。

あらかじめ雪があるのが分かっている時は6本爪を使う予定だし、本格的な雪山登山をするなら、もっと機能性の高いアイゼンが必要になると思います。
道具以前に歩行技術を上げなくては、今の自分のスキルでは雪山は無理ですが、、、

4本爪は使う機会が無い方がベストなので使用感が分かるのはまだまだ先になると思いまが、壊れたり曲がってしまうような事があれば、またその時に投稿します。