既に9月の2週目なので、6合目からの先の登山道は通行止めの看板が立っています。
この先、何かあっても自己責任という事になります。
山小屋は閉まっているので、トイレは無く、水の補給も出来ません。
何よりも気温は2度にまで下がるので、夜の寒さは厳しいです。
自力で降りられなくなると大変な事になります。(今日の富士山の気温)
前日に初冠雪のニュースもあり、途中断念する事も覚悟して、登っていきます。
登るにつれ天気が悪くなり、次第に雨も強くなってきました。
天気予報も山沿いは雨の予報だったので、雨の登山は覚悟はしてましたが、富士山は遮る物が無いのでちょっとした横風の雨でつらくなります。
山頂から降りてくる人も、口をそろえて何も見えなかった、との言葉が返ってきます。
ラッキーな事に、頂上に着く頃は晴天となり、壮大な景色を堪能する事が出来ました。
ただ晴れ間は続かず、しばらくすると雲が登って来て、また一面霧になってしまったので、ちょうど良いタイミングで山頂へ到着出来たので、とても運がよかったです。
実のところ山頂とは書いてますが、登山口の頂上です。
最高峰の剣が峰まで、とも思ったのですが、天気がイマイチだと面白くないので今回もパスしました。
4度目の富士登山ですが、お鉢巡り、ご来光はまだ未体験なので、まだまだ富士登山の楽しみは残っていますので、またチャレンジするつもりです。
ガイドブックには富士宮ルートは須走、吉田よりもスタートの標高は高く、傾斜がきついとの解説があります。
確かに傾斜は若干きついですが、距離が短く時間的に余裕があり、一番楽なルートだった様に思えます。
殆ど休憩する事なく登り続けるので、距離が長い須走や吉田だと途中でバテてペースが一気に落ちてしまうのかもしれません。