文化洞トンネル横の駐車スペースに車を止めましたが、重機や砂利の山があり、あまり台数を止められない様です。
山行は平日でしたが、砂利を運ぶトラックが頻繁に往来し、本当にここに止めてもいいのかな、という場所です。
登山ブームというわりには、駐車場の開場時間が遅いとか、駐車可能な台数が少なかったり、そもそも駐車場が無かったりと、いつも車の止め場所には悩まされます。
登山道入り口は駐車場の直ぐわきにあり、今回のルートは毛無山登山道 → 毛無山 → 十二ヶ岳 → 十二ヶ岳登山道 → 西湖の周回ルートです。
初めは樹林帯で展望は良くありませんが、毛無山山頂に近づくにつれ、展望も開け、富士山を一望出来ます。
毛無山には三角点がありますが、標識は寂しい感じでした。
アップダウンを繰り返し11個の峰を超えていきます。
標識があり、何個目の峰なのか分かるようになっています。
さっきよりもこっちの方がピークっぽく無い?とか考えたりして、何となく楽しいです。
一番、展望が良いのは四ヶ岳で、数グループがここで休憩してました。
十一岳を超えたところで一気に形相が変わります。
1~12まで続いているというより、十二ヶ岳だけは別の山です。
ここまでの尾根にもロープやクサリ場は出現しますが、十二ヶ岳の最後には、ここを下りるの?という様な急な岩場が出現します。
この先はもっと大変なルートになるので、初心者は要注意です。
岩場を下りると、今度は吊り橋です。
高度恐怖症なので、渡るのにちょっと躊躇します。
足下が動くので、吊り橋は特に苦手です。
普段でも歩道橋がちょっと揺れるだけでも、めまいがしている様で恐怖を感じます。
渡っている人を見て、良く平気で渡れるなと関心します。
関心してもいる場合でも無く、先へ進む事に。
渡ってみれば揺れも殆ど無く、高度感も無かったので、以外とあっさりと渡れました。
高所恐怖症の人が、怖くないと恐怖を抑制しようとすると、かえって逆効果で、恐怖心は長時間続かず10分もすれば薄れてくるそうです。
また、あきらめてしまうと、更に高所恐怖症を高めてしまうらしいです。
高所恐怖症の克服方法は色々と書かれていますが、結局のところ慣れるしかなさそうです。
慎重に登って行けば、普通の人でもぼのれますが、高さが120mくらい岩場が続いているので、登るのがかなり大変でした。
落石にも要注意です。不安定な石も多く登山者が多きときは、ちょっと怖そうです。
こちらも高度感は無く、何とか登り切ることが出来ました。
岩壁では無いのですが、ちょっとしたクライミング気分を味わえます。
ここを登り切ると十二ヶ岳ですが、山頂には何も無いと思い、西湖への下山道へ入ってしまい、実のところ十二ヶ岳の山頂には行けませんでした。
後で調べて見ると、祠が祀られており、そこが山頂の様です。
山頂にたどり着かなかったのは残念ですが、久しぶりに楽しい登山になったので、近いうちにまた足を運びそうです。