ほとんど記憶に無いくらい昔に富士宮ルートで登った事があったので、富士登山は2度目です。
吉田、富士宮ルートに比べ須走ルートは比較的空いているのですが、平日にもかかわらず6:30で駐車場は満車で、路駐するにも1.2キロ先まで車は一杯でした。
結局、車道を歩き登山道入り口から登り初めたのは7:30頃になってしまいました。
4ルート(吉田、須走、御殿場、富士宮)の中で樹林帯のある登山ルートは須走だけです。
また、下山は砂走りとなっているので、単調な他のコースよりも飽きないで登山を楽しめます。
その分標高差は大きくなりますが、体力的には吉田、富士宮と大差はないとの事だそうです。
樹林帯を抜けると日差しを遮るものが一気に無くなり、紫外線がもろにあたります。
登り始めは半袖だったので、ここからは長袖に着替えます。
紫外線は、高度が1,000mあがると10%強くなると言われているので、UVカットのシャツでも後で日焼け肌がジリジリします。
樹林帯とはいえ、初めは半袖を着ていたせいかもしれません。
顔や首は帽子で防げると思いましたが、結構焼けました。
富士登山での日焼け対策は万全にしておいた方が良さそうです。
そのため分岐のポイントも何ヵ所かあり、途中外国人が迷ってました。
どうも吉田口へ行くはずが須走口へ下りてきてしまった様です。
自分もルート間違いは何回かしていますが、気づいてからまた登るのはかなりモチベーションも下がり疲れも倍増する気がします。
道迷いしたら下らずに登れといわれますが、なかなか難しいです。
眺めがとても良いです。
一面の雲で下界は雨の様です。
この時点で2時半を過ぎ日帰りするには時間めいっぱいだったので、最高峰の剣ヶ峰には行かず、ここで下山です。
八合目を過ぎた時点で急にトイレに行きたくなったのですが、八号五勺の山小屋はトイレがメンテナンス中で使用出来なかったため、一度下りて用を足す羽目に。
また、八合目を越えた時点で高度障害(高山病)らしき兆候が現れはじめ、休憩が長かったのでかなり時間をロスしました。
さらには、一時的に霧雨となり天気も悪化しそうで一気に寒くなり、八号目からはペースが乱れてしまいました。
富士登山は初心者向きとはいえ、3,000mを越える山は結構厳しい事を思い知りました。
登る前に車がなかなか止められなかったので御殿場ルートに変更する事も考えましたが、山小屋が少なく距離が長いので、須走で一杯一杯だたので御殿場ルートは無理だったのかもしれません。
下山は砂走りで一気に下りますが砂が硬い部分もあり、足をくじきそうで登りよりもきつかったです。