また、サカタのタネの食虫植物即売会へ行ってきました。
サカタのタネの時は期間が長いので必ず2回は行ってます。
更には、暫く近辺では即売会が行われないようなので、売れ残りの良さそうなものを物色してきました。
サラセニア ナカノゴウ(中之郷) (S.x'Nakanogo')
ミノールが巨大化した様な捕虫葉です。
ミノールとルブラの交配かと思ってましたが、検索してみるとほとんどヒットせず、唯一の情報で「交配:x Shiranui((purpurea Xleucophylla)X(purpurea X minor)) X minor」 となんだか複雑な組み合わせになってました。
確かに捕虫葉の縁の部分はレウコフィラの様な特徴です。
プルプレアはどこに入っているのだろう?という感じです。ふたの部分がちょっと大きいところ?
また、ナカノゴウは一正園から作出されたものだそうです。
情報が少なく真相がよくわかりませんが、一正園はおもしろいサラセニアを作りますね。
栽培が容易なロゼットタイプのピグミードロセラです。
ロゼッタタイプですが、地面にべったりという感じではなさそうで、捕虫葉が重なってやや立ち上がってます。
ピグミードロセラ類もたいぶ集まってきました。
でも、まだ全種類の半分以下なのに見つけられず、入手が徐々に難しくなってきてます。
ドロセラ カペンシス 'オール レッド'? (D.capensis 'All red')
一切ラベルが無く、食虫植物***円としか書いてませんでした。
見た感じではカペンシスで、葉全体が赤いのでall redだと思います。
カペンシスなら丈夫なので気を遣わなくても良さそうだし、よく増えるので今育てているカペンシス畑に加える予定です。
畑といってもまだまだなので、そのうち立派になったら紹介出来ると良いのですが…
カペンシスと言っても、よくホームセンターでも出回っているalbaや、そのほかにもall red, broad leaf, narrow leaf, narrow hairy leaf, Giantと色んなタイプがあるようですので、駄物扱いせず探して集めてみるのも面白いかもしれんません。
2007年6月9日(土)~6月17日(日) 、恒例のJCPS食虫植物即売会が横浜サカタのタネで行われています。
食虫植物も徐々に欲しいものが無くなってきたので(というより欲しいのは高くて買えないというのが本音)、今回こそは衝動買いしないようにと出かけましたが、結局ネペンを2つ購入してしまいました。
rajahとは国王という意味なので、ネペンテスの王様という事になります。
ネペンテス自体が食虫植物の中の王様ともいわれていますので、ラジャは食虫植物の王様という事になるのでしょうか。
この株は子株の為、ピッチャーは小さくラジャっぽくはありませんが、自生地では王様の名前に負けない位の巨大なピッチャーをつけるそうです。
最高温度は25度以下で朝夕を低温に保つと大きなピッチャーをつけるという事です。
昼夜で温度差をつけて栽培するのは高地性ネペンの育て方の秘訣ですが、ラジャが巨大なピッチャーをつけている株はみたことがありません。
なかなか気むずかしそうなネペンですが、せめてラジャとわかるようなピッチャーがつくようなレベルまで育って欲しいです。
今まで手を出さなかった初のhighlandタイプなので、心配は尽きません。
ネペンテス ビカルカラタ × アンプラリア
(N.bicalcarata x ampullaria)
名前の通りピカルカラタとアンプラリアのコロコロピッチャー同士の交配種です。
もともと、アンプラリアのコロコロが好きなので買ってみました。
アンプラリアの交配種では、ラフレシアとの交配種のフーケリアナが有名ですが、ビラルカラタの交配種はどんなピッチャーがつくのかよく分かりません。
ピカルカラタといえば蓋の部分に牙がつくのですが、交配種ではその特徴は出ないそうなので、ちょっと残念です。
食虫植物即売会の一品に先日格安で購入したセファロタスもおいてました。
同じ鉢だったので先日購入したものと同じものだと思いますが、即売会では購入した時の2倍以上の値がついてました。
セファロタスなら即売会でついていた値段の方が妥当の様な気がします…
近所の花やさんが間違ったラベルをつけてしまったのかな???
セファロタスも安くなったもんだなと思っていたのですが、なんだか謎になってきました。